国民医療費は20年前は19兆円だった、それが現在では36兆円。なぜ2倍近くになったのだろうか?医者や看護師が増えたわけでも給料が上がったわけでもない。
実は物価上昇を除いて上がっている分は検査料である。20年前はCTもMRIも現在ほどは行われなかった。前立腺がんの腫瘍マーカーのテストは存在しなかった。現在では開業医でCT,MRIをもっている所がある。
もし検査をやらずに何かの病気を発見しそこなうと、手ひどい批判を受ける。だから、医者は検査をする。こうして、医療費が膨張してきたのである。検査結果は異常なしがほとんどである。
だから、医療費の増大分はCTやMRIを作る会社が持っていったのだ。あるいは、腫瘍マーカーの検査会社が潤ったのだ。決して医者や看護師が儲けているわけではない。
コンピュータの発達により、画像診断も飛躍的に精度が良くなった。デジカメの精度が良くなったのと同じことが、医療の世界でも起こっているのだ。
そして、それらを使用すると、これまで見つけられなかったような病巣がまれに見つかる。まれに見つかることを保障するためには、それより何千倍も多い「異常なし」を産み出さなくてはならない。
医療費の膨張は以上の結果である。決して医者や看護師が持って行ったのではない。
(昨日、きゃりーぱみゅぱみゅは海外で稼ぐべきだと書いたら、もう海外ツアーを行うと報道された。業界の連中はとっくに考えていたのだ。)
実は物価上昇を除いて上がっている分は検査料である。20年前はCTもMRIも現在ほどは行われなかった。前立腺がんの腫瘍マーカーのテストは存在しなかった。現在では開業医でCT,MRIをもっている所がある。
もし検査をやらずに何かの病気を発見しそこなうと、手ひどい批判を受ける。だから、医者は検査をする。こうして、医療費が膨張してきたのである。検査結果は異常なしがほとんどである。
だから、医療費の増大分はCTやMRIを作る会社が持っていったのだ。あるいは、腫瘍マーカーの検査会社が潤ったのだ。決して医者や看護師が儲けているわけではない。
コンピュータの発達により、画像診断も飛躍的に精度が良くなった。デジカメの精度が良くなったのと同じことが、医療の世界でも起こっているのだ。
そして、それらを使用すると、これまで見つけられなかったような病巣がまれに見つかる。まれに見つかることを保障するためには、それより何千倍も多い「異常なし」を産み出さなくてはならない。
医療費の膨張は以上の結果である。決して医者や看護師が持って行ったのではない。
(昨日、きゃりーぱみゅぱみゅは海外で稼ぐべきだと書いたら、もう海外ツアーを行うと報道された。業界の連中はとっくに考えていたのだ。)