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②GS I LOVE YOU 〜あの時君はすごかった!!

2020年12月30日 | タイガース・GS

頑張って、さあアップしようとしたら全部消えました。哀しい・・(T_T) 気を取り直して やり直し。



実はわたくし、よくわかっていませんでした。この番組で演奏しているのは「THE G.S」という音楽ユニットで、メンバーは三原綱木、植田芳暁、島英二、今井久、ミッキー吉野。だから、このメンバーではないトッポは、グストの扱いになったのね。

何故ブームは短命に終わったのか?

植田『プロダクションもGSは初めてで、来る仕事を全部ふる。TVを1日3本、その後は雑誌撮影。消耗してしまう。色んなものを構築する暇がない。賞味期限が切れた。学校を休んで公演いくる子がいると、GSは不良じゃないかと言われる。バンドの数がメチャメチャ増えた。レベルが低くなった、後から来た人が目立とうと、過激な事をやりすぎ、顰蹙をかった。』

評論家『新しいバンドを作るのは商売、GSは楽器にアンプと金がかかる、投資を回収しなければいけない。GSがカワイ子ちゃんの青春歌謡になって、若者の抵抗のシンボルの牙が抜かれた』

宇崎『GSの存在を快く思わない人が、をこのブームを早く終わらせたかったんじゃないか。』
評論家『GSと同時期にクールファイブがヒットしていた。業界はこっちを売りたいと思っていた、売れているGSを早く処分したいと思う人がいたかもしれない。』

『ビクターの大物プロデューサーが、悪貨は良貨を駆逐する。それをGSでやる、似て非なるGSを出してブームを鎮静化させたい。隠し玉は森〇一、青江〇奈。GSを潰す作戦、そこまでやるのかと思った。』
MC、驚きました、演歌の新人を出すために、そんな計画があったとは。

三原『凄いな、初めて聞いた。』
Wワンズ『僕らも初めて聞いた。そんな側面もあったでしょう。売れたが勝ち、パワーゲームだから。』
島『ジュリーとショーケンが組んだバンド、PYGが出来た時、GSはこれで終わりだと思った。』※島さん、そんなことを思ってたの~!もっとも私はすでにタイガース解散の時に、もうGSは終わりだと思ったわ。
植田『フォーリーブスが日劇で、ジュリーに負けない声援になって、楽器をやらず
歌って踊る、違う形態にならなければダメなんだ。』
三原『ブルコメが日劇でフォーリーブスのバックの伴奏をしたとき、時代が変わった、終わりだと思った。』
※うーむ、当時は勢いがあったのねフォーリーブス。
ミッキー『ゴダイゴが売れた時、アイドルが売れなくなるから、音楽的に売れているグループは邪魔。皆で追い落とそうとすると関係者から聞いた』
MC、ショービジネスはエグイがそれが本音。
今井『ホリプロで石川さゆり、百恵が出てきた時、相手にされなくなった。』

しかし、GSはその後のは音楽業界を変化させた。裏方とプロデューサーへ。ムーブメントは70年代以降、花開いた。評論家が、専属作家性が無くなったのは革命。
宇崎『GSは日本のポップスに影響を与えた。GSブームが無ければ、今のJポップは違うものになった。』

最後の質問、あなたにとってGSとは?

鳥塚『思い出の渚の詞は僕。岩谷時子さんの詞の考え方とは違う。』
植田『体内からあれほどの熱量を出したことが無い、猪突猛進。』
島『加瀬さんに拾ってもらって、まだ仕事ができる。』


ミッキー『まさに青春、GSハイスクールに入ったみたい。自分で演奏して歌う、この楽しさ、嬉しい』

今井『スナックでギターを弾いていたら、ホリプロにスカウトされた』


三原『ブルコメに入る前に他でギターを弾いていたら、スカウトされた。ジャッキーさんの性格の良さが出会いを作ってくれた。』

MC、今も青春ですね!GSは出会いと青春です!

最後に「あの時君は若かった」



「GSを潰す作戦」については、以前に聞いたことがありますが、まさか~(笑)っと、思っていました。実際にその話を聞いたと言われると、本当の事だったのかと呆れます。森〇一さんと演歌のファン層は、GSのファン層とは違うと思うけど・・ 消えてほしかったのでしょうねGSに。ショービジネス界の、ライバル潰しには なんでもやりそうな恐ろしさは、よ~くわかりました。

GSは消えても音楽業界にそのDNAは消えない。何よりも、GS時代の熱気を私は忘れることはありません。ジュリ~♪ショーケン!! しかしGSを語るのなら、一番人気のあるタイガースとテンプターズの映像くらい流して欲しかった・・オックスも完全無視してましたね。。

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