nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

当たり前のおかげです

2018年12月12日 08時35分45秒 | サステイナブルコーヒー
今朝のサーカス家のコーヒーは

東ティモール コカマウS17です。



少し寒さが和らいだので

ほっこりしています。



先日、ソフトバンクの電波が使えなくなりましたね。

私もソフトバンクユーザーなのですが

お店にいたので

特に支障はありませんでした。

奥様は外出していて

待ち合わせをしていてちょっと大変だったようです。

同じ時期に

ポケベルのサービスも終了になるというニュースもありましたね。

ちょうど青春真っ只中の大学時代にポケベルが普及して

大活躍でした。

その前は、家に直接電話するしかなくて

公衆電話からドキドキして

女の子の家に電話した記憶を鮮明に覚えています。

栗栖町の交差点の公衆電話です(笑)


でも当時はそれで十分だったのに

今では、スマホが使えなくなると

どうしようもなくなります。

インターネット、電気、ガスそして水道と

問題なくて当たり前。

ほんと便利な世の中です。

おかげで、

安心して他のことに

時間や労力を注ぐことができます。

幸せなことです。


東ティモールに行った時に

コーヒー農園だけではなく

水事業の施設の見学もさせていただきました。

水源から通り村の人は

水を汲みに数時間かけて重たい水を運ばないといけません。

少しでも近いところに水があれば

その時間も労力も他の仕事に使うことができます。

そのために

水源から一旦山の上の水タンクに水を送って

そこから数カ所に水を送るという設備の設置をされていました。





その中で一番標高の高いところに設置されている水タンクの見学に行かせていただきました。

車で連れて行っていただきました。









ほんまに帰ってこれる?

みたいな山道を登って行きました。



そこまで大きな資材も持って上がられたそうです。


精鋭のスタッフの方々


そして3年間かけて行われていた水事業が

先日完了されたそうです。

詳しくはこちらから  

こちらも

4村13集落約3600人の人が清潔な水に

アクセスできるようになったということです。

式典には、

一緒にカッピングさていただいた

日本領事館の南大使も来られていたようです。

日本では、蛇口をひねれば

水が出てくるのが当たり前です。

すごいことですね。

東ティモールには

コーヒー中心のことを勉強しに行ったのですが

現地の人の生活の中で

「コーヒー栽培」以前の困難なことがたくさんあって

そこからの支援をされていることは

私にとって

とっても刺激を受けたことの一つです。

いろいろな基礎の生活基盤があって

「コーヒー栽培」という仕事があるんだと

実感しました。


私としては

「日本」という恵まれた社会で

せっかく生活させてもらっているので

それを最大限活用して、

自分たちにできることを

懸命にしていかないといけないと感じました。



以前誰かに聞いたことで


「大学は何のために行くのか?」

という答えに

「大学に行けない人たちのために大学にいって勉強する」

という言葉を聞いて

衝撃を受けました。


今日も一日頑張りましょう!


年末年始の営業予定です。