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猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

水の止まった広瀬川を小出発電所まで、ついでに利根川の河津桜を眺めてたら、前橋るなぱあくが開園してました…

2021-02-26 07:38:21 | あんじゃあない毎日

利根川の敷島河原に植えられたカワヅサクラです。
私の記憶では、45年ほど前に日本桜の会から県へプレゼントされた苗木を植えたものだと思います。

 前日と違って北風も弱く、穏やかな日和となりました。満開の桜を大勢の皆さんが見に来ていました。50年ほどで、こんなに立派になるのですね。

 
利根川の川岸に出ました。広瀬川の断水で利根川の水は少しは増えているはずですが、冬の渇水期ですので分かりません。下流は日差しを受けて輝いています。上流方向、遠くに見える雪山は、白砂山や草津白根山などの吾妻の山並みです。この先の林で、金子允さんとニセアカシヤの花を摘んだことを思い出していました。

 

  昨日の朝は冷え込みました。玄関先の水鉢が凍りつきました。居間の片付けしてたら、飾り直した時に見つからなかった親王雛の冠を見っけました。COCOが遊んだのかもしれません、冠を本来通りに飾り直しました。


11時近く、用足しがてら小出発電所へ向かうために家を出ると、広瀬川の川底の溜水が凍っているところがありました。寒かったけど、風がないのでらくちんな気分でペダルを踏んでいました。

 

 
岩神小学校脇で地下に潜った広瀬川、川の上の緑地をたどっていくと、県営陸上競技場につづく「総体道路」の向こう側にある県営小出発電所に出ます。水はもちろん見えないですし、流れる音も聞こえることはありません。そして、突然に発電所が姿を現します。

 発電所の西側に回り込んでみると、小さな水路があります。これが風呂川の源流、風呂川は小出発電所の水槽から分水されています。

 発電所手前の交差点の脇に裸婦像があります。分部順二作の「めばえ」です。『上毛の山河を拓く』を編集していたころに、金子さんの言いつけで分部順二さんのお供を何度かしました。それで、思い切って尋ねたんです。「あの~、あの豊満な裸婦像にモデルはいるのですか?」、「いるよ、近所の○○屋のおかみさんなんだ…」、この件はこれだけです。


小出発電所で広瀬川の水を見たいときは、発電所の脇の道のブロック塀で背伸びして覗き込むしかありません。発電機から吐き出された水が出てくる放水庭のところだけ水路に蓋がありません。発電しているときは、泡立った流水がちょっとだけ見えます。断水していると、それも見えません。

 
発電所の後ろはすぐに水槽です。高さ15m近いコンクリートの壁です。道路脇にもコンクリートの高い壁が続いています。小出発電所は有効落差12.9m、最大使用水量78.1㎥/秒、最大出量8,400kW、広瀬川にある六つの発電所の中で一番大きな発電所です。


水槽の壁際を上流に向かうと、突然水槽が消えます。なくなっちまって、その先は緑地や駐車場になっています。川はどこへ…

 
水槽が消えてしまって駐車場になっているところでは、新しい前橋市水道の配水塔の建設が進んでいます。老朽化した懐かしの配水塔は、使うのをやめて保存することになったみたいです。旧水道局庁舎と配水塔(水道タンク)は国の登録文化財になっています。耐震補強工事のために休館中ですが、水道資料館として新しい仕事をしています。


水道局脇を北に向かい、信号のある交差点を越えてしばらくすると、大きな構造物が現れます。「小出発電所水槽除塵機」って看板が出ています。消えていた水槽がここで地上に姿を現しました。この間は、巨大なサイホンになっていて、水は地下を流れているのです。そして、ここからは高い土手に囲まれた「天井川」みたいになっているのです。


岩神小学校脇で地下に潜った広瀬川は、ここからは天井川、断水していなくても水を見ることはできない川になっています。私はこの長い野芝の土手が好きです。下部の川原石の石積みも好きです。柔らかくカーブした土手は、河川工学者がつくった優しい風景です。
そんなわけで、「水の止まった広瀬川の風景」第5回は、見えない川の風景でした。次回は、水路が見えます。

 

  帰りに岩神町の養田鮮魚店へ寄りました。イシガキダイとヒラスズキ、どっちにしようか迷って、結局ヒラスズキを選びました。今がおいしい時期です。

 それから、呑竜仲店のヤギカフェでランチしました。昨日は、「食道」の機嫌が良くなくて、美郷さんに少し心配かけました。おやつを食べて時はもう治ってましたからあんじゃあなかったですよ、ごめんなさいです。食べたのはサラダ感覚牛しぐれと、ココナッツミルクです。

 

 
食後に前橋るなパークへ行きました。動いてました、飛行塔が回っていました。木馬館の前に小さなお友だちがいました。ジェットコースターも走っていました。メリーゴーランドの音楽も聞こえます。前橋るなぱあくは営業を再開していました。約2か月間の臨時休園を終えて、25日から再開園したのです。
前橋るなぱあくのホームページはこちらFBホームはこちらです。感染予防をきちんとして遊びに行きましょう。

 園内の梢からは、スズメたちが久しぶりに動いている遊具を眺めていました。うれしいですね、2ヶ月のトンネルをくぐり終えたんだいね…

 

 家に戻って、ユキ子さんの両親へ届ける夕食のおかずをこしらえました。ヒラスズキとマグロの刺身、赤大根の酢漬けと紅白なます、ヒラスズキの白子と野菜の酢の物、生ニシンの卵の塩焼きを詰めました。

 
届けに外へ出ると、ヘリコプターの爆音です。桐生や足利の山火事の消火活動の支援に出かけていた陸上自衛隊相馬が原駐屯地のヘリが戻ってきたみたいです。まだ鎮火していないってこと、心配です。
西の空には茜色の飛行機雲がありました。東の空には白い月、まん丸に見えてますが、月齢を調べたら十三夜でした。静かな一日のおしまいは、空に爆音…

 

  夕食です。ヒラスズキとマグロの刺身の盛り合わせです。ヒラスズキとてもおいしかったです。そして、大根のステーキです、Hitoshiさんが運んできたデカ大根の3本目に包丁が入りました。厚さ2cmほどに切って焼いてゴーダチーズを載せました。付け合わせは芽キャベツ、トマト、アレッタのソテーです。

  酢の物は刺身のたち落としと赤大根、紅白なます、長芋、カキ菜です。そして珍味二種、左は生ニシンの腹から出てきた生数の子の塩焼き、右はヒラスズキの白子を焼いてポン酢かけです。ヒラスズキの白子って、すごくおいしいのです。汁は小松菜ととろろ昆布でした。使った野菜は13種類です。

 

2月25日の体温  8:30 36.4℃ 14:00 36.6 22:00 36.6℃
 2月26日 8:30 体温 36.3℃  血圧 最高 112  最低 62


 若柳吉駒でございます。
昨年、新型コロナ感染拡大で開催を断念いたしました第77回美登利会につきましては、今春の4月4日に開催を予定させていただいております。今年こそはと会員一同精進に励んでおりますが、何分先行きの見えないこともございますので、詳細につきましてはいましばらくしてからお知らせしたいと存じます。どうぞお許しの上、今しばらくお待ちいただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


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