ずいぶん前のことです。地質調査の専門家の倉田さんのお供をして吾妻の方へ仕事に出かけた帰り道、利根川の阪東橋を渡って前橋の田口へ入ったところで、「面白いもん見てこう…」って倉田さんが連れてきてくれたんです。通称『田口の崖』です。
昨日、北の方へ行ったものですから、ちょっと足を延ばして見てきました。私が40歳ころの記憶です。
「これはさ、浅間山が大噴火した時の火山泥流が吾妻川を流れ下ってここまで来て固まったものだ。そうしてできた泥流層を今度は利根川の水が削ったんだいね…」と教えられた記憶が残っています。
「浅間山の大噴火って天明のですか?」
「違わいね、もっともっとずっと昔、2万年以上前の…」
前橋には崖地は少ないです。こんな大きな崖地を見たのも珍しかったし、それが浅間の火山泥流からできているってのも驚きでした。もっとも、前橋台地それ自身が、浅間山の泥流でつくられているのですけど、こんな風に断面を見ると驚いてしまうんです。遠い記憶、倉田さん、間違ってたらごめんなさい。
崖の下の方にカラスウリがきれいに色づいてぶる下がってました。崖下のこの三面コンクリートの水路、流れている水は田口発電所の発電用水から分水しているのですけど、これが桃ノ木川の元なんです。それも、倉田さんに教えてもらったことです。
朝飯食べてたら、スズメが窓の外の塀にとまってました。こないだから外のテーブルに出しているパンくずを食べに来てるんです。でも、私たちが見ているとテーブルに降りてこないで塀にとまって待っているんです。
「見てないときに食べて行ってしまうから、なんか、泥棒されてるみたい」とユキ子さんです。
近所の駐車場にこんな車が停まってました。いつも見る車ではないです。すごいです。
そいで、関根町に見たいものがあったんで出かけたんです。二ツ橋から桃ノ木川の遊歩道を自転車で北上して行きました。
下小出あたりの川面で首をふりふり泳いでいる鳥に出会いました。嘴から額にかけて真っ白です。オオバンですね。たいてい番いでいるんですけど、一羽しか見つかりませんでした。
荒牧町の桜並木はジョギングやウォーキングの皆さんに気をつけます。日曜日ですから、のんびり走ったり歩いたりしている人にたくさん出会います。
この辺りまで来ると、赤城山の形がまち中から見ている姿とずいぶん違っています。
キンクロハジロですね。金色の目、黒い頭、白い翼、で、キンクロハジロなんだそうです。
紅葉したサクラの葉の向こうの方にカモの群れが休んでいます。コガモですね。
羽づくろいしているのも、浅瀬に頭を突っ込んで水草を食べているのもいました。残念ながら、美しい羽色をしているオスを撮れませんでした。
関根町まで来ると、赤城山の姿はますます見慣れない格好になります。一番右が鍋割なんですね。
北の山は雪雲の中だったんですけど、関根町まで来たら、子持山と小野小山の鞍部の雲が一時だけ切れて、三国山脈の雪山が姿を見せてくれました。寒いな…
で、目的を果たしてから、田口の崖を見に行って来たんです。
大きなサザンカです。木の根元は散った花びらで染まっています。きれいです。
関根発電所の水槽はなんかおどろおどろしい雰囲気でした。流れゆく雲が水面にいろんな姿を映してました。
水産試験場の木立の下、まだニラの花が咲いてます。韮の花ってさ、8月から10月ごろに診るんでしたよね。ここは県立の施設だから特別なのかな…、とにかくきれいに咲いてます、それも、いっぱい…
昨日の食餌はね、前日の残りもんを食べてました。
朝はさ、サバをメイ太んちでもらった柚子で〆といたのを焼いていただきました。良い香りです。
夕飯は、鯛チリにした鯛を少しよけといたのをポアレして、青ジソのバターソースでいただきました。それと、ジャガイモのグラタン、カキとリンゴのサラダです。柿の実はさ、歯医者さんにいただいたのです。おいしかったです。
直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の二代目吉駒の下で修業して参りました。
初代吉駒が始めた美登利会は、来春で75回目の節目を迎えます。予定通り、4月8日に開催いたします。
亡くなりました二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、これからも引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。
今春の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす。
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください。
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