大阪・ひき逃げ 相次ぐ……

＜大阪・ひき逃げ＞あおむけで引きずる？　繊維片２キロに

　大阪府富田林市で新聞配達中の東川達也さん（１６）が軽ワゴン車にひき逃げされ、約６キロ離れた駐車場で遺体で見つかった事件で、衣服の状態などから東川さんはあおむけで車に引きずられた可能性が高いことが分かった。東川さんの衣服とみられる繊維片がひき逃げ現場から南へ約２キロにわたり、複数残されていたことも判明し、府警は詳細な逃走経路を調べている。
　調べでは、毎日新聞富田林東販売所アルバイトの東川さんはミニバイクで朝刊を配達中の１６日午前２時５０分ごろ、富田林市錦織東３の国道１７０号で、同府河内長野市小塩町、大工、市川保容疑者（４１）運転の軽ワゴン車に追突されたとみられている。市川容疑者の呼気からはアルコールが検出された。
　東川さんが身につけていた雨がっぱの上衣とセーターは、背中部分がぼろぼろに破れ、ズボンも尻部分が破れていた。
　また、国道で見つかった繊維片は２～５センチ大で、断面は強い力で引きちぎられたようになり、２キロにわたって点々と落ちていた。青色っぽいナイロン地で、東川さんの雨がっぱと特徴が似ているという。血痕とみられる形跡も、ひき逃げ現場から南約１．５キロの近鉄汐ノ宮駅付近で確認された。
　府警は、これらは東川さんが引きずられたことを示す有力な手がかりとみている。
（http://www.excite.co.jp/News/society/20081117/20081117E40.070.html）



酔っぱらい運転だったから逃げた、引きずっていたのは知らないと言うこの犯人、今年飲酒運転で30日の免停 を受けていたという。
つまり酒が大好物のこの犯人は何ら反省もせず、またしても飲酒運転をして、今回は事故を起こした。 しかも引きずっていたのもわからないほど泥酔していたようだ。

ここで「引きずっていたのもわからないほどの泥酔」で「引きずっていたのは知らない」とすれば殺意は否定され殺人罪には問えないのではということを聞いた。何とか殺人罪で起訴できないものか。最高刑が死刑の殺人罪での起訴が最小限必要である。


それに飲酒運転をした場合、罰金と免停だけでいいのか？
アルコール依存症の人間に運転免許証を与えてよいのか？
というよりも飲酒運転で捕まった場合は即、免許取消にし、再び免許を取るには10日間ほど交通刑務所にでも入って徹底的に教育した上で再度、免許を与えるぐらいのことをすればいいのでは？


飲むなら乗るな、乗るなら飲むな！


こんな的確な標語が昔からあるのになぁ。


それとひき逃げ！卑劣な行為ーひき逃げ！！
この事件の他に、大阪市天王寺区と東住吉区で１７日未明、ひき逃げ事件が相次ぎ起こり、男性１人が死亡、１人が重傷を負った。どちらも車は逃走しており、大阪府警が行方を追っている。

自転車をはね逃走、男性は全身を強く打つなどして間もなく死亡。
オートバイをはねて走り去り、男性は左足骨折の重傷を負う。


逃げて知らんフリしていたらいいねん！ なんて思ってんねんやろか？逃げ切れないのは梅田の引きずり事件で分かっているはずなのに……。ひき逃げについては危険運転致死傷罪と比較されて論議される。事故を起こした場合、飲酒がバレるよりも逃げた方が得という浅ましい考え方だ。

事故を起こしても逃げずに被害者を手当すれば命が助かるケースが多いであろうに、ひき逃げにより落命する人もいる。いや、重傷ですんだとしても、そもそもひき逃げという行為自体が卑劣で人間としてやってはいけないことである。ひき逃げは故意であり、ひき逃げにより相手が亡くなれば、これはもはや殺人であり、亡くならなくても、殺人未遂である。



早く犯人が捕まってほしい！
あ～～～～～～、むかつく！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ６２３号