母の四十九日

早朝、サンゴがやってきた。

昨日からの新車をサンゴに運転してもらう。

新しいので他の人が運転するのは少し心配がある。慣れているようだけど。サンゴはなんかブツブツ言っていた。

最近の車はすごいなあ。

エコのためかエンジンが時々、切れるような…不整脈が出たようで気持ちが悪い。

エンストしたような…

私は解除しないで乗っていたけど、

解除ができるようなのだ。探してブツブツ言っていた。

 

行田のお寺さんへ。

法要は11時から。少し早めに家族は行ってお墓の掃除をする。

 

早朝、雨が降っていたが、今は止んでいる。

道にぬかるみが出来ている。

転ばないよう歩く。

 

今日で喪があけた、ということで写真の黒いリボンを外してもらう。

 

 

位牌は父と母の連名のものにしてもらう。

母が行って父は喜んでいるだろうか？

 

その後、フランス料理のコースをいただく。

従兄弟の子が夫婦でやってる店だ。

「アコモデ」という。

 

トリフとか入っているらしい微妙な味わいの前菜。

ポタージュスープ


サラダ。ソースが美味しい

宮崎牛の焼いたもの


葡萄のゼリーとアイス

 

コーヒーとパン付き。

話も弾んで、お開きとなる。

外は雨が降っていた。

サンゴはすぐに帰って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

告別式

告別式。母93歳。

午前8時にsホールに集合。

サンゴも昨日から来ている。

昨日はお通夜だったけど、私は欠席した。

続けて動くのは厳しいように思えた。

今日も、体力的に厳しかったら途中で帰宅しようと思う。

 

妹は私を喪主にした。

大きな白いリボンを腰につける。

家族葬なので少人数で見送った。

高齢化で従兄弟姉妹たちも歳をとった。

 

花に包まれた母は綺麗な顔をしている。

 

サンゴの奥さんや孫二人も来た。

式が終わるとすぐに帰ってしまった。

 

母の骨は90代にしては多い方だと言われた。

骨折した時の肩の金具が大きく骨に混ざって出てきた。

 

従兄弟姉妹たちも歳をとり、

亡くなったり介護してる。

 

とても暑い夏の空。

母は8/1生まれだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

母が

午前2時30分頃、夜中に妹が大きな声で呼んだ。

母の様子が変だという。

反応がない。

その前は大きないびきをかいていたとか。

救急車を呼び、妹は心臓マッサージをしていた。

私は手が悪いから…

93歳の母の顔はいつものやんちゃな顔だった。

少しずつ色が抜けていくように思えた。

救急車が来た。

午前3時、病院で母が他界した。

妹に電話をもらった。

葬儀会社は真夜中にも電話に出てくれる。

母が家に戻ってきた。

冷房を22度にし、ドライアイスをいれてある。

不思議と息をしてなくてもいるだけで、

母がいることに安心感がある。

母は8/1に93歳になったばかりだ。

母の熱

母が熱を出した。

昨日は少し落ち着いて、37.2とか…

今日は転んで縫った額の傷の抜糸の日。

それで病院へ。

脳外科で抜糸してから、泌尿器科に行ったら

やはり、オシッコに菌がいたとかで抗生剤をもらってきた。尿路感染。

そのせいで熱が出ていたのだ。

原因がハッキリして良かった。

母の傷が

　転んだ母は、額に大きなテープを張っている。

真ん中がガーゼになっている透明なテープ。

ガーゼの部分に血がにじんできている。

朝、妹に呼ばれ、額を見たら、

テープから血がはみだしてきている。

これは…病院に連れていった方がいいように思える。

妹も大変そうだけど、病院に連れていくことになった。

母の移動は車椅子で、大変だと思う。

私は午後からリモートの俳句の勉強会に参加した。

私もなかなか体調が戻らず、

オレンシアがまだ効いてこない。

体力が落ちそう…

 

「私の盲端」朝比奈秋　朝日新聞出版

を読んだ。

女子大生が、ある日、人工肛門をすることになるお話で、

作者が現役の消化器内科医、ということで、描写がリアルな分、幻想的というか…

私の知らない世界が広がっていく。

オスメイトのトイレの使い方もよく分からないけど、

対応したトイレも少ないそうで。

それでも読み終えると励まされたきがした。

 

