52 Crescent Street

東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

トロワバグのバタートースト@神保町

2014年02月01日 | 食べ物のこと


朝昼夜問わずトーストを食べたい気分です

薄切りよりも厚切りで

マーガリンではなく塩気の効いたバターをたっぷりぬって

こんがりと焼けたトーストの 

表面の熱で溶けたバターが

じんわりとしみ込み

しっとりしてきたところを

カリッじわっといただくのがよいのです

のんびりしているとすぐに冷めて固くなるので

コーヒーは後回しにしてでも

トーストを先にやっつけなければ

トロワバグのトーストはわたしの中では

トップスリーに入るおいしさです





台湾料理麗郷@渋谷

2014年01月16日 | 食べ物のこと


東京にいながらにして異国情緒を味わいたいなら、渋谷麗郷がお勧めです。レンガ造りの建物に赤い看板という店構えからしてすでに雰囲気満点なのです。中国では赤は「忠実」「勇敢」「正義」などの他に「幸運」「喜び」を表すそうで、日曜日の夕方、夕食にはまだ早い時間なのに、ほぼ満席の店内は、見知らぬ者同士が相席で円卓を囲み、広い厨房では大勢の料理人が忙しそうに注文の品を作り、湯気の立ち上る様々な料理が次々とテーブルに並び、紹興酒で乾杯しながら料理を楽しむ集団がいるかと思えば、少々ご年配のご夫婦がタバコを燻らせながら名物料理のしじみをつまんでいたり、子供連れの家族は麻婆豆腐や炒飯などの定番料理を囲んで、何ともにぎやかでカオティックで口福な空気に包まれているのでした。

お店のスタッフはけっしてにこやかではありませんが、きびきびと料理を運び、空いた席を片付け、夕食の時間が近づくにつれて徐々に長くなる待ち客の列の先頭から順番に席に案内していきます。我らは20分ほど待って、二階席の円卓で、すでに食事が終わりかけているご年配のご夫婦と相席になりました。たいていの中華料理店と同様に、麗郷のメニューブックは分厚く、日本語による説明付の、中国語の料理名がずらりと並んでいます。いつものことですが、二人だけの場合、このたくさんの選択肢の中から何を選ぶかというのはけっこう骨の折れる作業で、いつも同じにならないように、野菜・肉・海鮮などバランスがよく、適切な量になるように考えて、この日もずいぶんメニューとにらめっこしてあれこれ迷った末に、とりあえず空芯菜の炒め物、豚肉のうま煮、冬瓜のスープ、ちまきをたのむことにしました。



一番初めにテーブルに運ばれたのはこちらのちまきです。甘辛く味付けされた干し海老、椎茸、豚バラの角煮などがもち米で包まれているので、少々大きめのサイズで、ランチ時だったらこれとスープで立派な食事になります。このちまきはテイクアウトも可能です。



しばらくして豚肉のうま煮と青菜炒めが運ばれてきました。空芯菜は売り切れてしまったということで、代わりに青菜炒めになったのですが、シンプルに炒めただけの野菜というのは健康的だし、にんにくを使っているのでさっぱりしすぎず十分存在感のある一品です。豚肉のうま煮は、片栗粉をまぶして下処理した豚肉がやわらかく、タケノコのしゃきしゃきした歯触りと好対照です。全体的に茶色いところにサヤエンドウの緑がアクセントになっています。



冬瓜は夏の野菜ですが、貯蔵性が高く、夏に収穫したものが冬まで持つということで冬瓜と呼ばれるそうです。冬瓜のスープは台湾人の元ルームメイトがよく作ってごちそうしてくれた料理です。彼女は豚ばら肉を厚めに切って冬瓜と一緒にスープにしていました。手間をかけて作ってくれたスープはすっきりとした透明のスープで豚ばら肉の脂が程よくきらきら光ってとてもきれいでした。アストリアのアパートの、日がよく当たるキッチンで、彼女と向かい合って食べたあのスープが今でもはっきりとまぶたに浮かびます。冬瓜スープを食べるときは、姉妹のように過ごした彼女との時間を思い出して、ちょっぴり感傷に浸ってしまいます。



