猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

猫のおかげで、前橋文学館と「ドラマチックな重鋼!! 髙荷義之原画展」、萩原恭次郎生誕120年記念展「何物も無し!進むのみ!」が紹介できます…

2019-10-21 20:05:00 | あんじゃあない毎日

昨日遊ばせてもらった猫です。DROITのトレーニングの帰り道、広瀬川の遊歩道で出会いました。
前にどっかで会ったことがある気がするのですが、すぐには思い出せませんでした。

 

  昨日の午前中、早い時間に建築会社の「野口組」の社長さんと社員が尋ねてくれました。写真は、国領町にある野口組の事務所で「社長」みたいな顔をしている猫と、「秘書」みたいにつきまとっている猫です。この二匹が来たのではなくて、二足歩行のできる本物の社長さんが来てくれたんです。

  私の病気治療の影響で1年遅れになってしまったのですが、納戸の増築をすることにして、小見山健次さんに図面を起こしてもらったんです。施工は、「野口組」にお願いすることにして、その打ち合わせだったんです。図面を見てもらって、現場を確認して、順調にすみました。

 DROITへトレーニングへ行く時であった中央駅近くで暮らしている猫が声をかけてくれました。
<どうして、野口組に頼むの? なんか訳があるの?>だって。
「オレが子どもの時に暮らしてた清王子町(現日吉町)の家のさ、一軒おいた隣に野口組の資材置き場があったんだよ。遊び盛りのオレはさ、その資材置き場に「秘密基地」をつくって遊んでたんだ…」
<ずいぶん昔の話だね…>
「70年近く前のことだけど、古い恩ほど大事にしなくちゃいけないのさ…」

 

 太陽の鐘の前を通ってDROITへ。レッスン前の計測で、先週の金曜日には59.5㎏まで減っていた体重が60㎏に回復していました。一生懸命食べている効果が出始めています。
トレーナーのSさんが、トレーニングの内容を大きく変えることを提案してくれました。下半身の筋力がずいぶん良くなってきたので、体幹のバランスの回復を強く意識した運動に変えて行こうという話なんです。もちろん賛成、今までと違う運動が始まりました。

 

    

DROITの帰り道、前橋文学館前の遊歩道で、前を猫が歩いているのに気づきました。猫を後をつけても「ストーカー規制法」に抵触することはないと思って、しばらくつけてみたんです。
猫は川岸のフェンスから離れて文学館寄りの植え込みの方に進路を変えました。文学館によっていくのかな、館長の萩原朔美さんと顔見知りなのかもしれない…、なんて思ってたら、文学館の方へは行かないで広瀬川にかかる橋の方に向かってゆきました。

  猫が立ち寄らなかった前橋文学館と、萩原朔美館長さんです。写真は前橋文学館のHPからお借りしました。

  心を揺らす 言葉との出会い、
  心を揺らす 人と出会う。
  前橋文学館は、出来事です。
       ― 萩原朔美(文学館長) ―

ホームページのトップにある館長の言葉です。山本龍市長が萩原朔美さんを館長に招いてから、前橋文学館はずいぶん変わりました。楽しくなっています。ぜひ遊びに行ってみてください。
館長さんがどんな方か知りたい方は、こちら(萩原朔美さんのブログのプロフィール)をご覧ください。

 ついでなんで、現在開かれている企画展「ドラマチックな重鋼!! 髙荷義之原画展」も紹介します。高荷義之さんは1935年に前橋で生まれた前橋出身の画家ですが、ちょいと特殊な分野ですごく有名な絵描きさんなんです。月刊誌「少年」の表紙絵をはじめ「週刊少年サンデー」や「週刊少年キング」なんかに迫力満点のメカニックイラストをたくさん発表してきた方です。そして、プラモデルのボックスの絵「ボックス・アート」どもたくさんの仕事をしています。さらに、「風の谷のナウシカ」のポスター画をはじめ、アニメの世界でも活躍してきたアーティストです。
その、高荷義之さんの原画展が1月13日まで開かれています。期間中に「原画」の展示替えも予定されているようです。詳しくはこちらをご覧ください

   

猫は前橋文学館前の橋を渡って、川の向こう側にある「萩原朔太郎記念館」へ入って行きました。
「おまえ、ここで暮らしてんのか?」
<違わい、こんなとこで暮らせるかい、Tって奴がうるさいんだから…>

 前橋文学館のHPからお借りした記念館の全景です。
前橋市北曲輪町69番地にあった萩原朔太郎の生家のうち、土蔵、書斎、離れ座敷の三つの建物が移築保存され、公開されています。三つの建物は、1900年前後に造られた明治の建築物です。詳しくはこちらをご覧ください

    

猫は、離れ座敷の裏手に入ってゆきました。どっかに行っちゃうのかなと思っていたら、裏を抜けて土蔵に続く道へ出てきました。そして、ゆっくりと土蔵の前を通り過ぎて行ったんです。

 更に、次の企画展の紹介です。今年は、萩原恭二郎の生誕120年に当たります。前橋文学館ではこれを記念して、萩原恭次郎生誕120年記念展「何物も無し!進むのみ!」(11月02日(土) ~ 2020年01月26日(日) )を開催するとのことです。私が大好きな恭次郎の企画展、観に行きます。詳しくは、こちらをご覧ください

   

銅像の脇を抜けた猫は、記念館の生け垣を潜って、隣の広場へ出てきました。そいで、広場のはずれのベンチに飛び乗ったんです。思い出しました、この猫ね、前に会ったことあります。赤城県道に面した家の飼い猫なんです、ガラス窓の中で日向ぼっこしているときに出会っています。写真もあるはずです。

 というわけで、DROIT帰りに出会った猫のおかげで、前橋文学館の紹介ができちゃいました。

岡本太郎作の「太陽の鐘」も周りの木々の葉が色づき始めて、表情が、一層穏やかに見えるようになりました。秋です。

 

 猫をつけてるときにみたあせびです。つぼみが付き始めてました。

   

 昨日も一生懸命食べました。サトイモ、ダイコン、ニンジンをはじめ野菜いっぱいの豚汁です。次は牛筋ダイコンう。ブロッコリーとミニトマトのサラダは胡麻ドレッシングと菊の花びらでいただきました。それと、秋サケのみそ漬け、そして、菊の花とネギの青い葉の部分の天ぷらです。大衆が少しでも戻るように多めの食事を頑張っています。

 

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。
来春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


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