箴言とはものごとの本質をついた言葉である。たとえばニーチェの箴言などがそれである。
一方、諺は必ずしも本質をついた言葉ではない。よくある出来事をたとえた言葉である。だから、諺には反対の意味をもつ諺が大抵ある。
「トビがタカを産む」に対して「カエルの子はカエル」という諺がある。いずれも、よくある出来事である。ものごとの本質をついた箴言とは明らかに違う。
「二度あることは三度ある」という諺がある。あまり知られていないが「一度あることは二度ある」という諺も存在する。これらを論理で結んでしまうと、「一度あることは三度ある」ということになって、意味をなさない。
このように、諺はものごとの本質を言い当てたものではない。そんなことは、国語関係に素人の私が言わなくても、その筋では当たり前のことなのかもしれない。
しかしながら私自身、若年のころは両者を混ぜこぜにしていたので、ひとこと言ってみた。
一方、諺は必ずしも本質をついた言葉ではない。よくある出来事をたとえた言葉である。だから、諺には反対の意味をもつ諺が大抵ある。
「トビがタカを産む」に対して「カエルの子はカエル」という諺がある。いずれも、よくある出来事である。ものごとの本質をついた箴言とは明らかに違う。
「二度あることは三度ある」という諺がある。あまり知られていないが「一度あることは二度ある」という諺も存在する。これらを論理で結んでしまうと、「一度あることは三度ある」ということになって、意味をなさない。
このように、諺はものごとの本質を言い当てたものではない。そんなことは、国語関係に素人の私が言わなくても、その筋では当たり前のことなのかもしれない。
しかしながら私自身、若年のころは両者を混ぜこぜにしていたので、ひとこと言ってみた。