院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

どうなった?レジ袋排斥運動

2012-11-27 06:36:12 | 環境
 数年前、レジ袋排斥運動があったころ、神戸で土産物を買った。袋がなかったのでレジ袋をもらったら5円取られた。

 そのころすでに、地球温暖化が二酸化炭素のせいだとする説は疑われていた。私もそれを知っていたので、レジ袋の5円はばかばかしいというより、腹が立った。

 現在では地球温暖化は根拠がないとされている。逆に寒冷化に向かっているという証拠がある。それなのに、まだNHKのアナウンサーは二酸化炭素という時に、必ず「地球温暖化ガスの」という枕詞をつけている。毎日毎日「地球温暖化ガスの二酸化炭素」と言われれば、そんな気がしてきてしまうものだ。

 二酸化炭素やメタンや水蒸気に温室効果があるのは確かである。だが、それらによって地球全体が温暖化していると主張するのは暴論である。

 今、COP18が開かれている。日本が宣言した二酸化炭素25%カットが実現できなかったから日本が苦境に立たされているというが、何が苦境か!もともとありもしないことを論じているCOP18とは、いったい何なのか!

 もしかすると陰謀ではないか?「二酸化炭素排出権」とやらをでっちあげて、日本から大金を巻き上げようとしている国々の策略ではないのか!NHKは、まだそれに荷担するのか!

 現在、レジ袋排斥運動は影をひそめた。マイバッグという愚かな発想をする人もいなくなった。あのときの運動は何だったのだろうか?私は5円取られたが、あれはペナルティーだった。根拠のないことでペナルティーを科せられた恨みは、たった5円といえども忘れない。

 まして、日本が「排出権」という虚構に金を支払うことを、絶対に許さない。

(レジ袋排斥運動は二重の意味で間違っていた。ひとつは地球温暖化は二酸化炭素によると信じてしまったこと。もうひとつは、レジ袋を使い続けると二酸化炭素が大量発生すると誤解したこと。)

 (環境省はレジ袋排斥が何の意味もないことを知っていながら運動に異を唱えなかった。ある人が環境省を追及したところ、レジ袋は環境に影響を与えないが、環境保護の精神は大事にしたかったから止めなかったと環境省は答えた。)