わたしたちが雰囲気と料理とおしゃべりを楽しんでいる間にも、待っているお客さんの列はどんどん長くなっていきます。一通り食べ終わったときには、お腹にも時間にも余裕があったし、まだしゃべり足りなかったので、久しぶりにカフェマメヒコに行くことにしました。



紅鹿舎ピザトースト@有楽町

2014年01月10日 | 食べ物のこと


元祖ピザトーストの店「紅鹿舎」でブランチしました。ドアを開けるとすぐに店員さんがやってきて席に案内してくれました。多くの喫茶店と同様、ここも喫煙席が設けてあります。特に囲ってあるわけではないので、あまり意味はないのですが、一応禁煙席をお願いしました。まだ午前中だったのですが、すでに数組の女性客がおしゃべりに興じており、一人客のわたしは二組の男性が静かに雑誌などを読みながら飲食しているカウンター席に案内されました。男性二人に挟まれて少々窮屈ではあったのですが、しかたのないことです。軽くトーストでもと思ったのですが、メニューの中でひときわ存在感を放っているピザトーストセットを注文しました。



元祖ピザトーストはゆで卵とバナナとコーヒーのセットで900円です。バナナ付というのが昭和っぽくてうれしいです。ピザトーストは予想していたよりも分厚く大きくボリューム満点です。やわらかくふわふわのパンが意外でしたが、たっぷりのチーズと良くマッチしており、最後までおいしくいただきました。1957年創業の昭和の喫茶店らしく、グラタン、ナポリタン、パンケーキ、パフェなどメニューの充実ぶりが半端ではありません。有楽町に来たときにはまた寄りたいと思います。




スワンレイクパブエド@八重洲

2014年01月07日 | 食べ物のこと
ブリヂストン美術館でカイユボット展をみたあとは、新潟スワンレイクビールの直営店SWANLAKE Pub Edo(スワンレイク・パブ・エド)を目指しお散歩しました。以前の職場の同僚、ちゅんままといっしょです。ちなみに、スワンレイクビールと出会ったのは、昨年3月に新潟出張した際のことでした。地元で人気の居酒屋さんに伺った際に、瓶の越乃米こしひかり仕込みビールをいただき、そのおいしさが忘れられず、東京に戻ってきてからどこかで越乃米こしひかり仕込みビールが飲めないかと検索した結果、八重洲にある直営店を見つけたのでありました。見つけたのはけっこう前のことなのですが、なかなか訪れる機会がなく、今回ちゅんままにリクエストして付き合ってもらうことになったのです。お店は八重洲ブックセンターの裏手の路地にこじんまりとありました。午後1時開店で夜になると小さな店内はすぐにいっぱいになってしまうそうで、確実に入れるようにこの日は4時前にお邪魔しました。



先客は1名、カウンター席に男性が一人、静かにグラスを傾けていました。そのカウンターの裏には、写真を撮ればよかったと未だに激しく後悔しているのですが、ビールサーバーが30個ほどと、その上には指している針の向きが異なる温度計が整然と並んでいます。美しいシンメトリーは堂々として威厳があり、神秘的ですらあります。(サーバーの写真はこちらで見れます)クリスマス前でしたので、サンタクロースのコスチュームを着たクマさんがコースター上でかわいらしい笑顔をふりまいていました。



さて、1杯目はやはり越乃米こしひかり仕込みビールをいただくことにしました。250ml(550円)と500ml(950円)が選べるのがうれしいです。いろいろ試したいので250mlにしました。



美しい黄金色です。少し甘みがあってしとやかで上品な味わいです。やはりとてもおいしいビールです。ところで、越乃米こしひかり仕込みビールは出されたときにグラスの縁まで黄金色の液体がなみなみと注がれており、ビールにお決まりの白い泡がありませんでした。この時点ではあまり気にもならなかったのですが、泡の有無が実はとても重要な意味を持っていることが後で明かされたのです。



