ウクライナ侵攻で、ジョージアから投入されたロシア兵が武器を捨てて逃走したというニュースがありました。
兵力補充のために派遣されたおよそ2000人のうち300人が脱走し、そのままヒッチハイクでジョージアに帰ったとか……
ここで名曲を一曲。
ビートルズの
Back in the USSR です。
The Beatles - Back In The U.S.S.R. (2018 Mix / Lyric Video)
ウクライナ娘が俺をノックアウトする
西側世界にはお別れさ
モスクワ娘が俺を歌ってシャウトさせる
わが心のジョージア…アァ、なんてこった!
雪を戴く山を案内してくれ
親父さんの農場に俺を連れてって
バラライカが鳴り響くのを聴かせてくれ
さあ同志をあたためておくれ
ああ、故郷はいいなあ……
先日このブログで、ロシア兵たちは武器をおいて戦闘をやめろと書きましたが、まさにこういうことです。
このジョージアの件以外にも、ロシア軍内部では兵士たちの命令拒否が頻発しているという報道もあります。
こういう動きを、どんどん進めていっていただきたい。
兵士たちのこういった戦闘忌避行動が、ロシア側が停戦交渉のテーブルにつかざるをえない状況を作り出す大きな要因となっていることはたしかでしょう。
前にも書きましたが、別にそれが倫理的な動機による必要はありません。
戦争なんかやるよりも、家で猫動画でも見ていたほうがいいにきまってます。
侵略された側はそうもいっていられないでしょうが、侵略している側には、これは100%真理です。
世界中から非難を浴びながらよその国に土足で踏み込んで命のやりとりをするより、断然猫動画でしょう。
ここで名曲をもう一曲。
先ほどはビートルズでしたが、今度はジョン・レノンのソロで、I Don't Wanna Be a Soldier。
I Don’t Wanna Be A Soldier Mama I Don’t Wanna Die (Ultimate Mix)
兵士になんかなりたくない
ママ、死にたくなんかないよ
戦争に反対して命令を拒否する動機なんて、これだけで十分です。
戦争なんて、ばかげている。ウクライナ娘にノックアウトされ、モスクワ娘を眺め歌ってシャウトする――そんな平和が一日も早く訪れることを願うばかりです。