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河合奈保子・Pure Dream

奈保子さんの歌声が聴ける日を夢見て・・・
(当ブログはご本人とは無関係です)

奈保子さん以外の記事もあります

恋ならば少し・・・

2010-02-15 00:00:01 | あるばむ

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「恋ならば少し・・・」

河合奈保子さんの5thアルバム「あるばむ」の10曲目(LPのB面5曲目)に収録されている曲です。

作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお
編曲:大村雅朗

優しさを感じさせるメロディー、スローなテンポの曲で、歌詞の内容もピッタリとあっている印象です。
夜の静けさの中、自分の部屋で一人ドレッサーの前に座りいろいろと思いを馳せている情景が浮かんできます。
来生たかおさんのは、ゆったりとした中に優しさや寂しさをのせるメロディが多いと思うのですが、この曲も来生たかおさんの特徴がよく出ている曲の一つだと思います。

歌詞カードのこの曲の部分は、来生えつこさんの手書き歌詞のレプリカが掲載されています。


(写真は歌詞カード抜粋です。曲タイトル部分のみです。)

歌詞の最後には、たかおさんと奈保子さんに宛の注意書きと思われる以下のような部分もそのまま載せられています。

******
注 曲の構成はこのままでしょうか?
少し短めの気もしますが・・・・
甘くしっとりめに唄ってください.よろしく
******

来生えつこさんの要望通り、甘くしっとりめの歌声、たかおさんのメロディによる効果ももちろんあると思いますが、その通りの曲になっていると思います。


このアルバムの発売当初、なぜ「あるばむ」というタイトルなのか、当時の自分は理解できずにいました。

このアルバムリリースから27年経過しました。いま、聴きかえして見ると、「あるばむ」の曲たちは、アルバムから抜き出したフォトグラフのように、甘く、苦い青春の思い出を切り出したように思えてきます。
「恋ならば少し」という曲のメロディを聞いていると、そのアルバムをゆっくりとめくりながら懐かしんでいるかのようにさえ思えてきます。

27年前は、もちろん懐かしむなんていうシチュエーションではありませんが、時が経って感じ方が少し変わってきたように思います。


オレンジ通り5番街(振り向いてアベニュー)

2010-02-14 00:00:01 | あるばむ

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「オレンジ通り5番街(振り向いてアベニュー)」

河合奈保子さんの5thアルバム「あるばむ」の9曲目(LPのB面4曲目)に収録されている曲です。

作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお
編曲:大村雅朗


(写真はNAOKO PREMIUM、歌詞カード抜粋です)

前曲の「惑いの風景」の幻想的曲調からは一転してとても軽やかなメロディの曲です。
曲調から受ける印象はとても明るく、楽しい雰囲気を受けるのですが、歌詞の内容は具体的なシチュエーションを理解しにくい部分もあるように感じます。
この曲の中で歌われている気持ちは本当は喜びなのか、寂しさなのか?私の中ではまだ解釈仕切れていません。

この曲も、元々は来生たかおさんのアルバムに収録されていた曲です。
歌詞の一部分は来生たかおさんの方では男言葉で歌われているところを変えて、「あるばむ」に収録しています。

アレンジ面は、来生さんの曲の方のアレンジを一部踏襲しているところもありますが、奈保子さんのバージョンの方は、よりジャズっぽいアレンジになっているように思います。タップのリズム音も効果的に入れられており、曲の雰囲気をいっそう具体定期に印象づけるような曲調に感じられます。

タップのリズム、ベースラインの音色、歌詞の中にも出てきますが、街中をそぞろ歩く風景を感じさせてくれるサウンドがとても心地よく、来生さんの作品の中でも好みの曲の一つです。

この曲の構成でおもしろいのは、1コーラス目ではサビに入らずに間奏になってしまい、2コーラス目はサビしかないというちょっと変わったメロディ構成になってます。来生たかおさんのメロディには時々こういった構成が見られるのも特徴のひとつで、このことも来生さんの音楽の世界が他の方とは違う雰囲気を作り出す要素にもなっているのだと思います。


惑いの風景

2010-02-13 00:00:01 | あるばむ

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「惑いの風景」

河合奈保子さんの5thアルバム「あるばむ」の8曲目(LPのB面3曲目)に収録されている曲です。

作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお
編曲:大村雅朗


(写真はNAOKO PREMIUMからです)