 

母転ぶ

午前3時過ぎ、妹が私を呼ぶ声がする。

起きて行くと、母が転んで額の上の方を切った。

ベッドのある部屋の窓際の植物の鉢に頭をぶつけたのか

救急車を呼び、病院へ妹が連れて行く。

前回、転んで呼んだ時があまりに出血がひどかったので、不安になったけど…

今回は5センチくらい切れていて、

救急車が来る頃には出血が止まっていた。

救急隊員との話も母はしっかりしていた。

私はまた、寝てしまった。

朝、5時過ぎに、タクシーで母と妹が帰宅した。

そして二人とも２時間くらい寝たようだ。

母は、大人しくしていればいいものを、

なぜか部屋を動き回ったり、

妹の名前を呼んだり、

意外に元気なのだ。

妹は仕事を休んで、

午後、また母を病院へ連れて行った。

母は体調がいいようで、部屋を動き回る。

いつも何か探し物をしている。

なにをさがしているの？

と聞いても、何を探しているのかも、分からないようなのだ。

母は視力がなく、すぐに転ぶ。

夜になり雷。

母が熱

母が熱があるということで、

午後、かかりつけの病院に妹が電話をしたが、

今日は、「発熱外来はいっぱいなので」

と断られた。

それから、トイレに行ったら、

オシッコをする時、痛いというので、

また電話をして聞いてみた。

たぶん、膀胱炎とか尿路感染とかだと思う。

そう話したら、診てくれるということで、

妹が連れて行った。午後4時頃だったか…

連れて行ったら、すぐに隔離され、

部屋から出してもらえなかったとか。

私は行かなかったので、聞いた話だが。

私が行くと、

あやしい咳をしているので、余計、面倒をかけると思う。

12月にコロナになったことを話すと、

コロナはしばらくは陽性が出ることがあるのでと、コロナの検査はせず、インフルエンザの検査をしたそうだ。

それからオシッコの検査。

血液検査もして、その結果からやはり尿路感染だった、ということで薬をもらってきた。

帰ってきたのは、夜の7時を過ぎていた。

医師には会えず、薬だけもらってきたそうだ。

やはり、出来るだけ医師に感染しないように気をつけているのか。

本当に、病院で働いている医師や看護師さんは、うつらないようにしないと病院が機能しなくなるから。

本当にお疲れ様と言いたい。

それにしても、こんなにコロナが身近にやってくるとは…

とうとう

「今日、お母さんは(92歳)は熱がありますよ」

とヘルパーさんに言われた。37.3度。

妹は仕事の帰りにコロナの抗原検査のキットを買ってきた。

母がデイサービスで利用している施設は20人くらい感染者が出たのですが、

次回の利用はどうしますか？

と電話をもらい、しばらく休むことになっていた。

 

夕方、早速、コロナの抗原検査の説明を読んでやってみた。妹が鼻から採取して、

液につけて、テスト紙に垂らす。

時間待たずとも、くっきりと2本線が出た。

母は感染していた。

 

私も早めに対処したほうがいいと、

こわごわとやってみたが陰性だった。

今、肺に菌がいることで咳や痰が出るのだけど、コロナではない。

 

保健所に連絡をしてください。

とケアマネに言われて、

そこから県のサイトへ飛んだ。夜だったので。

 

高齢なので、リモート診療をすることになった。

本人は割と元気で食欲もある。

妹がほとんど対応していた。

 

取り合えず、食事の時間をわけたり、

母は部屋での隔離となった。

 

 

 

 

 

 

 

