サマータイム導入？

政府は「骨太の方針2007」の素案にサマータイムの早期導入を検討課題として盛り込んだ。
でも日本にサマータイムは本当に必要なのか？？

実は私はサマータイムの導入には絶対反対だった。
それが１０数年前７月に行ったスペインでのサマータイムの経験により、サマータイム導入容認派になった。午後１０時を過ぎてもまだ薄明るく、通りの広場には人がうじゃうじゃいる、みんなサマータイムを楽しんでいた。「この人たちいつ寝るん？」と疑問を抱いたけれどもすぐにシエスタがあることを思い出し納得した。


なんでもかんでも欧米のやっていることを真似してどないすんの？欧米とは違い、日本のくそ暑いジメジメした夏には必要ないやん！
今でもそう思う。それに１時間時計を進めてもその恩恵は少なく、せっかくサマータイムを導入するのならせめて２時間進めないと実感が湧かないんじゃないかな？
また政府は温暖化防止の一策としての導入を考えているようだけれどもそれはどうだろう？家庭の電力消費量が増え、また残業も増え、企業の消費電力はそんなに減らないんじゃないかな？温暖化防止策としてのサマータイムには疑問符を付けざるをえない。


戦後、「サンマータイム（当時はこう表記されていた）」が導入されたけれども４回（４年）で終了、日本には馴染まなかったみたい。細川連立政権の頃にもサマータイムの導入なんて言われていたけど実現しなかった。今回早くも小泉前首相が反対の声を上げ釘をさした。


ここまで考えると日本には必要ないように思うし、実現が難しいようにも思うけれども、期限付きで一度導入してみたらどうかな？
取りあえずやってみて、「なかなかええやん！」となったら続けたらええんでは？
案外ええかもよ！　　　　　　　　　　 　　　　　　　
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