猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

のんびりした土曜日、これでおしまいの「全国アマチュアちんどん競演会in前橋」を眺めてました。北原雄一郎さん、お世話になりました、ありがとさんでした…

2019-10-20 07:08:48 | あんじゃあない毎日

塀の上で猫たちがくつろいでいます。
のんびりした土曜日、5日間も医者通いが続いてしまったので息抜きさせてもらうことにしたんです。

 

  JAファーマーズ朝日町店が開店するのを待って野菜を見に行きました。常備菜が底をつきそうなんで、のんびり遊ばせてもらうことにしたんです。
赤城山は雲の中、こども公園に向かう子供たちの自転車、ちゃんと一列縦隊で走ってゆきます。

 銀杏、菊の花、柿の実、里芋、薩摩芋、椎茸、秋の野菜が手に入りました。
10時半ごろから調理に着手、ちゃんとぐんまちゃんのエプロンをして、腕カバーを着用、長そでを着るようになると腕カバーって便利ですね。50年ほど前、群馬県庁で働き始めたころ、ベテランの職員の皆さんは真っ黒な腕カバーをして事務作業をしてました。何ていうのか知らなかったですから、「手袋」の親戚だと思って「腕袋」って読んだらこっぴどく叱られて、「腕貫」というのだと教えられました。普通の世間で使わない不思議な言葉をいっぱい覚えさせられて閉口したものです…

   

 サトイモの煮転がし、鶏肝のワイン煮、生シイタケの含め煮、ひじきの炒め煮、胡桃ちりめんが出来上がったころにはお昼過ぎになっていました。
このほかに、牛筋ダイコンを煮込んで、菊の花を茹でて、銀杏の皮むきをして酒煎りして、一時近くになって作業を中断しました。昼食休憩です。

 

思い出したことがあって、まちに出かけました。赤城山を隠していた雲があらかた消えようとしていました。
左から鈴ヶ岳、鍋割、荒山、三つの峰が真っ青に並んでました。「あのな、鍋割が顔でさ、荒山がおっぱい、寝てる女に見えるんだぜ」、子どものころにませたあんちゃんが教えてくれたんです。

 十六本堰は水門が開いたままです。流水はまだ止められています。
天然遡上の若アユが利根川にたくさん上ってきていたころの話です。この席の下流では網を使って若鮎を獲ってました。バケツの中ではねる若鮎を覗いていた記憶があります。赤城山を女性に見立てたおませなあんちゃんと一緒だったかもしれません。

  で、三河町の顔見知り猫に出会ったんです。
<チンドン見に行くんだろう…>
「よく分かるね、その通り…」

 昨日は、「全国アマチュアちんどん競演会in前橋」が中心商店街で開かれていたんです。青井食堂で「肉入焼きそば」でお昼を済ませてから、しばらくチンドンを眺めていました。
今年で17回目の競演会なんだそうです。この競演会を主催しているのは「厩橋ちんどん倶楽部」、このアマチュアちんどんクラブが誕生したのは2002年のことだったと思います。そいで、私が前橋るなぱあくの園長を引き受けたのが2005年4月、日曜日や祝日にるなぱあくの「賑やかし」を、誕生間もない厩橋ちんどん倶楽部の皆さんにお願いしていたのです。小さなお友だちもすごく喜んでくれてたんです。懐かしいことです。

 競演会の司会をしているのは厩橋ちんどん倶楽部の「理事長」こと北原雄一郎さんです。馬場川通の喫茶店「こまち」のマスターです。中央広場のステージで競演会の進行役をしていました。17回目の競演会、これでおしまいにするって話です。でも、いつもと違わない北原さんでした。
その節はいろいろお世話になりました。長いこと、本当にご苦労さまでした。ありがとう…

 

 ちんどんと別れたら、白い猫に出会いました。それだけです。
家に戻って、料理の続きをやりました。

 これは、ユキ子さんの両親へ届けた夕食のおかずです。医者通いしてる間お休みさせてもらってたんで、少し豪華に、和牛のたたき、秋サケのみそ漬け、薩摩芋の甘煮、ブロッコリーの辛し和え、菊花の甘酢漬け、春菊の胡麻和えを詰めました。お届けしたときは、小雨が降り始めてました。

 

  我が家の分です。牛肉のたたきには銀杏と菊の花びらも添えました。秋ですから。
それと、牛筋ダイコン、柔らかく炊きました。

  薩摩芋の甘煮、ブロッコリーの辛し和え、菊花の甘酢漬け、椀はカブと春菊の葛引きです。おいしくいただけました。

 

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。
来春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


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4 コメント

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Unknown (くろ)
2019-10-20 10:33:37
や、それは「腕貫」です。
辞書にも出てますよ~(^_^)
でも叱ることないと思うけど…
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腕貫 (ヒゲクマ)
2019-10-20 10:52:38
役所ってのは訳の分かんない専門用語が多いのです。
例えば「知事のハンコ」って言ったら30分ほど説教されて、「公印」「職印」「認印」……、挙句の果ては「拇印」と「母印」と「ボイン」の違いまで教えられちゃうのです。「わかりゃいいじゃないですか」なんて言おうもんなら大変だったんです。何度辞めちまおうと思ったことやら…
「腕貫」なんてのも知りませんでした。「腕袋」だって「腕カバー」だっていいじゃありませんか。私は、料理と草むしりの時に便利しています。
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お知らせとご相談 (ちかにゃん)
2019-10-20 11:57:29
唐突ですが

今日の午前二時過ぎに アナグマが侵入しようと猫出入口をゴソゴソしてるのに遭遇。

体格が良いため 侵入出来ず こちらもガラス戸閉めたので被害はありませんでしたが 数回ガラス戸に頭を押し付けた後あきらめて消えました。

実は夏の夜 車で帰宅途中に 上新田町の藤岡街道にて怪しい動物が西から東に横切るのをライトの中で目撃したんです。

犬猫とは全く違う走り方で イタチやフェレットみたいな感じの走り方でした。

昨夜は顏がよく見えたので ググってみたところアナグマでした。。

市に相談しようと思います。対応してくれる課はあるかなあ?
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アナグマ? (ちかにゃんさん)
2019-10-20 12:59:28
ちかにゃんさん
アナグマですか、本当に日本アナグマかな…
外来獣のハクビシンのことは時々耳にしますが、二ホンアライグマのことは安増聞かないですね。
市役所だと、環境政策課ってのがありますが、「駆除」の相談に乗ってくれるのかな、よくわかりません。お金はかかりますけど、害獣駆除業者は前橋でも活動しています。二ホンアライグマもハクビシンも営業対象にしているみたいです。詳しくは分かりませんが、ネットで調べて頼んでいるみたいですよ。市役所であっせんしてくれるのかな、これもわかりません。すみません。
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