スーちゃん肉声で「もっと女優を続けたかった」
25日、東京・南青山の青山葬儀所で営まれた田中好子さん(享年55)の葬儀・告別式で、生前に録音された田中さんの肉声が公開された。病状が悪化していた田中さんは、か細い声で「息苦しくなってきました」と話す場面もあったが、「天国で、被災された方のお役に立ちたい」と東日本大震災の被災者を気遣い、「社会に少しでも恩返しができるように復活したい」と最後のメッセージを託していた。
葬儀・告別式では、キャンディーズのメンバーだった伊藤蘭さん(56)と藤村美樹さん(55)の弔辞に続き、参列者の焼香が行われた。その後、親しい友人や家族のみが祭壇の前に集まり、予定よりも長い約40分にわたって水入らずの時を過ごした。
出棺の際、キャンディーズのデビュー曲「あなたに夢中」が流された。会場に入りきれずにあふれ出たファンからは、「スーちゃん」という嗚咽とともに約300本の青い紙テープが霊柩車に向かって投げられ、最後までファンに愛され続けた田中さんは送られていった。
(http://sankei.jp.msn.com/entertainments/
news/110425/ent11042516570035-n1.htm)
スーちゃん肉声メッセージ全文 「幸せな、幸せな人生でした」
こんにちは。田中好子です。きょうは3月29日、東日本大震災から2週間経ちました。被災された皆様のことを思うと心が破裂するような、破裂するように痛み、ただただ亡くなられた方々のご冥福をお祈りするばかりです。
私も一生懸命病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でもそのときは、必ず天国で被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の勤めと思っています。
キャンディーズでデビューして以来、本当に長い間お世話になりました。幸せな、幸せな人生でした(涙ぐむ)。特に蘭さん、美樹さん、ありがとう。2人が大好きでした。
映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を続けたかった。お礼の言葉をいつまでもいつまでも伝えたいのですが、息苦しくなってきました。
いつの日か、妹、夏目雅子のように、支えて下さったみなさまに、社会に、少しでも恩返しができるように復活したいと思います。かずさん、よろしくね。その日まで、さようなら
(http://sankei.jp.msn.com/entertainments/
news/110425/ent11042517120036-n1.htm)
何回聞いてもぼろぼろ涙が出て来る。
お礼の言葉をいつまでもいつまでも伝えたいのですが、息苦しくなってきました。
ここでこらえきれずに、声が出てしまう。
長年、ガンと闘い、もう耐えがたい状態にある中で、被災者を気遣う言葉。
いや単なる言葉ではない。心がこもっている。
ボケ菅、この心のこもったメッセージをよーく聞いとけよ!
あっ、ボケ菅を出したら汚れてまうわ!
スーちゃん、ありがとう。
天国で、亡くなった被災者の方達に歌を聞かせて上げてください。
演じてください。いっぱい笑顔を届けてください。
本当にありがとう。
ご冥福をお祈りいたします。
記念1450号
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