ロック探偵のMY GENERATION

ミステリー作家(?)が、作品の内容や活動を紹介。
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ロバータ・フラックの名曲を振り返る+α

2021-08-30 21:20:13 | 過去記事

ロバータ・フラック「愛は面影の中に」(Roberta Flack, The First Time Ever I Saw Your Face)

今回は、音楽記事です。前回、映画『X-MEN フューチャー&パスト』について書きましたが、その映画を観ていて印象に残った曲について書こうと思います。ロバータ・フラックの「愛......


過去記事です。
ロバータ・フラックの The First Time Ever I Saw Your Face について書いています。
今回も、動画を……まあ、よくある音楽付き静止画のやつですが。

The First Time Ever I Saw Your Face

ついでに、カバーを二曲。
まずは、元記事でも言及したジョージ・マイケルのバージョン。

George Michael - The First Time Ever I Saw Your Face (Audio)

そして、マイリー・サイラスによるカバー。

Miley Cyrus - The First Time Ever I Saw Your Face (Roberta Flack Cover) in the Live Lounge  


ここからは、ロバータ・フラックにフォーカスをあてましょう。

まずは代表曲「やさしく歌って」。

Roberta Flack - Killing Me Softly With His Song (Official Audio)

YouTube の公式ページをみていて知ったんですが、彼女はいろんなアーティストのカバーもやっているようで……以下、それらのカバー曲を。

サイモン&ガーファンクルのカバー「明日に架ける橋」。

Bridge Over Troubled Water

マーヴィン・ゲイのカバーWhat's Going On。
かなり大胆なアレンジですが、これはロバータ・フラック自身によるアレンジとのこと。

What's Going On

最後にビートルズのカバー、Here, There And Everywhere。
ポール節が、ピアノ弾き語りになかなかマッチしています。

Here, There And Everywhere (Live At Carnegie Hall, New York City, NY / 1972)

 

ポリスの名曲を振り返る

2021-08-27 21:34:35 | 過去記事

The Police - De Do Do Do, De Da Da Da

今回は、音楽記事です。このジャンルでは、前回スティングについて書きました。そこからの延長で、スティングの在籍するバンドであるポリスについて書きましょう。ポリスといえば、今......


過去記事です。
ポリスについて書いています。

今回も、プラスアルファということで関連動画をいくつか。



まずは「見つめていたい」。
スティングの振り返り記事でも紹介しましたが、こちらがオリジナルのポリスバージョン。

The Police - Every Breath You Take (Official Video)


続いて、「高校教師」。
これも、代表曲の一つでしょう。

The Police - Don't Stand So Close To Me


ここからは、ちょっと趣向を変えて、他のアーティストによるポリスのカバーを。

まずは、ジョージ・マイケルによるRoxanne のカバー。
なかなかアダルトな感じになっています。

George Michael - Roxanne (Live)


ブルーノ・マーズによる So Lonely と「孤独のメッセージ」。

Bruno Mars - "So Lonely," "Message In a Bottle" (Sting Tribute) | 2014 Kennedy Center Honors


最近、ポリスは「10年計画」として毎年なにがしかの作品をリリースするプロジェクトを進めているそうです。本来は今年からはじまるはずだったところが、コロナの影響で来年からになりそうだということですが……

ただし、そこで出てくるのはあくまでも過去の未発表ライブ音源などになるとのこと。

アンディ・サマーズが語るところによれば、ポリスは、作品制作にあたっていくつも曲を書いてそのなかからアルバム収録曲を選抜していくというようなやり方はしていなかったそうで、未発表音源といったものはあまりないらしいです。したがって、未発表作品が新曲として発表されるというような話ではない、と。
ただ、発表が予定されているもののなかには、日本での未公開ライブ映像なども含まれているんだそうで、そのあたり、ファンには期待できる話かもしれません。

