自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

「田中浩康球場」実現へ~ネーミングライツ実施への第一歩~=議会報告

2013年03月18日 17時02分42秒 | スポーツ政策
昨年12月10日のサンケイスポーツに、下記のような記事が掲載されました。

■びっくりプラン浮上!燕・田中浩康球場できる
 ヤクルト・田中浩康内野手(30)が9日、千葉・柏市の東実健保センターで「第3回田中浩康カップ」を行った。自身が野球を始めた原点での冠大会に、今年は地元の少年野球32チームが参加した。底辺拡大につながればと、柏市内の球場を「田中浩康球場」と命名する計画も浮上している。
 京都生まれだが、父親の仕事の関係で小学2年時に千葉・沼南町(現柏市)で野球を始めた田中。白球を追いかけた原点で、球場にその名を冠する計画が浮上した。
(後略)
記事全文=SANSPO.COM(2012年12月10日) 
http://www.sanspo.com/baseball/news/20121210/swa12121005040000-n1.html

 これを受けて、3月議会においてスポーツを生かした行政、またネーミングライツ(命名権)事業のきっかけとするべく、以下のように質問をいたしました。 

――12月10日のサンケイスポーツに掲載された田中浩康球場に関する記事に対し、市長はどういう感想を持ったか。また、個別の案件は置いておき、広い意味でのネーミングライツは、現在の柏市では実施可能か。

市長「大変夢のある、子どもたちにも評判の良い構想だと思う。単純に名前を付けるだけとなると、田中選手のファン、スワローズファン以外の方からどう思われるか難しいところだが、ネーミングライツという形で実現できるのであれば、積極的に行ってもいいと思う。実現性について強く前向きに考えていきたい」

生涯学習部長「全国にも個人名がつく野球場などは複数あり、柏市でも柏駅東口ダブルデッキに『サンサン広場』、保健所などが入っている施設に『ウェルネス柏』と愛称を付けている。いずれも正式名称ではないので、条例化の手続きは必要なく、市民のご意見等を聞きながら最終的に市長が決定することになる。

――田中選手、スワローズのファン以外の方への配慮が必要とおっしゃったが、命名権料をいただいた場合はどうか

市長「無料で名前を付ける場合はそういう懸念もあるが、ネーミングライツでやれば問題ないと認識している」

――無料でという話ではないので、条件・金額等を精査し、実現に向けて調整してほしい。


 質問のあと市長と直接話をしたところ、実現に向けて田中選手側と調整していくとおっしゃっていただきました。答弁のとおり、夢があって子どもたちも喜んでくれる事業です。しかし、それだけではなく、下記のような意図を理解して進めていただけるように市長に要請しました。
 1、記事内にあるとおり少年野球、スポーツのすそ野の拡大
 2、収益源として、ネーミングライツの先例をつくる
 3、スポーツタウン柏のイメージアップ
 
 田中選手側と条件が折り合えば、「田中浩康球場」が誕生すると思います。

<了>

質問の様子




■関連リンク
議会録画中継(柏市HP)
「議案、予算について」「政権交代の影響」など=3月議会の質問通告内容

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