猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

桃ノ木川では日本一のアカメヤナギの巨樹が芽吹きを迎え、片貝田んぼでは二条大麦が穂を出していました。初夏です…

2021-04-07 07:37:49 | あんじゃあない毎日

アカメヤナギ(マルバヤナギ)の芽吹きです。
どうしても見たくて、自転車を走らせました。日本一大きなアカメヤナギの」芽吹きです。


前橋市小屋原町、共愛学園前橋国際大学北側の桃ノ木川河川敷で暮らしているアカメヤナギの木が芽吹いています。高さ9m、枝の拡がりは26m、環境省の巨樹巨木林調査のデータベースに登録されているアカメヤナギの中では一番大きな樹です。

 
芽が開くと若緑になりますが、開く前の芽は赤味がかった色をしています。きれいな新芽です。
この樹は、私がカズさんにお願いして測量してもらって、環境省の巨樹巨木林調査に登録してもらったんです。去年のこと、その経緯はこちらをご覧ください。そんなこともあって、是非芽吹きを見ていただきたかったのです。

 
巨樹の近くの桃ノ木川原では、トキワハゼの群落がみられました。花の大きさは1㎝ほど、地にへばりつくような緑の葉、キラキラ光って見えます。漢字で書くと「常盤爆」、分類上はハエドクソウ(蠅毒草)科に属しているのだそうです。漢字で書かない方がいいみたいです。でもね、「常盤」は葉がいつも緑、「爆」は実が爆(は)ぜることから付けられたんだそうですよ。怖くありません。

 トウダイグサも咲き始めていました。葉や苞と同じ色をした盃みたいな形の小さな花です。花の造りを詳しく知りたい方は、松江の花図鑑の「トウダイグサ」をご覧ください。漢字で書くと「燈台草」、燈明(灯明)の油を入れる火を灯す薄っぺらい皿の形に似ているのだそうです。

 

 昨日は朝食後にCOCOのブラッシングをして、抜け毛をとってやりました。それから、運動のためにクロスバイクで乗り出したのです。目標は30㎞、お昼には戻るプランでした。

  
家を出て三俣町の北はずれの山形公園までウォーミングアップ、。住宅地の道を気をつけて走りました。猫に会いました。まるで見送りに出てくれたみたいでした。

 
山形公園の少し下流にある堰の溜水、まだヒドリガモが数は減りましたが残っていました。餌をもってきた人にカモたちが集まっていました。あれ、これはキンクロハジロのメスかな、それともスズガモのメスかな…、桜の花びらが浮く水面をゆっくりと泳いでいました。
ここから先は写真撮影はナシ、13㎞先にある伊勢崎市民病院の隣の西部公園までペダルを踏み続けました。

 


西部公園に到着、ここで休憩です。対岸は「ラブリバー親水公園うぬき」です。広い広場で何かやっているみたいでした。

  
西部公園もソメイヨシノは半ば散って、でも他の品種の桜が咲いていて、それを見に遊びに来ている人の姿がありました。のんびりした公園風景、いいですね、私ものんびりさせてもらいました。

 
対岸の川岸は一面の菜の花、その中を歩いている人がいました。菜の花といえば菜の花です。きれいといえばきれいなのですが、私が子どもの頃の川原にはこの花は咲いていませんでした。帰化植物、セイヨウカラシナの花です。いつ頃からかな、野生化したのが日本の皮の川原を占拠する勢いになっています。好きでないです。


川原は今、柳の芽吹きの季節です。薄緑色の柳の芽吹きは春の大事な風景です。セイヨウカラシナは咲いてない方がいいのですがね。

  
休憩を終えて西部公園から同じ道を戻ってきました。自転車で走っていると、目に映るのはセイヨウカラシナの黄色い花と、これまた帰化植物のハナダイコンの紫の花です。退屈な風景なのです。

 ヤグルマギクも咲き始めています。これも帰化植物です。
 函館の青柳町こそ恋しけれ 友の恋歌矢車の花 石川啄木
この矢車の花は、ヤグルマギクと全く別なヤグルマソウの花です。ヤグルマギクでは恋歌に縁遠いです。

で、小屋原町のアカメヤナギの巨樹の芽吹きに会ってきたんのです。ホッとしました。

 


東片貝町で桃ノ木川から離れて麦が伸びている田んぼ道を走りました。あれっ!

 
二条大麦が穂を出していました。出穂が始まったのですね。ここだけかなと思ったら、隣の田んぼでも二条大麦は穂を出していました。まだ花は咲いていません。ビールの原料になる大麦です。きれいな穂です。}


田んぼの畔を猫が歩いていました。西片貝町に入ったあたりです。

 
猫が歩く向こう側の田んぼの麦も穂を出しています。二条大麦です。
せわしなくしていたら、いつの間にか、初夏の風景の中を猫が歩くようになっていました。

 

 昼ちょうど程に家に戻りました。
ユキ子さんは、支払いやなんかで外出していました。午後は来客があったりして、出かけることができませんでした。まあ、そんな日もあるのです、普段の暮らしですから。

 


夕食のサラダです。ソラマメ、カブ、二十日大根、ウド、ウロ抜きニンジン、トマト、スナップエンドウ、長芋、茹で卵とマスタードのソースを添えました。

 
それと、パスタ二種です。一つは、タラの芽とソラマメと東毛酪連のエダムタイプのチーズのパスタです。もう一つは、ウドの芽とスナップエンドウのアンチョビ風味のパスタです。少しずつ二色作って食べました。
春野菜を満喫しました。タラの芽とほのかに酸味のあるエダムチーズはよく合いました。アンチョビとウドの芽も相性は悪くなかったですよ。おいしかったです。

 

4月6日の体温  7:40 35.7℃  13:30 36,7℃  21:30 36.0℃
 4月7日 7:40  体温 35.9℃  血圧 最高 113  最低 68


 若柳吉駒でございます。
昨年、新型コロナ感染拡大で開催を断念いたしました第77回美登利会を、4月4日に無事に開催することができました。ここまで1年間、いろいろな問題を抱えながらも、開催に漕ぎつけることができましたのは、大勢の皆さまの暖かいご支援とお励ましのおかげでございます。心から御礼申し上げます。また、何かとご心配の多い中をお運びいただきましたお客さまには感謝あるのみでございます。本当にありがとうございました。
お忙しい中をご出演いただきました、古典芸能解説者の葛西聖司さん、箏曲家の鈴木創さん、おかげさまで皆さまに喜んでいただける舞踊会となりました。本当にありがたく存じ上げます。
次回、第78回美登利会は、来年4月10日開催予定で会場を手配させていただきました。会員一同、これまで以上に精進を重ねてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
第77回の舞台の記録は目下作成中、今しばらくお待ちください。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


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