院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

テレビ番組が変わった

2012-11-08 06:35:42 | 芸能
テレビを見いていると、最近分かりやすい番組が多い。それは歌番組にとくに言える。

 つい最近までは、聞いたことのない歌手が訳の分からない歌を歌っていた。エグザイルの歌なんて、どこが良いのか分からない。実は浜崎あゆみの歌も良いとは思わない。

 ある楽曲を良いと感じるには、若さというか臨界期みたいなものがあって、それを過ぎる年齢になると、新しいものを受け付けなくなるのかもしれない。

 昔の歌は良いと思う。岩崎ひろみなんて最高だ。彼女がデビューしたのは私が大学卒業したてのころだから理解できるのだろう。40歳を過ぎたころから新しい楽曲を受け容れられなくなった。私のカラオケのレパートリーは40歳で終わっている。

 ところが、テレビでは最近、昔の歌番組をしきりに放映している。若い人が見たら、何の歌なのか分からないだろう。

 これには2つの理由がありそうである。

(1)若い人より団塊の世代のほうが金を持っている。したがって、宣伝すればそれだけお金を使ってくれる。

(2)そもそも若い人はテレビを見なくなった。歌番組よりもライブを好む。

 以上のようなわけで、テレビは「懐かしのメロディー」みたいな歌番組ばかりをやるようになったのだろう。

 同じことはドラマにも言えるのだが、省略しよう。要するに、テレビも商売だから、お金を使ってくれない人、テレビを見てくれない人に向けて、わざわざ番組を放送しないということだ。