ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。

大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。 また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。

2019年09月10日 | 賢治先生

 昨年末から今年5月にかけてNHKで何度か放映された「映像詩 宮沢賢治 銀河への旅 ~慟哭の愛と祈り~」という番組の中に、宮沢賢治と親友保坂嘉内との出会いと別れについての再現ドラマが組み込まれていた。

そしてこのドラマ部分で賢治先生を演じていた中川光男という俳優が、これまでの伝記映画等と大きく異なり、のっぺりとした、いかにも東北人という風貌だったことに驚いた。

興行成績や視聴率のこともあるだろうけれど、これまで宮沢賢治を緒形直人や三上博史、鈴木亮平といった目鼻立ちのくっきりした男優たちが演じていることに、かなり強い違和感を抱いてきたので。

中川の演じる独特の風貌の賢治先生は、保坂の言動に息をのんだり、どぎまぎしたり、目を細めたりと、とても表情豊かだった。

なんだかひどく納得した。

 その後、中川がNHK特集「全貌二.二六事件」の中の再現ドラマ部分で陸軍近衛師団の士官(大尉)を演じているのを見かけた。そういう顔なのだな。

 

 

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