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エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

カムポジショナー その2

2009-06-17 08:35:44 | カムポジショナー
おはようございます。株式会社ムラタの村田洋介です。

今日はカムポジショナー(通称:カムポジ)について書きます。

カムポジとはある回転する軸(製袋機では熱板を上下させる主軸)に対して、任意のタイミングで信号を出すのがカムポジです。

どのメーカの製袋機でもオムロン製のH8PS型を採用しているように感じます。

この製品はバージョナップを繰り返してはいますが、基本的には20年以上前から変わらないロングセラー商品です。


▲初期の頃のオムロン製カムポジH8PS


ちなみに最新機種ではカラー表示となっています。
また使い方は以前のカムポジと変わっていません。


▲オムロン製カムポジH8PS最新機種


このオムロン製カムポジH8PS型を製袋機に取り付けた時、リミットスイッチでタイミングと取る場合(昨日の記事を参照)と比較すると次の点が見えてきます。

■長所
タイミングをデジタル表示で設定できる。
絶対値検出のため原点がずれることがない。
カンで合わせていたリミットスイッチでタイミングを数値で設定できる。

■短所
カムポジとエンコーダーが必要なため価格が高い。
購入したカムポジの出力点数を超える出力が必要な場合、別にカムポジを用意しないとならない。
主な製袋機では1回転を256分割して制御している。
また壊れた場合、データを再入力する手間がかかる。
設定手順が不慣れな人には面倒である。

このカムポジとリミットスイッチのイイトコ取りをしたのが株式会社ムラタのタッチパネル組み込み式カムポジとなります。

タッチパネル組み込み式のカムポジについては明日詳しく書いていきます。



株式会社ムラタ
〒259-0141神奈川県足柄上郡中井町遠藤240-14
TEL:0465-81-5011
FAX:0465-81-5055

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