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羽田空港 ハブ空港へ 森田知事は地元を説得せよ

2009-10-16 00:50:55 | メディアから
羽田に国際線をいれ、ハブ空港化しようと言う、前原大臣の唐突とも見える発言は、完全に定着したように思える。
利用者の立場から見ると、空港が羽田に在るのと、成田では雲泥の差であろう。しかも、羽田は海の上だ。
ここで千葉県の森田知事がつじつまの会わない行動でバタバタしている。森田が衆議院議員だった当時の公約が羽田空港の国際化の推進だったという。東京都の石原都知事も、羽田国際化の熱烈な推進者だという。石原の三男は森田の後釜として出馬(今回落選)してたという。本来で有ればしがらみに囚われない、民主党政権ができ、マニュフェストには取り上げられていなかった羽田空港ハブ化などという政策がぶち上げられたのなら、本来諸手を上げて賛成すべきだろう。地元の首長の前では絶対反対を表明しながら、前原大臣とは何の抗議もせず、ニコニコと握手しハブ化を認めたという。だとすれば森田知事は自己の政治力の全てを、地元の説得に当てるべきではないのか。しがらみばかりが、十重二十重に取り囲んでいる成田に自民党で問題を解決することなぞ不可能だ。幸い森田知事も完全無所属を表明している。この際民主党とはいえ、前原大臣に徹底して協力したらどうか
最も成田空港の幹部は、森田の公約の中に、羽田と成田を20分で結ぶ鉄道網があるのを見て、これでは、成田が一方的に不利になると、一切の協力をしていないという。
WEB上の雑誌 日刊サイゾーに面白い記事が載っていたのでいささか長いが全文引用する

http://www.cyzo.com/2009/10/post_2979.html

地元の反発もドコ吹く風? 羽田国際化に合意する森田健作知事の二枚舌

「日本のハブ空港は羽田でいきます」。"羽田空港国際化"を表明した前原誠司国土交通相のこの発言に、成田空港を抱えた地元千葉県の森田健作知事が13日、かみついた。「冗談じゃない! 頭に来て眠れなかった。あの大臣のひと言でパーですよ」。報道陣を前に、こんな怒り心頭のパフォーマンスを見せたのだ。

 テレビニュースでも繰り返し報じられており、ご存じの方も多いと思う。ところが、森田知事は本当は羽田国際化の支持者で、「成田空港のことなど二の次にした"売県知事"。ついに本性をあらわにした」(消息筋)と、きな臭い指摘が浮上しているのでご報告しておこう。

 森田知事の怒りのパフォーマンスを受け、気をよくした成田空港の地元・成田市など9つの自治体の市長たちは13日夜集まり、千葉県の担当者を交えて対応を協議していた。

 席上、「寝耳に水。みんなで頑張っている空港都市づくりの前提を崩すような発言だ」と森田知事にも負けないほどの憤りを見せたのは、成田市の小泉一成市長。今月22日には成田空港第2滑走路の本格運用が始まるため、その式典に国交相が出席の予定だが、「前原大臣には来てほしくない」(相川勝重・芝山町長)と露骨な嫌悪感もあらわにしている。

 そんな雰囲気の中、市長たちは前原国交相の「発言撤回」を決議。14日、直談判に臨むことになった森田知事にこの決議を託すことを、同席した県担当者は約束していた。

「ところが、14日の前原・森田会談は冒頭から笑顔で始まり、もうビックリ。前原発言の撤回は一切求めず、『羽田と成田の一体化』などという文言で、羽田国際化を合意しちゃったんです」(国交省担当記者)

 この合意は、成田空港に振り分けられる予定だった国際線の一部を羽田空港に移すことを容認しており、従来の「国内線は羽田、国際線は成田」という国が示してきた原則を撤廃するもの。

 たしかに、羽田に国際線が乗り入れるなら、国内線との乗り換えがすんなりゆき、便利この上ない。だが、これは国の方針転換であり、あと1週間後に運用開始が迫る成田B滑走路など不要になるのだ。それを、地元の利益を代弁するはずの森田知事が、たった一度会談しただけで飲んじゃうとは。

「しかも、会談後の森田知事の発言が怪しいんです。『羽田では国際線はまかなえないでしょ。成田をもっと利用してほしいよ』などと、変に卑屈。国際空港としてリードしてきた成田空港側の立場にある知事とはとても思えない、まるで羽田の代弁者のようなんです」(同記者)

 結論を急ごう。森田知事は3月の知事選で「羽田と成田をリニアで結ぶ」と公約している。東京湾アクアラインの800円値下げ公約の影に隠れ、現実味がないために千葉県民には今ひとつピンと来なかったものだが、成田空港幹部たちは選挙当時からすでに「羽田との一体化を見越した、とても千葉県知事とは思えない公約。これで羽田への旅客流出は避けられず、成田はもう貨物空港になってしまう」などと指摘し、森田知事を一切支持しない立場をとっていたのだ。いったい、羽田にしっぽを振るような公約をなぜ掲げたのか。

「森田さんはもともと東京都大田区選出の自民党国会議員で、地元の羽田空港の利益拡大に働いた人物。同じ大田区から石原慎太郎都知事の三男、宏高さんが出馬した関係もあり、羽田国際化の旗振り役である石原知事とは昵懇の仲です。森田さんが当選したとき、真っ先に石原さんに当選報告に会いに行くほど入れ込んでおり、あのとき、羽田国際化に向けた話し合いが行われたといわれています」(都庁担当記者)

 あのパフォーマンスに惑わされ、とんだ知事が選ばれたものだ。当の千葉県民は、もうそろそろ、東京の代弁者にすぎない県知事の本性に気付くときだろう。
(文=由利太郎)」 引用終り

八ツ場ダムでもそうだが、こんな問題が起こると、いつの間にか地元民がうんだらかんだらという話になってしまう。方やこれからいくら金がつぎ込まれるか判らない話、あえて言えば地元のボスのおいしいご馳走がなくなるだけの話しだし、一方は、日本国そのものが地球の中の片田舎になってよいのかという話なのに・・・

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