強い思いを募らせる人がいるのに、想いを伝えられず、どうしようもなくはがゆい自分を見つめているといった内容の曲です。

スローテンポで、ため息のなか切々と自分自身に告白しているように歌い上げています。
それ故に、曲に込められた想いの強さと深さが伝わってくるように感じられます。

この曲はフェードインで始まり、フェードアウトで終わる曲になっています。まるで夢の中でも胸にこみ上げる思いを伝えられず苦しんでいるといったような風景であるかのように思います。

この曲の演奏の方ですが、曲のメロディーを感じさせるサウンドは全くありません。そのためか、幻想的な風景の中で奈保子さんが歌っているようにも聞こえます。こういう演奏では歌い手の歌唱力がはっきりと出てしまうと思うのですが、この曲を聴いていても奈保子さんの歌唱には全く不安を感じないのはもちろん、曲の世界に引き込まれるようにさえ感じます。

こういった部分からも奈保子さんの歌手としての成長を強く感じさせてくれる曲です。


ささやかなイマジネーション

2010-02-12 00:00:01 | あるばむ

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「ささやかなイマジネーション」

河合奈保子さんの5thアルバム「あるばむ」の7曲目(LPのB面2曲目)に収録されている曲です。

作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお
編曲:大村雅朗



ゆったりとした曲調で、来生さんの曲調がよくでた曲の1つだと思います。
愛する人との午後のひとときの(ささやかな)風景を夢見る様子を歌った内容が、たかおさんの曲調でよく表現されているように感じます。また、スチールギターの音色がまったりとした雰囲気を感じさせてくれます。

奈保子さんにとって、来生えつこ・たかおさんの作品はこの「あるばむ」が初めてになりますが、大村雅朗さんがアルバムの片面全曲の編曲を担当のも奈保子さんのアルバムでは初めてです。ちなみに、大村さんは奈保子さんの次のアルバムでは全曲アレンジを行うことになります。

このアルバムで奈保子さんは来生さんの作品を5曲を歌い上げていますが、A面の竹内まりやさんの作品の印象とも異なる世界が感じられます。そして、それまでのアルバムとは全く異なる音楽性であることをはっきりと感じさせてくれます。


浅い夢

2010-02-11 00:00:01 | あるばむ

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浅い夢

河合奈保子さんの5thアルバム「あるばむ」6の曲目(LPのB面1曲目)に収録されている曲です。

作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお
編曲:大村雅朗

「あるばむ」のB面は全曲来生えつこ・たかおさんによる楽曲で、編曲も全曲大村雅朗さんによるもので、B面全体が統一感を意識した構成(もちろんA面も含めて)で制作されていることがわかります。

来生姉弟による奈保子さんへの楽曲提供はこのアルバムが初めてで、この「浅い夢」が最初の曲になります。「浅い夢」は元々、来生たかおさんのデビュー曲です。
JEWEL BOX2の来生たかおさんのコメントによると、奈保子さんが来生たかおさんのコンサートを訪れたときにこの曲を気に入ったのだそうです。

来生作品の幕開けを印象づけるかのように、フェードインで「浅い夢」の曲が始まります。ゆったりとしたメロディーで、キラキラと光る海辺での情景が目に浮かぶようです。

原曲の来生たかおさんが歌う「浅い夢」はピアノ(おそらく弾き語り)の音がどこか寂しげに響きますが、来生さん独特の曲調、雰囲気がでていてどちらも素晴らしいと感じます。原曲と奈保子さんの歌う曲を聞き比べると、一部、音またはコードが異なる部分があるように聞こえます(たぶん)。

「あるばむ」B面は最後の曲以外はすべてフェードアウトで終わって、次の曲につながっています。曲間も効果音でつないでいる部分もあり、B面全体で1つの世界観を創造しているように思います。

でもCDだと、プレーヤーによっては曲の間に強制的に切ってしまうものがあり、そういったプレーヤーで聞くとアルバムの効果が失われてしまう場合があります。
レコードだともちろん切れ目なく聴けるのでしょうが。


けんかをやめて

2010-02-10 00:00:01 | あるばむ

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「けんかをやめて」

この曲は河合奈保子さんの10枚目のシングル曲ですが、5thアルバム「あるばむ」の5曲目にも収録されています。

作詞:竹内まりや
作曲:竹内まりや
編曲:清水信之

この曲に関しては、奈保子さんを紹介するVTR等では今でもかなりの頻度で出てくるので、今更私がコメントするまでもないとは思いますが、奈保子さん自身の音楽的可能性を広げる1曲になったことは確かであると思います。

