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黛信彦の時事ブログ

創価学会はR法王庁と同穴の狢になるな

2008年06月03日 | 国際
(お断り)小欄は、創価学会および学会員の言動を非難中傷するものではない。
ただし、中国との付き合い方に慎重を期さなければ、『仏の仏』になりたがっている中国共産党が、創価学会の組織に口を出す可能性を危惧している。

●中国共産党は『神の神』『仏の仏』
中国政府は、ローマ法王・ベネディクトゥス16世を懐柔して、中国カトリック司教として国選神父・甘俊邱氏を任命させた。

中国国内の隠れキリシタンを見捨てたローマ法王は、『神の僕』から『中国共産党』の僕にランクダウンし、中国共産党は『神の神』となった。

又、中国は、輪廻転生を続けるとされるチベット高僧(活仏)が転生する際、政府の許可なしの転生は認めないとして、ダライ・ラマ14世の肖像を公に飾ることを禁止し、国選活仏としてパンチェン・ラマ氏を公認して、その肖像を祭らせている。

このように、中国共産党は『仏の仏』になろうとした。
しかし、≪中国共産党=仏の仏≫を認めないダライ氏は、国際的な支援の中で、難しい戦いを継続している。

●創価学会は、ローマ法王庁と同じ穴の狢になるな
中国・胡錦濤主席の先の訪日にあたり、中国側が、「胡主席が日本で会いたい民間人3人のうちの1人」として創価学会会長・池田大作氏を指名し、果たした。

「胡・池田」会談に大はしゃぎの聖教新聞(ファクタ) - goo ニュース
FACTAは↑↑記事末尾で、
胡主席との会談の席上、池田名誉会長が贈ったという自作の漢詩を掲載し、“主施仁政行王道”という部分は、「指導者は仁政を施している。」と解説している。
又、聖教新聞の1面には「北京オリンピックの大成功を念願!」との大見出し。そこには、「チベット問題」や「毒入りギョーザ」「油田」の一言もなかったとも報じている。

小欄は、起源を同じくする宗教者達が弾圧を受けているこの時、中国との付き合い方は慎重でなければならないと考える。

又、『仏の仏』になりたがっている中国共産党が、創価学会の組織に口を出す可能性を危惧している。ローマ法王庁と“同じ穴のむじな”になってはいけない。

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