四人で外食、母も

午後、駅へ切符を買いに出かけたけど、

並んでいて、

かなり待った。

窓口は二つ。

左の人は右が3人終わっても粘っていた。

そうして次の人は左の人に負けないくらい、右で粘っていた。

10人くらい並んでいた。

立っていたら足が痛くなって来た。

並んでいる私の前の若い女性も、待ち時間が長いので体勢を何回も変えていた。

夕方、5時に帰宅。

母も一緒に外食に行くことになっている。

うどん屋さん。

「九兵衛」

私はここは初めて行く。

母は外食が好きだ…体力がもつかが心配だけど

妹が車椅子に乗せて4人で。

店は比較的、空いていた。

私と母は、ホウトウを注文した。

妹と姪はキノコうどんや肉うどんのつけ麺を頼んだ。

厚いカボチャの入ったホウトウだった。

比較的、暖かな日だったので、あつくなって汗が出てきた。

母は1人前も食べれなかった。

母が救急車

母が昨日は背中が痛いとずっと言っていた。

夜もずっと。

隣の廊下に布団を敷いて寝ている妹と姪。

昨日は痛い痛いと言い、妹の名前を呼ばれて、妹もあまり眠れなかったよう。

私は朝、抜け出して散歩へ。

雲があり日の出はよく見えなかったけど。

帰宅すると妹が母がかなり痛がるので、救急車を呼ぼうかどうかと言っている。酸素を測ったら85だったので、

呼んだほうがいいと思うと言った。熱はない。

救急隊員が来ても母はかなり痛がっていた。

妹が付き添って行った。

病院でも、母は

家に帰りたい、帰りたい。

とずっと言って、妹の名前を呼んでいるそうだ。

家も病院も、同じ様子になっている。

整形的には問題ないそうで、

心臓かもしれない、ということだ。

それで、検査をするので入院がいいのだけれど…本人が

帰りたい、帰りたいと

大きな声で言う…

病院としては、1週間の予定の入院だけど、様子で、2.3日になるかもしれない、

と言われた。

母退院

午後2時、母は退院してきた。

私はなんだか疲れていて、

ゴロゴロしていた。

明日、都内の整形へ通院があるので、切符を買いに行った。

妹に送ってもらうことになっていたけど、

無理そうなので。

延期したら？

と言われたけど、

一人で行けそうなので。

母は頭に大きなガーゼを留めて、

右手はギブスだ。

夕飯の時の母は、かなり普通に話していた。

看護師さんに親切にしてもらったようだ。

以前より、話がしっかりしている。

妹が言うには、

「若い人の血を輸血したからだよ」

と言っていた。

はあ？なるほど

ご飯も左手で食べているのだけれど、

時々、右手になり

痛い

と声をあげる。骨折しているので。

いつもは、美味しいと言わないカレーを美味しいと食べていた。

ただ、歩くのが大変そう。

母が転んだ

コロナの予防接種は3日ぐらい体が重く熱っぽかった。が日曜くらいから復活した。

夕方、母がデイサービスから帰ってきた。16時30分頃。

お茶を淹れて持って行った。

施設で出た、おやつを美味しいと食べていた。

いつも、その後、横になっているのでそのままにした。

その後、姪が帰ってきて、キッチンでテレビを見ていた。

私は部屋で髪を染めていた。

白髪染め。

姪が、呼びにきた。

母がころんじゃった、と。

急いで行くと。

ドア、ギリギリに倒れていて、ドアが開かない。

キッチンの裏口から出て、玄関から入り、様子を見た。

かなり出血している。

顔の周りに血がたまっている。

やたらに動かさない方がいいと思い、

タオルを探しに行ったが見つからず、

パジャマのズボンで傷を押さえた。

妹に電話もした。

母は視力がない。

「なあに、この水みたいのは？手が痛い、手が痛いアイスノン、持ってきて」

としきりに喋っていたが、

頭を抑えるとドクドクと出血している。暗いのでらしきところを押さえる。

帰宅した妹が救急車を呼んでいるとき、電話の説明の時間がとても長く感じた。

救急隊が来るまでの間、慌てて、洗面台で髪を洗った。髪を染めていたので。

妹は付き添って病院へ。

私は姪と簡単に夕食を済ませた。

炊き込みご飯のおにぎりがあったので。

それから、血を拭いた。

新聞には染み込まず、拭き取った。

