詩集「2N世代」

詩作品、短編、評論、エッセイ他: Blogタイトルと内容がこの数年異なってきた。タイトルを変えたほうがいいかもしれない。

キッコーマン茂木友三郎名誉会長講演

2012年09月08日 22時40分54秒 | サイト&人物の紹介

スピーカー:
茂木友三郎  
キッコーマン株式会社 取締役名誉会長 取締役会議長

Part-1: みどころ
1.ビジネススクールで学んだ経験について
・ビジネススクールを目指すきっかけとなった授業(2:25)
・コロンビア大学ビジネススクールを選んだ理由(11:26)
・日本の大学とアメリカのビジネススクールの違い(15:33)
2.ビジネススクールの4つの効用について
・ビジネススクールでの2年間は10年間の実務経験に匹敵する(23:56)
・ビジネス英語の能力向上(25:04)
・世界中の友人との出会い(25:55)
・辛さやキツさに耐えられるタフさ(26:18)

Part-2: みどころ
1.キッコーマンの海外進出の歩みについて
・潜在需要と顕在重要(3:46)
・なぜ30年以上にわたり年平均二桁成長ができたのか(11:37)
2.グローバル人材の条件について
・自分の仕事についてプロになる(21:26)
・経営に関する幅広い知識(22:53)
・語学力より基本的な仕事の能力(24:49)
・異文化適応性(28:06)

Part-3 :
スピーカー:
茂木友三郎  
キッコーマン株式会社 取締役名誉会長 取締役会議長
堀義人
グロービス経営大学院 学長

1.茂木友三郎氏×堀義人 対談
・アメリカ進出時に苦労した点(1:30)
・アメリカ進出時に活きたMBAの授業(5:45)
・需要を創造したことがアメリカ進出時の成功要因(7:19)
・座右の銘――「一隅を照らす」(13:02)
2.質疑応答
・ビジネススクール時代に参考になった経営書は?
また、今も習慣として続けている事は?(14:01)
・日本企業の強みは?(18:43)
・グローバル化に対応できる経営者をどう育成しているか?(22:27)
・日本企業が低迷している理由は?どのような人材教育を行えば打開できるか?(24:15)
・需要を創造し続けるマーケティング戦略の具体例は?(29:49)

追記:2012年9月9日
グロービス経営大学院は教育産業として事業拡大期に入っている。ぬるま湯に浸かって惚けている日本人を湯船から引っ張り出し服を着せ玄関の外に出し社会的生産活動に勤しませる。とにかくグローバルな世間の風にあたらせ知覚を磨かせる。それだけの役割でも未来の日本にどれだけ貢献できるかを考えると、かなり期待を抱くことができる。
ただ敢えて書くがひとつだけ宿命的にひっかっかることがある。
それは、知らぬ間に発想において経済が政治をその従者にするを当然としないかという危惧である...
グロービス行政大学院つまり、
ENAのように政治家や(外務)官僚の養成を目的とする機関、それこそcase studyによって外交戦略や外交手腕を徹底的に習得させる高等教育機関設立を、堀氏の未来企業展開のなかに組み入れていただけないだろうか?それは決して政治と経済が手を握るということを期待して言うのではなく、どちらも主にも従にもならないバランス感覚こそが今までの日本、現代の日本に欠けていると認識する者だからである。その際外務OBを講師に招く愚だけは絶対に避けていただきたい。
これがキッコーマン茂木友三郎名誉会長講演を聴き終えた私の感想である。