また、そのプロジェクトとはべつに、伝説的なライブハウスCBGBにおけるポリスのライブ映像が最近発掘されたということで、そちらも発表される予定とのこと。





チャーリー・ワッツ死去

2021-08-25 21:34:04 | 日記

ローリング・ストーンズのドラマーであるチャーリー・ワッツが死去しました。

80歳……
まあ、大往生というところでしょうか。
今年は、手術(なんの手術かは非公表?)を受けたことで、療養に専念するためにストーンズのツアーには不参加といった話もあり……予兆はあったということかもしれません。

この訃報に、各方面から哀悼のメッセージがよせられています。

チャーリー・ワッツともなれば、これはもう大変なことで、メッセージを発した人たちの名を挙げていけば長大なリストになることでしょう。

同世代のミュージシャンたちはもちろん、HR/HM、パンク、プログレ、グランジ……と、世代・ジャンルの枠を超えてさまざまなアーティストたちからメッセージがあがっています。それだけ多くの人に愛され、影響を与えたドラマーだったのです。

このブログでも、彼の功績をたたえたいと思います。

The Rolling Stones - Get Off Of My Cloud (Live) - OFFICIAL

東京パラリンピックはじまる…

2021-08-24 21:31:55 | 時事



本日、東京パラリンピックが開幕となりました。

オリンピックに続いて、結局パラリンピックのほうもやるのかと……やはり複雑な心境です。

五輪のほうでもそうでしたが、メディアが「ちょっといい話」みたいな裏話を取り上げる報道にも、かすかな違和感をもたざるをえない状況が依然としてあります。

新型コロナ感染拡大の深刻な現状を伝えるニュースの直後に、笑顔で次はパラリンピック……そこには、視聴者ばかりでなく、報道に携わっている側も、なにかがおかしいという感覚をもっていることでしょう。

物議をかもしたフジロックにしてもそうですが、某大臣いうところの“別の地平”というやつでしょうか。
ほとんど異世界ともいうべき世界線が折り重なって存在するような、そんなカオス状態です。
ただ、一ついえるのは……ここは新型コロナが蔓延している世界とは別の地平なんだ、といくら当事者たちが自分に言い聞かせても、ウィルスはその地平線をたやすく超えてくるだろうということです。

パラ関係者からも相次いで陽性者が出ている状況……巷でも感染爆発の収束は見えておらず、とても学校連携観戦なんかやっている場合じゃないと思うんですが。



横浜市長選

2021-08-22 21:58:14 | 時事


横浜市長選の投開票が行われました。

事実上の野党統一候補と目された山中竹春氏に、各メディアで当確が出ています。

いわゆるゼロ打ちというのは意外なようにも思えますが……それだけ、与党系候補の動きがまずかったということでしょうか。
かねてからあったIR誘致の問題も大きかったようですが、ただこれに関しては現職以外のほの全ての候補が誘致反対の立場だったそうなので、やはり大きかったのはコロナ対策と思われます。感染爆発で政府与党に逆風がふくなかで、“コロナの専門家”というフレーズが有権者に大きくアピールしたのでしょう。

この結果は国政にも大きく影響を与えそうです。

自民党総裁選、そして衆院選が迫るタイミングでの政権与党側の惨敗は、菅政権にとって大きな打撃となることは間違いありません。

ただ、政権与党の人たちが危機感を持ってコロナ対策に取り組むようになるかといえば、どうもそうはならなそうで……

今日の横浜市長選について報じるAERAdotの記事によれば、東京、神奈川などに出されていた緊急事態宣言の延長幅が12日という中途半端な日数なのも、自民党総裁選前に解散総選挙に打って出る余地を残すためだったといいますが……それが事実とすれば、問題なのは、この期におよんでそういう政局ありきで政治家たちが動いているということです。

為政者としての信認を得たければ、歪曲や隠蔽、数字のつじつま合わせで見てくれを取り繕うのではなく、科学に基づいた合理的な対策で感染を収束にむかわせること――そんな当たり前のことに気づけないなら、現政権に関わる政治家たちは今後も負け戦を重ねていくばかりでしょう。