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猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

箏曲家鈴木創さんの新しい稽古場を訪ね、本の家2と山都園で買い物、戻ってきたら北海道から豆がどっさり届きました。

2021-12-16 07:49:18 | あんじゃあない毎日

昨日の午前、千代田町4丁目に新築された箏曲家の鈴木創さんのお稽古場をユキ子さんと一緒に訪ねました。明るい開放的な建物です。箏や三弦の音が外まで聞こえて来そうです。

 
この場所に昨年の11月まで初代吉駒と二代目吉駒が使ってきた稽古場がありました。三代目を継いだユキ子さんは城東町に稽古場を持っていますので、こちらは空き家になってしまっていました。それを、鈴木さんが買い取ってくださって、箏曲の稽古場が出来上がったのです。

 
左が鈴木創さんの新しい稽古場です。右は昨年取り壊した日本舞踊の稽古場です。三代目吉駒は三歳の時からこの稽古場で修行してきました。新しい箏曲の稽古場を見て何を想ったのかな、複雑だったと思います。でもね、誰にも使われないのでなく、立派に使ってくれる人がいてくれることは大きな歓びです。
鈴木創さんの稽古場の詳細は鈴木創さんのブログのこちらでご覧ください。お住まいも見せていただきましたけど、すごく素敵なお住まいでした。街中に素敵な場所が生まれました。

 

 
鈴木創さんの稽古場をお邪魔した後、テルサの脇に新しく開店した絵本や「本の家2」へ寄りました。素敵な絵本屋さんです。「三歳の子にプレゼントする絵本を選んでいただけますか?」「は~い、男の子ですか、女の子ですか?」「女の子ですけど、あんましそれは意識しないで…」「はい、承知しました…」って選んでくれたのが「ハリーのセーター」他4点でした。選んでもらえる絵本屋さん、いいですね。
「来年に野村たかあきさんの原画展をやりますのでいらしてください」、帰り際に素敵なお話がありました。『本の家2』のHPはこちら、まちなか新聞vol55はこちら、そしてぐんラボの訪問記はこちらでご覧になれます。

 
それから竪町通の「山都園」で玄米ほうじ茶を買いました。ショーケースの中に急須に並んで子どもの人形が飾られていました。「これは、新婚旅行で伏見稲荷へ行った時の思い出の品です」とのご主人の説明です。「まんじゅう怖い」のお話しの人形、詳しいことはお店でお尋ねください。山都園のHPはこちらですが新婚旅行についての記述はありませんので念のため。

 


家に戻ると北海道から荷物が届きました。開梱するとCOCOがすぐに覗きに来ました。見た目。ちょいとキャットフード風ですが、猫は見た目では騙されません。すぐに立ち去りました。


黒千石大豆、炒り黒千石大豆、黒紫小豆、金時豆、とら豆、花嫁小豆、が入っていました。みんなカオルさんが種をまき、面倒見て収穫し、脱穀乾燥した豆です。ありがたくいただきます。

 
用意しておいた金柑のシロップ煮、柚子こしょう、柚子塩を早速箱詰めして、お礼に送る作業にかかりました。山都園で玄米ほうじ茶を買ったのは、前橋のSさんちで生産したひとめぼれを使用しているってことと、クッション材としてちょうど好適なんです。あとは、上毛新聞と今回は特別に前橋新聞もクッション材に使用しました。前橋の初冬をお届けします。カオルさんのとこだけでなく、クワイのHさんのところへもお届けです。

 

  梱包を終えて発送をユキ子さんに頼んで、遅い昼食を摂りに街へ出かけました。まだ葉を残している桜の木に出会いました。コンジョウザクラという桜かもしれません。広瀬川の柳はだいぶ葉が少なくなってきています。

  お昼は呑竜仲店のヤギカフェです。カボチャのタイ風カレーをいただきました。前橋市経済産業部にぎわい商業課発行の「前橋まちなか新聞Vol.55」の呑竜仲店の地図から、不法にもその存在を消されてしまっているヤギカフェですが、ちゃんと営業しています。ヤギカフェ日記も元気ですよ。もちろんランチもおいしいです。のんびりおしゃべりしてきました。

 帰りにひろ子に寄ったら、顔を見るなり「昨日来てくださったお客さまがね、『ひろ子は飲み処からお茶所に変わるのだそうですね』って言ってましたよ」だって。そこへ、ごく最近、呑兵衛を止めて茶飲みの仲間入りしたIさんがやってきました。そして、静かにお茶をいただき、4時前にお店を出ました。「また寄らせてもらいます…」

 
メタセコイアの花房が揺れる枝先に白い月が出ていました。城東町の路地に陽が沈んで行きます。良いお茶飲みはおうちへ帰る時間、街は酒飲みに譲ります。Iさんは来春にはお茶のみを卒業して酒飲みに復帰するかもしれません、私はどうするかな、年が明けるとすぐに検査が待っています。


上毛電鉄の線路端では、もう水仙の花が咲き始めています。良い香りです。電車に轢かれないように楽しまねば…

 

 夕食には、鶏の博多水炊きを用意しました。

  博多水炊きは、まず鶏のスープを採って、それで鶏肉を軟らかく炊き上げてから鍋で出します。それに野菜を煮込みながらいただきます。おいしいスープを用意することが肝心、家庭では鶏の手羽先をあくと脂をとりながら1時間ほど煮込んでスープを採るのが楽ちんです。手羽先はそのままいただきます。まずは、スープを味わうことから始まります。藻塩と僅かな柚子こしょうでいただきました。

 10月に青柚子と青唐辛子で作った緑色の柚子こしょうと、今回、完熟柚子と黄色い唐辛子で作った柚子こしょうの比較もしてみました。黄色い唐辛子は激辛ですので入れる量も少なめにしましたが、しっかり辛い柚子こしょうになっています。でも、一月も寝かせて塩が馴染むと辛味調味料としては良い状態になりそうです。どちらもきれいな色に仕上がっています。

 

12月15日の体温  7:40 36.4℃  13:00 36.5℃  23:00 36.6
 12月16日 7:45 体温 36.7℃  血圧 最高127 最低67

 

 若柳吉駒でございます。
私が祖母の初代吉駒の手ほどきを受けたのが2歳の時でした。3歳で美登利会の初舞台を踏ませていただきました。以来、伯母の吉啓師と二代目吉駒の指導の下、精進してまいりました。そして、第75回の舞踊会から美登利会を引き継いでおります。
第78回美登利会は、来春の4月10日開催の予定で会場を手配いたしました。会員一同、これまで以上に精進を重ねてまいりますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください。

 

 


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