お笑いコンビ「次長課長」の河本準一(37)の母親が生活保護を15年間受給していたことが問題となった中、同じ吉本興業所属の「キングコング」梶原雄太(31)の母親(63)が昨年3月から生活保護を受給していることが28日、分かった。
梶原がスポニチ本紙の取材に応じたもの。母親は祖母の介護とパート先の倒産、足を骨折したことが重なり、福祉事務所に相談し、受給が決まった。
梶原は生活援助が可能な年収を得ている。ただ、02年11月に大阪市内に2千数百万円のマンションを購入し、女手ひとつで育ててくれた母親にプレゼント。収入が不安定な個人事業者になるお笑い芸人は、銀行で長期ローンを組むのは難しく「梶原もノンバンクから短期で借りている」(関係者)とみられ、ローンと共益費で毎月40数万円を負担してきた。母親には「雄太にはこれ以上迷惑を掛けられない」との思いがあったようだ。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120529-00000072-spnannex-ent)
一昔前なら、生活保護を受けることは恥ずかしいことという意識があった。
しかし今では権利、あるいは「もらわないと損!」と思っている人が多くなって来ているみたい。なんせ中国から生活保護受給を目的に大阪に来る中国人がいるんだからなぁ。
本当に困っている人が受給するのは当然のこと。それこそ権利!
しかしそうでもない人がもらっている話もちらほら聞く。
今回のキンコン梶原の件。
母親が祖母の介護、パート先の倒産、足の骨折により生活保護を受給したというところまでは理解出来る。そこまでなら堂々ともらえば良いと思う。
ただ母親が住んでいるマンションのローン月40数万円を梶原が出しているというところ、どうも納得出来ない。釈然としない。
なんか生活保護費がマンションのローン返済の一部に当てられているように感じる。
マンションを処分して家賃の安いアパートに引っ越したら、生活保護を受けなくてもいいんやないの?
法的には何ら問題はないという。だからこそ福祉事務所も受給を決定したわけで、不正受給では決してない。
でもやっぱりモヤモヤする。
2156号