プロ野球・巨人の人事をめぐり、渡辺恒雄球団会長（読売新聞グループ本社会長・主筆＝８５）を批判し、球団代表兼ゼネラルマネジャーを解任された清武英利氏（６１）が１３日、巨人と親会社の読売新聞グループ本社、渡辺会長を相手取り、取締役の不当な解任と名誉（毀損）きそんで総額６２２０万円の損害賠償と謝罪広告を求める訴えを東京地裁に起こした。
訴状によると、清武氏は１１月１１日に記者会見を開き、渡辺会長が内定していたコーチ人事を「鶴の一声」で覆そうとしたなどと告発。このため「独断で会見を開き、機密事項を暴露した」などの理由で同１８日に解任された。清武氏側は「巨人を混乱させ、業務執行に多大な支障をもたらしたのは渡辺氏」であり「取締役解任には正当な理由がない」として、巨人に対し、解任されなければ得られたであろう１３年６月までの役員報酬相当額５２２０万円を請求した。
さらに、渡辺会長の発言や、巨人側が記者会見などで「（清武氏が）誤った事実を公表した」などとしたことで名誉を傷つけられたとして、巨人と同本社、渡辺会長に１０００万円の慰謝料と読売新聞への謝罪広告掲載を求めた。
１３日に東京都内で記者会見した清武氏は「（提訴は）とても残念。巨人と争うのは不本意だが、スタートはコーチを守ることだった」と話した。
一連の騒動では、巨人と同本社が５日、取締役としての忠実義務違反などで清武氏に１億円の損害賠償を求める訴えを起こしている。東京地裁の同じ部が両方の訴訟を担当していることから、併合審理となる可能性が高い。
◇巨人側「訴訟通じ真実を明らかに」
清武氏の提訴について巨人の広報部は１３日、「訴訟を通じて真実を明らかにするとともに、清武氏によって傷つけられた巨人と読売グループの名誉、信用を全力で回復していきます」とのコメントを出した。
（http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111213-00000077-mai-soci）
訴訟合戦、泥沼、ドロドロ御家騒動。
もはやどうでもいいニュース。
ただ早く裁判を開始しないと老害ナベツネがオシャカになってまうで！
１８８７号
