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TOKIOと、なかにし礼さん

2020年12月26日 | タイガース・GS

25日の、新日本風土記 スペシャル「東京紅白歌合戦」は、「東京に関する曲を募集」していましたが、ジュリーの「TOKIO」の画像と曲は流れましたが、曲に関するエピソードは無しでした。

ジュリーの「TOKIO」の二か月前にYMOの「テクノポリス」がジュリーより先に「トキオ トキオ」と言っていたと。どちらが先か後かは知らない、けど、そういえばYMOも言ってました。たまたま、同時期になってしまったのか。紹介されたエピソードはYMOの方だった。

番組エピソードは「東京ラプソディー」。集団就職のテーマ曲「ああ上野駅」。新宿歌声喫茶に響く青春の歌「神田川」「なごり雪」と、正直に言ってバラ色の東京✨・・というよりも高度経済成長を支えた人たちのエピソード。仰ぎ見る東京。この先は歌声喫茶も、そこに集う人も ますます減っていくんだろうな・・。

ドヤ街を歌う「山谷ブルース」など、私より上の団塊の世代に響いた曲が多く紹介されて、全般的に郷愁を誘い物悲しく、拓郎さんの曲も数曲が取り上げられて、独特の雰囲気でした。ユーミンの「中央フリーウェイ」で、歌の光景である競馬場や、ビール工場の景色が映ったのは良かった(^-^) 

最近の曲も取り上げられたけど、最近のは私の知らない曲ばかりでしたわ(笑)



なかにし礼さんの訃報が報じられましたが、また1人 昭和を代表する作詞家が亡くなりました。ソロのジュリーとはご縁はなかったけれど、タイガースでは「花の首飾り」の補作詞がすぐに浮かび、それだけなの?と思っていたら、とんでもない。ヤフーニュースの記事にも、仕事内容に「タイガースの作詞」としっかり書いてあった。

J友さんにもらった、ティーンルックかセブンティーンの記事は皺だらけのヨレヨレです💦「花の首飾り」は、一般募集の歌詞の 補作詞。

反対側はCCCのジュリー、こちらは安井かずみさん。

花の首飾り、そして 美しき愛の掟

「ヒューマン・ルネッサンス」のアルバムでは
光ある世界
リラの祭り
帆のない小舟
忘れかけた子守唄
雨のレクイエム

我が愛するタイガースの曲を沢山作詞されていたのだなぁ・・としみじみ。画像は昨日のクリスマス記事に貼る予定だったのに、忘れていた「白夜の騎士」をここでは全然関係ないのに、無理やり貼ります。こちらも一般募集の歌詞で、補作詞は橋本淳さん。

ザ・テンプターズ の「 エメラルドの伝説」もなかにし礼さん。作曲が村井邦彦さんだという事は、今でもよく語られるので知っていたのに、作詞がなかにし礼さんと気がついていなかった。GSはどの作詞も格調高く美しく、聴く者の心に響く歌詞でした。かと思えば、深くてエロティックな軟派な歌詞、正反対の硬派な歌詞、「石狩挽歌」の北海道のにしん漁を歌った歌詞は、一遍の物語のようで 後世に残る忘れがたいものです。

阿久悠さんが作家として取りたかったであろうに取れなかった、なかにしさんの直木賞受賞の著作「長崎ぶらぶら節」や「兄弟」は読みました。自伝的な「兄弟」がドラマ化された時は、兄役はタケシさんでした。

朝ドラになった「てるてる家族」のヒロインは石原さとみさん。モデルは奥様の家族で、作り話のようなほんとの話で、数年前にBSで再放送しました。大好きなフィギアスケートが登場するので、私には見逃せないお話でした。

たまたま、この秋に「てるてる家族」の舞台になった池田市に行ったら、公園に小説「てるてる坊主の照子さん」の、なかにし礼さんの記念碑がありました。

お目当ては阪急グループの創始者、小林逸翁記念館だったけど、池田市には再建した池田城などもあり、歴史と自然も豊かな街で好きになりました。また春になれば行きたいです。来る人は少ないので、大丈夫。

 

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