続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

枯木の落下に注意してください(下江田矢抜神社)

2023-05-19 16:26:29 | 新田紀行

朝はまだ雨が降っていません。

でも、ひめちゃんとタバサねーちゃんは余り遠出をせずに、無量寺界隈を歩いてきました。

まだ、集団登校の子供達はやってこないよね

無量寺は、現在堂宇はなく、空き地と墓地のみ存在します。

でも、百年前の地図だと、この界隈には「地主無量寺」の記述がいっぱいです

由緒等も伝わっていないようですけど、お花がきれいでよかったね

 

 

 

5月13日、新田郡粕川村の成就院墓地からの帰り、字本郷を北上します。

実家のご先祖初代の奥さんのお兄さんの名前を発見

左下に、「富宇賀長左衛門」とあります

初代の奥さんの家族は、ここら辺に住んでいたんですね

 

石田川を渡ります。

下流の流れです。

次の橋あたりが、若宮ふれあい公園かな?

 

上流の流れです。

サイクリングロードが走ってる

 

橋を渡ると、旧新田町のようです。

史跡の案内があります。

行ってみましょう

 

真っ赤なクラシックな大きな鳥居があります

何か貼り紙があります

「枯木の落下に注意してください」ですって

 

鳥居の額は、矢抜大明神です。

桜の大木の幹にも、「枯木の落下に注意してください」です

誰か怪我でもしたかな?

 

拝殿は、さほど古くはなさそうです

かつては、子供達が遊んでいたかな?

物置に由緒があります。

祭神は、経津主命(ふっつぬしのみこと)です。

『日本書紀』にのみ登場する、軍神だそうです。

境内社も色々あるようです。

 

参道を振り返ります。

桜の古木が、枯れ枝を落としているのかな?

この先には、石田川が流れ、国道17号線(上武道路)に出られます。

 

拝殿で2礼2拍1礼です

 

拝殿・本殿裏には、先ほど名前のあった神々の石宮です。

お手長様は、手が長くて、手を伸ばし火を防いでくれるそうです

どんな、お姿してるんだろう

 

史跡のポールがあります。

説明板もあります。

椿の原種の大木があったのですね

ここは、前方後円墳だったんですか

新田氏の一族・江田氏の所領だったけれど、江田氏が去った後、江田郷も分割され、矢抜神社も分祀されたんですか

そういえば、中江田(なかえだ)にも、矢抜神社がありました

なんとなく古墳の雰囲気です。

皆さんに、合掌

 

 

石田川を渡って帰ります。

右上の方に、とんがり屋根の旧尾島町役場が見えます。

石田川は、この先でゆるく左に進路を変え、新田郡の粕川村を流れて東流し、やがて刀水橋で利根川に合流するのです。

 

石田川を渡り、国道17号線(上武道路)に出ます。

今回のふるさと探訪、目に見えない不思議な力に導かれ、思いも掛けない発見がありました

神仏に感謝

 

(つづく)

 

 

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