ロック探偵のMY GENERATION

ミステリー作家(?)が、作品の内容や活動を紹介。
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ファンタジーアート展

2019-12-01 15:35:42 | 日記


ファンタジーアート展というものにいってきました。



天野喜孝さんと、天野弓彦さんの作品を展示するイベントです。

たまたま天神でやってたので行ってみたんですが、これがただの展覧会ではなく、販売のイベントでした。

この会場ではじめて知ったんですが、天野さんは版画にも力を入れていて、その版画作品が売られているのです。

版画といっても、リトグラフと呼ばれる石版画の一種。
以前ミュシャ展の記事でミュシャのリトグラフが売られている話を書きましたが、あれと同じことでしょう。そういえば、天野さんの絵はちょっとミュシャっぽいところがあるような気もします。
これもこの展示会の説明で知ったんですが、リトグラフは何段階もの工程があって、原画家も関与しながら版画職人が刷り上げていくもので、ほとんど一点物の絵と変わらないんだそうです。特に、天野さんの、あの下書きの線も残した繊細な画風を版画で表現するのは、かなり高度な技法のようで……
そんなわけで、値段も非常に高い。
今回展示されていた絵は、軒並み数十万円しました。
そういえば、この間私の住む町の近くで松本零士先生の版画を販売する企画がありましたが……そちらもやはり、十万単位の値段でした。あれも、おそらく同じことなんでしょう。

こうなってくると、買うのはちょっとした覚悟がいります。
私は、いつもどおりクリアファイルを買うにとどめておきました。

これまた、今回のイベントで初めて知ったんですが、天野さんはタツノコプロにいたことがあるそうで……ドロンジョを描いた作品なんかも展示されてましたね。

しかし、天野さんといえば、なんといってもファイナルファンタジーシリーズで有名。このイベントでも、FFの世界観をベースにした作品が圧倒的に多数でした。



こちらは、FF6ですね。魔導アーマーに乗るティナの姿。
懐かしいですね。
キャラクターの魅力でいえばシリーズ中6が自分の中では一番だと以前書きましたが……やはりティナは人気があるのか、彼女を描いた作品は展示されている中にもいくつかありました。

しかしやはり、今回の展示会をみても、FF8は影が薄かった……


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