五輪開会式出席について福田首相が「まあ、前向きに検討するということ、事情が許せば」と明確にせず、“その瞬間、胡主席の顔をこわばらせた(朝日新聞5/8)”言い回しは、中国を深く傷つけることなく、国益を図る、絶妙な言い回しであった。
と同時に、小沢民主の企望が絶たれた瞬間であった。
●議決せぬ党派・議員の不要論
民主党の国会対応は、参院では“自ら議決せず”又、実力行使で衆院に“議決させず”というもの . . . 本文を読む
7日の日中首脳会談。同日の夕刊紙やTV、インターネットなどで報道され尽くされたとはいえず、8日付4大紙のトップ記事は注目しなければいけない。
●朝日新聞、星1つ★☆☆☆
首脳会談を第一面で、トップ扱いしていないのは朝日新聞のみである。
朝日は、MS社のビル・ゲイツ会長との単独インタビュー記事をトップ扱いしている。
次に、ミャンマーのサイクロン災害、あきる野市資産家姉弟行方不明事件、そして4番目の . . . 本文を読む
胡主席の前で、福田首相の口から「北京五輪開会式に出ま~す!」という言葉が発せられれば、19%という希少支持者の4割が脱落して、11%前後に一気に急降下する。国民の8割は、首相としての開会式出席に反対している。 . . . 本文を読む
胡主席に対して、福田首相が「五輪開会式に行きま~す!!」と言う、≪忍々の”おしん外交”≫をすれば、内閣支持率は10%に限りなく近づく。首相たる者、中国に対する”個人的忍々”を国民に押し付けないで欲しい。
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進展の可能性のない中国政府とチベット亡命政府の非公式会談。福田首相は、ゆめゆめ「進展があった。北京五輪開会式に行く!」などと、胡錦濤主席に伝えないでほしい。血迷った言動は国益をマイナスさせるだけでなく、内閣支持率を10~12%位まで急降下させてしまう。 . . . 本文を読む
7日の胡錦濤主席との首脳会談で、無条件で北京五輪開会式への出席の意向を伝えれば、福田内閣の支持率は、一桁台に落ち込むであろう。下のパターンAだ。
しかし、東シナ海ガス田、農薬ギョーザ、チベットの問題に進展が見られない場合でも、それを理由に開会式出席の諾否を保留すれば、パターンBとなり、支持率が30%台になる可能性がある。
また、パターンBが政権浮揚の唯一の起死回生策で、こうなれば13日に予定さ . . . 本文を読む