タイでは、コロナ禍によって失業者が加増されているニュースをよく耳にします。でも
誰もが懸念している強奪や強盗などによる治安の悪化は、今のところ 大丈夫のようです。
一昨日、在タイ日本大使館は「日本人が台湾人と名乗る 見た目は女性から、 “財布や旅券を
失くして困っている。５万バーツ貸して” と声をかけられ 騙し取られた。 寸借詐欺などに
気をつけてほしい」という、注意喚起が流れていました。 しかし このような輩は
いつの時代でも存在し、このような詐欺事件は 今に始まったことではありません。
こうした手口は以前からバンコク都の、特に日本人が多く生活しているスクンビット通り沿い･
トンロー地区、ビジネス街のシーロム地区･サートン地区で起きており、中には100万バーツを
騙し取られた人もいたといいます。でも ここは海外ですからネ。騙される方がNGでしょう。
その都度 在タイ日本大使館は、“見知らぬ人から声をかけられても応じず、すぐ立ち去ること”
などと、被害防止に努めるよう注意喚起しています。どこの国でも、日本でさえも、外国人を
狙った様々な詐欺事件などは、昔から存在しています。繰り返し注意を呼びかけていますが、
被害は後を絶ちません。 日本人の「人の良さ？ 間抜けさ」もいいけげんにしないとネ ・・・
ただ、コロナ禍による「盗難被害増加の可能性」は十分に考えられますので注意が必要です。特に
バンコク都は 失業による困窮者の増加や、行なってきた規制緩和により人の行き来が増えています。
すると今後は、スリや置き引き、引ったくりなどの盗難被害が増える可能性はありますよネ。
住み慣れたバンコク都でも、常日頃から以前以上に気をつける必要があり、心がけも重要でしょう。
当たり前の事ですが、外出時のカバン類の注意が必要、特にバイクのひったくり被害です。
切羽詰まった犯人は、相手にケガをさせてでも奪おうとします。バイク被害はケガをする
事もありますから要注意ですネ。昼間以上に夜間や人通りの少ない道には留意が必要です。
一般的に言われていることですが、タイは諸外国と比較し「治安が良く安全」とされています。
それでも日本と比べれば、スリや詐欺事件などの犯罪から 時には発砲事件や爆発事件も起きます。
特にコロナ禍の時期です。「タイは治安が良く安全という基準」は無い、と考えましょう。
一度 在タイ日本大使館が発行している【タイでの安全のしおり 令和２（2020）年版】を
一読しておくと良いでしょうネ。防犯の手引き、交通･医療事情、緊急事態対処マニュアルなど
詳しく記されています。 日本でもタイでも安全はありません。 改めてお気をつけ下さいませ。
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