シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

日焼け子豚

2009-07-27 | 
鏡でまじまじ見るとかなり日焼けしている、私。

私の泊っていたホテルからシータのセミナー場所までは徒歩15分。お勧めホテルの中で唯一徒歩で行ける距離だったのでそこに決めたのだけれど、なんせ太陽の光がと~ってもきつい。日本の生ぬるい太陽光線ではなく、服の上からでも肌がかゆくなるくらい。

そして日照時間が長い。夜の10時に夕焼け。サマータイムと言えども長すぎへんか?とすごく不思議だったので他の州から来た人に聞いたけれど、他の州はこんなに長くないとのこと。北の方だからかなと思ってカナダの人に聞いてみたけど、カナダも7時過ぎに夕焼けという。標高高い(2000m以上)だからじゃないかという結論になったけど、ほんまかなあ。

ということでクラスが終わって帰る頃5時から6時は日本でいうところの2時くらいの一番きつい太陽。日焼け止めを塗り帽子をかぶったところで効かへんわね。鼻の頭はすぐに皮がずるむけになってました。

通学時のみならず、昼休みに裏の芝生で昼寝することを覚えてしまったし。一応頭は影になるところを選んでいたけれど、でもそんな日焼けのことなんてどうでもいいくらい気持ちよかった。

だいたい芝生を裸足で歩く生活をしていないから、それだけでも気持ちいいのに、寝転がったら遮るものは何もなくただただ青い空と雲。アイダホはとても広いのでした。そして、私は広いところが大好きなのです。

ホテルはモールのすぐそば・・て書いてあったから、「いやあん、モールで服とか靴とかいっぱい買っちゃったらどうしよ~」とロサンジェルスのモールを想像していた私はびっくり。だって、隣の店まであるいて5分という感じ。いやあ、いくら土地があるからってそんなに広く作らないでも・・。一回くらいは行っとことかなとメーシーズやシアーズとかデパートが入っている一帯にも行ったけど、田舎のモール、むちゃくちゃしけててほとんど誰もいない。本屋さんと文房具屋さんだけ見たけど洋服屋さんは入る気もしませんでした。

ほんとにすべてが広いし遮るものが何もないから、目的地が遥か彼方むこうの方に見えているんだけど、歩くと結構あるのです。車社会というよりクラスの生徒以外に歩いている人ほとんど見なかったなあ。

それだけ歩いていたからか、よくお腹がすきました。最初の1週間はスーパーでサラダを買って夕食としてホテルで食べていました。肉をほとんど食べない私ですが、アメリカはベジテリアンの地位が認められているからレストランに行っても大きなサラダがあるし、スーパーでもサラダが売っているしドレッシングが色んな種類があって、昔住んでいたときより食生活が楽しめるわあと思ったりしました。野菜や果物が安いし豊富だし。日本のはルックスはいいけど高いんだもん。

しかし後半になるとさすがに飽きてきて、レストランにちょこちょこ食べにいくようになりました。ご存じのとおりアメリカのレストランで出てくるポーションつうのはすごいんですわ。しかし、よく歩いているからかぺろっと食べている自分が恐ろしかった。量が多いからどうせ残すし明日のランチにもっていけるから・・という計画でレストランに入ったのに、ランチの分なんて残らない。

なんせお腹がすぐすくのです。あまったる~いクッキーや見ただけで歯が痛くなりそうなチョコレートがかかっているドーナツなんかも休憩時間に果物と共に庭に出されるのですが、初めのころは「プッ。あまそ~」と笑っていたくせに、途中からむしゃむしゃと食べるようになりました。

勿論結果としてこぶたになってました。2週間でよかった。このあたりで退散しないと大豚にすぐ変身していたでしょう。ほんとにアメリカは恐ろしい国だ。しかし、アメリカに長く滞在している色んなとこに居る日本人の友達は皆スリムだ。すごいことだ。私なんてアメリカに居るときは今より7キロ以上太っていてダイエットした覚えがあるもん。

足は靴の日焼けの跡がついてる。家でも靴はいているみたいで笑える。そして、今も食べすぎてお腹がいっぱい。こぶたの胃が早くジャパニーズサイズになってくれますように。

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