JEWEL BOXのブックレット、竹内まりやさんのコメントの文脈から推測すると、奈保子さんのために「けんかをやめて」を作ったのは1981年の春頃ではないかと思います。
竹内まりやさんは、「TVで奈保子さんがはつらつと歌う姿をみて」とありますので、おそらく「17才」を歌っている様子なのだろうと考えられます。

このとき、まだ奈保子さんの制作者側からのオファーはまだあるはずもなく、まりやさんが心の中で想像した奈保子さんのイメージで曲を作り、その1年後にそれが現実になるということになります。

JEWEL BOXの竹内まりやさんのコメントをさらに読み解くと、「けんかをやめて」のレコーディングは1982年の春頃には既には既に完了しており、アルバム「サマーヒロイン」に収録されるべく準備が進められていたことも伺えます。

レコーディングされた奈保子さんの「けんかをやめて」を竹内まりやさんが聴いて、「せつなく情感豊かな歌声」とおっしゃっているように、奈保子さんの歌声はやはり胸の奥に響く深い切なさを持っているということに気づかされます。


砂の傷あと

2010-02-09 00:00:01 | あるばむ

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「砂の傷あと」

河合奈保子さんの5thアルバム「あるばむ」4の曲目に収録されている曲です。

作詞:竹内まりや
作曲:林哲司
編曲:林哲司


(NAOKO PREMIUMブックレットからの抜粋です)

この曲では竹内まりやさんは、詞のみの提供となっています。これまでの3曲は「恋の始まり、予感」を表現した内容でしたが、一転してこの曲では「別れ」、しかも、深い想いがあったが故に、初めて感じる心の傷も深いものとなったことを暗示させる内容になっています。

曲の出だしの詞と曲の一番最後の詞が全く同じになっており、フラッシュバック的に曲が始まる構成も心の切なさを強く感じさせるものになっています。
こういった構成が作詞の竹内まりやさんによるものか、編曲の林哲司さんによるものかまでは伺い知ることはできませんが、私の個人的な想像では、編曲時に考えられた物ではないかと思っています。

この曲は前出の「ダブル・デイト」と全く同じ楽曲提供陣で、レコーディングミュージシャンのメンバもほぼ同じになっています。ということは、この2曲もセットで用意された曲であったのだろうと想像できます。

そして、この曲では竹内まりやさんもコーラスに参加しており、竹内まりや/山下達郎テイストを強く感じさせるコーラスになっています。
編曲は林哲司さんとなってますが、コーラスアレンジはもしかしたら竹内まりやさん側でなされたものかもしれない、または林哲司さんが竹内まりや/山下達郎サウンドを強く意識してアレンジしたものだろうかと、いろいろと考えてしまいます。

昨日も書いたセルフコーラス、奈保子さん自身が歌っているメロディーを全く同じメロディーで重ねるだけですが、声の厚みがますので、曲に広がりを感じることができます。この曲でも、サビの部分で(たぶん)奈保子さんのセルフコーラスで声の重なりを聴くことができます。

メロディーはマイナー主体ですがアップテンポな曲になっています。こみ上げる切なさと焦燥感が胸に深く響く曲になっていると思います。
竹内まりやさんの詞とマッチしていることも大きいと思うのですが、林哲司さんが奈保子さんに書いた曲の中ではシングル、アルバム曲含めても一番この曲が自分の好みです。


追跡

2010-02-08 00:00:01 | あるばむ

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「追跡」

河合奈保子さんの5thアルバム「あるばむ」の3曲目に収録されている曲です。

作詞:竹内まりや
作曲:竹内まりや
編曲:大村雅朗

この曲は「Invitation」と全く同じ楽曲提供陣になってます。「あるばむ」での竹内まりやさんの作詞・作曲は3曲、うち2曲はシングル曲なので、新規にリリースされた曲としてはこの曲が唯一となります。

マイナーコード主体ですが、暗くなりすぎないメロディー、胸にこみ上げる切なさを感じさせるメロディーを表現する竹内まりやさん曲は、やはり素晴らしいものがあると思います。
アレンジ面では、大村雅朗さんの多彩さが感じられるサウンドになっており、詞に込められた女の子の「熱く、せつない想い」を引き立てる曲調になっているとも思います。
セルフコーラスについては何度かこのブログでも書いていますが、「あるばむ」を聴く限りでは4曲セルフコーラスのアレンジがされているようです。
セルフコーラスについては歌詞カードのクレジットには(全アルバムを通して)奈保子さんの名前は出てこないので、自分の耳で聴いた印象でしかないのですが、この曲でも奈保子さん自身の声でコーラスを重ねて、声の厚みを大きくしている部分があります。