2杯目には、わたしはホワイトスワンヴァイツェン250ml(550円)、ちゅんままはアンバースワンエール250ml(550円)をいただくことにしました。ホワイトスワンヴァイツェンはフルーティーな味と香りが特徴らしいのですが、少し苦みもあります。ところで、ホワイトスワンヴァイツェンのグラスには少しきめの粗い真っ白なビールの泡がきれいにたっています。これが見慣れた光景ですが、ちゅんままのアンバースワンエールにはやはり泡がありません。ここで、お店のスタッフの方が、アンバースワンエールと同じような赤茶っぽい液体の入ったグラスを2つ持ってきて「試しにどうぞ」とテーブルに置いてくれました。サービスで別のビールの試飲をさせてもらっているのだと思ったら、実はアンバースワンエールを、ひとつは異なる温度で、もうひとつは泡ありで出しただけだそうです。ビールには最適な温度と注ぎ方があるそうで、ひとつ間違えば同じビールでも全くの別物になってしまうということなのでした。スワンレイクビールでは、常に一番おいしい状態でビールを味わってほしいから、直営店を出したのだそうです。



3杯目は、わたしはアンバースワンエール(上右)、ちゅんままはももう一度越乃米こしひかり仕込みビール(上左)をいただきました。飲み物以外に、新潟の食べ物なども充実しています。クラフトビールを出す店はあまたあるけれど、ここまでこだわりぬいた店はみたことがない、と偉そうに語ってみたくなるぐらい素晴らしいお店でした。


目黒菜館@目黒

2013年11月21日 | 食べ物のこと


近所で見かけたかわいらしいお花

あら~長持ちしているわね~

感心していたら

前に見かけたのは

別の場所だったのでした


***


野菜が足りないなという日は

中華がおすすめだと思うのですよ

炒めたり煮たりした野菜が

たっぷりとれますから

そこでお世話になるのが

近所の目黒菜館です



皮蛋豆腐



二人して大好きな皮蛋豆腐です

一度くらい独り占めしたいと

思っています



季節の野菜の炒め物



何の野菜だったかな

一種類の野菜をただ炒めただけのシンプルな料理ですが

中華では特にこういうのが食べたいのですよ



ブロッコリーと牛肉のオイスターソース炒め



アメリカで中華をテイクアウトするときによく食べました

アメリカ風の甘い味付けと菜館の深い味わいでは

まったく異なる代物だと言わざるを得ないのですが

それでもなぜかあの頃を懐かしく思い出させるメニューなのです

あの、お世辞にもおいしいとは言えない中華も

そろそろ食べたいと思う今日この頃なのです



コーンスープ(蟹入り)



中華のスープが大好きです

シンプルな中華風コーンスープ、すっぱからい酸辛湯など

種類もいろいろですが、とろみがついているスープが特に好きです

この日もひとつひとつおいしくいただきました


が、

あれれ、こうしてみると

あんまり野菜が入っていない・・・

注文するときには

もっとバランスを考えましょう



果実園リーベル@目黒

2013年11月17日 | 食べ物のこと


少し前のことですが・・・



気にもしていなかったのに

なぜか目に入ったパンプキン色

これで気づきました

ハロウィンの時期だったって

毎日毎日

季節感なしに

暮らしていたことに


***

権之助坂の途中

洋菓子舗ウエストがあった場所に

果実園の新店舗が開店しました



夕食時ふらりと入ってみました




店内が少し暗すぎるかなとも思いますが

落ち着くといえば落ち着く

昼間はもっとちがった印象でしょう



ハンバーグステーキセットです

ポテトもキノコのソテーも野菜も

そしてハンバーグのソースもとてもおいしかったです

セットにはサラダ・パン(またはライス)・飲み物が付くのですが



さすが、果実園です

口直しに・・・

とフルーツもついてきました

メロン、イチゴ、マスカット、カキ

とても甘くておいしかったです



コーヒーショップラルゴ@立川

2013年11月15日 | 食べ物のこと


立川グランデュオ8階からの眺め



立川という地は

縁もゆかりもないところですが

親しみを感じるのは

特急あずさの止まる駅だから

実家への帰り道だから

でしょうか


***


立川駅南口のオアシス

コーヒーショップ・ラルゴ



サイフォンで淹れるコーヒーと

静かな店内

地元客の憩いの店です