エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

温調器のオートチューニングについて!

2011-04-12 10:55:26 | 製袋機のエンジニアな日記
おはよございます!!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日は広告店経営をされている方と夜、食事をすることができました!!
サーフィンをしている時に顔を合わすことは多々あったのですが、食事に行くのは今回が2回目で、会社の経営についてから始まり、今回の震災でできることはか熱く語り合い大変楽しい時間を過ごすことができました!

見た目とは裏腹に涙もろい彼女を見ていたら、会社の経営とは、自分がしなければならないこととは、またこれからの日本を生きていくことはマイケル・サンデル教授が述べているように『正義』でなければならないのではと思いました!

昨夜はお互いの中にある『ヒーロー乾電池』にたっぷりとエネルギ-充電できたと思います!

さて、昨日は温調器について問い合わせがありました。
オートチューニングについてですが、このオートチューニングをすると何が変わるかというとPIDのパラメーターがヒーターの温度上昇率に合わせ自動で設定されます。

ただ、この説明だと分かりづらいと思いますので、実際の製袋で何が変わるかというと設定された温度に対して検出温度が一定になるように制御されます。

実際ヒーターは消耗品なので、使用期間により劣化していきます。

このとき、ヒーターの温度上昇率が鈍くなっているので温調器からのヒーターON指令は、ヒーターが新しかった時より長くださなければなりません。

このヒーターの温度上昇率や外乱による温度低下などを計測し、先に述べたPIDの3つのパラメーターを設定してくれるのがオートチューニングとなります。


▲オートチューニングの設定画面


株式会社ムラタで採用している温調器RBシリーズ(理化工業)のオートチューニングの設定手順はSETボタンを3秒以上押し、EV1と表示されたら再度SETボタンを1回押します。
するとATUと表示されるので▲ボタンを押してSV(橙色の数値)を0001とします。
その後SETボタンを押すとオートチューニングが始まります!
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