この曲では、竹内まりやさんはコーラスには参加していません。
LP歌詞カードのミュージシャンのクレジットを見ると、Invitationとほとんど同じ参加メンバーになっています。そして、楽曲提供時は全く同じメンバ。このことから想像すると、「Invitation」と「追跡」はセットで提供され(アルバム制作の時に若干パート演奏の変更はあったかもしれませんが)レコーディングされた曲ではないかと思っています。


ダブル・デイト

2010-02-07 07:03:11 | あるばむ

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「ダブル・デイト」

河合奈保子さんの5thアルバム「あるばむ」の2曲目に収録されている曲です。

作詞:竹内まりや
作曲:林哲司
編曲:林哲司

この曲では、竹内まりやさんは詞のみの提供です。JEWEL BOX2の解説では、このアルバムでのまりやさんの詞はキャンパスライフの風景と記述されていますが、詞の中に出てくる状況を見ると高校生のシチュエーションではないかと思います。当時のまりやさんが奈保子さんに対して描いた印象が高校生の女の子だったのではないかと思います。

竹内まりやさんの詞がウキウキ感のあるポップなメロディーに歌われています。コーラスによる胸中の描写も相まって男女2組でのダブルデイトの風景が目に浮かぶようです。
竹内まりやさん自身も、コーラスメンバーとしてこの曲に参加しています。

余談ですが、詞の中で「スターウォーズ」の映画をみるという部分があるのですが、「エピソード5・帝国の逆襲」(1980年6月日本公開)とは時期がちょっとずれすぎているので、当時はまだ公開前だった「エピソード6・ジェダイの復讐」(1983年7月日本公開)を意識したものだったのだろうと思います。

作曲・編曲は林哲司さんですが、奈保子さんの曲でファーストアルバムLOVEのタイトルナンバー「LOVE」以来の提供となった曲です。
「LOVE」を初めて聴いた時から作曲家としての林哲司さんの名前は気になっていて、このアルバムを聴き、再びその名前を見たときには、林さんのメロディーは当時の自分の好みと一致することをはっきりと感じました。

「あるばむ」からニューミュージック系の楽曲提供陣による音楽的コンセプトをしっかりと持ったアルバム制作になっているので、この曲に限らず、それまでの奈保子さんの歌っていたアルバムの曲とははっきりと異なる仕上がりをサウンド面でも感じることができると思います。

 


Invitaiton

2010-02-06 00:00:01 | あるばむ

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「Invitation」

この曲は河合奈保子さんの11枚目のシングル曲ですが、5thアルバム「あるばむ」の1曲目にも収録されています。
「あるばむ」はご存知のように、A面を竹内まりや/林哲司、B面を来生えつこ/たかお、言うようにニューミュージック系の方たちの提供によ楽曲が提供されたアルバムです。

新しい、河合奈保子の曲の世界への誘いとして「Invitation」を持ってきたのかもしれません。

作詞:竹内まりや
作曲:竹内まりや
編曲:大村雅朗

シングル「けんかをやめて」に連続しての竹内まりやさんの作品ですが、Invitionでは大村雅朗さんのアレンジとなっています。
以前にも書いたことがあるのですが、「けんかをやめて」と「Invitation」どちらかと言えば、私は「Invitation」の方が好みになります。

理由の1つが、大村雅朗さんによる繊細なサウンドがあります。大村さんのアレンジは、実に多様であることを、この曲を聴いても実感します。
この曲のどこか優しさと心細さを感じさせる曲調がなんとも切なくていいです。
NAOKO PREMIUM収録のカラオケで演奏だけを聴くとよけいにそう思います。

理由の2つめは、この曲での奈保子さんの声質です。
「けんかをやめて」では、どこか低く抑えた発声になっているように感じられますが、「Invitaiton」のほうは、伸びとはり、そしてスローテンポな曲でも安定した奈保子さんの発声と感情表現が曲の魅力がいっそう強く感じられるように思います。
「けんかをやめて」と「Invitation」のレコーディング時期の差は、おそらく半年くらいあるのではないかと想像していますが、その短期間でも奈保子さんの歌手としての成長にも感動します。