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バンコク都の大気汚染にチャチャート知事自らが動いている!

2023年01月29日 | タイの名所、名物、料理

 先週、バンコク都のチャチャート知事が、”PM2.5濃度の上昇により首都圏で大気汚染が

悪化している” として、可能な限り外出しないで在宅勤務するよう呼びかけていましたネ。

 

1月・2月は タイで一番 過ごしやすい季節なんですが、毎年 PM2.5濃度が上昇する時期でも

あり、首都圏の庶民を悩ませます。チャチャート知事が、“大気汚染悪化で不調を訴える人が

 

 <チャチャート知事>

増えて来ている。気管支疾患などを専門とするクリニックを新たに増設する” としています。

都庁の発表では、毎年 2月末までは濃度が高い状態が続きますが、今年も そのようですヨ。

 

普通 都知事自ら、大気汚染の影響を心配し「在宅勤務」や「自家用車ではなく、公共交通

機関の利用」を求めたりお願いすることがありません。よほど深刻に捉えているのでしょう。

 

都庁によれば、先週は61カ所で大気中の微小粒子状物質「PM2.5」の濃度が基準値を超えた

ことを明らかにしています。タイ政府の安全基準である1立方メートル当たり50マイクロ

グラムを上回っており、都庁は せめて37.5マイクログラムに引き下げたいようです。

 

PM2.5(微小粒子状物質)の粒子は非常に小さい(髪の毛の太さの 30 分の 1) ため、肺の

奥深くまで入り易く、タイ国では一般的に、一日平均で50マイクログラムを超えた空気を

 

長期的に吸っていると、健康を害すると言われています。喘息や気管支炎などの呼吸器系

疾患への影響のほか、 肺がんのリスクの上昇や循環器系への影響も懸念されます。

 

保健省の発表では、1月16日からの一週間で、大気汚染が原因とみられる呼吸器疾患で

治療を受けた人が、タイ全国で213,000人いたといいます。 その前の週の96,000人から

倍増した数字だそうです。都内の大気には、細かい粉塵が含まれているようで怖いですネ。

 

都知事は大気汚染対策について、自動車やバイクの排気ガスは勿論、首都圏周辺の野焼き

行為、コンクリート工場や建設現場の灰紛の検査を、今まで以上に強化するとしています。

 

タイ政府も来年初めに欧州の排ガス規制「ユーロ5」を導入するという話も出ていますが、

チャチャート知事はこれを大歓迎していますネ。バンコク首都圏のバイク数も多いですが、

 

「ユーロ5」が決まれば、CO(一酸化炭素)やNOx(窒素酸化物)の排出量が、大分抑えられる

ようなので、大気汚染の減量に貢献するでしょう。 EV自動車の普及も進んではいますが、

バイクも車もそうなるには、まだまだ時間がかかります。メーカーが追い付かず大変です。

 

下記のサイトでバンコク都と隣県、地方都市のリアルタイムの大気汚染の状況がわかります。

https://aqicn.org/city/bangkok/jp/  PM2.5のこと、長くなりますので明日に続きます。  



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
煤が降ってる (新井)
2023-01-29 16:54:44
パタヤの我が家には、煤が降ってきています。
野焼きの場合は、煤なんかでないのでしょうか?
もう何年も降り続いているので、たとえ関係ないとしても大気汚染になることには違いない。
行政がの努力など、知った事無いタイ民。
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新井さんへ (nagaichi)
2023-02-05 18:00:50
コメントをありがとうございました。
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