濡れたタオルで拭きとる。

生臭いにおいがした。

血はトロリと山になっているところがあり、

脳みそが出たのかと思った。

でも、なんだかすごく疲れて、横になっていた。咳が出る。

最近、よく咳が出る。コロナではないのだけれど。

午後20時30分頃妹から電話があり、妹を病院へ迎えに行った。

母は、頭を10センチくらい縫ったそうだ。

血圧が66と40台ということだったが、縫ったら血圧が上がってきたそうだ。

それから輸血をした。

明日かその次くらいには帰されそうだけど、

今日は入院。

右手首は骨折していて、オペした方がいいらしいけど、

どうかな…

母は「困ったちゃん」だけど、

元気になって戻ってくるといいね、

と姪と話していた。

高齢、認知、視力なし。昼と夜の区別があまりない。

母の誕生日

今日は母の誕生日。92歳。

私は今日はリハビリに行き、

リハビリを受けて、後は簡単なストレッチや階段の上り下りなどをやった。

かき氷が出た。

友達が練乳やチューブの小豆やシロップを持ってきたので、

抹茶のかき氷にいろいろ、混ぜたらとても美味しくて、2杯食べてしまった。

夜は母の誕生会を妹が考えていた。

昨日、プレゼントも買っておいた。

ピンクの可愛いい花柄も少しあるブラウスのようなもの。

注文のピザを久しぶりに食べた。

入院する前から食べてなかった。

あとは、お赤飯やお刺身、サラダなど。

ケーキも。

蝋燭も長いのを９本短いのを２本、もらってきた。

母は嬉しそうだった。

最近は、トイレの場所の感覚も曖昧なようだ。その時によってなんだけど。

言っていることも、なんとなく噛み合わないことが多い。

kヘルパーさん辞める日

今日の母はおかしい。

今日は約23年くらいか…来てもらっていたヘルパーさんの最後の日だ。

サンゴが小学生の時から来てもらっている。サンゴも33歳。

 

同行の新しいヘルパーさんを連れて来た。

責任者のkさん。

賑やかだ。

 

それにしても母の機嫌がわるい。

この2.3日は酷い。

被害妄想が酷く、介護する人のせいにする。

視力がないせいもあるのか、場所の感覚と時間の感覚がめちゃくちゃだ。

 

自分がどこにいるが分からず、

トイレの場所もわからない。

トイレに入るたびに、

こんなところにトイレがあったの⁉︎

と驚いている。

 

朝、一緒にラジオ体操をしているのだけど、

夜中の1時44分に

ラジオ体操しようと大きな声で呼ばれる時もあった。

 

今まで来てもらっていたヘルパーさんはすごく穏やかで明るくて、裏表なく、丁寧に仕事をする人だ。

そのヘルパーさんが辞めるのは私としても辛いし、最後だから

いつもと同じように送りたいと思っていた。

しかし今日の母は最悪だった。

 

ただ3人いたので

わあわあ、言いながらなので気が紛れたと思う。

でも、ちょっと気の毒だった。

今まで有難う、Kさん。

 

Kさんは3.11の地震の時、たまたま家にいた。

私は隣の部屋にいて、

ニワトリのピース君が、庭をくるくる回っているのを見ていた。

母とKさんはキッチンにいて、

Kさんは食器棚から食器が落ちないよう、押さえていたという。

とっさの行動で、あとで笑い話になった。

 

 

 

以前、母は窓から落ちそうになり、

窓があぶないのでロックしたのだけど、

監禁されている

と思っているらしく

窓を出口と思っているのか、

 

無理矢理、ロックを取り、

窓を開けて網戸をバンと庭に落とした。

危ないので、

妹が母を掴んだら

妹に突き落とされるとか

大きな声で叫ぶ。

殺されると思っているらしく

監禁されているから警察に電話して、

とか…

 

ずっと、けわしい表情で

大きな声を出したりする。

 

困ったもんだ。

 

 

 

 

 

母また入院

施設にリハビリに行っていたら、

妹から電話が入っていた。

午後3時過ぎ。

母が熱が高く歩けないので救急車を呼んだという。

今度はS病院の整形外科。

熱の原因が分からないようだ。

骨折もしていない。

帰宅し、

付き添いの妹はいないので、簡単に夕食を作った。