ロック探偵のMY GENERATION

ミステリー作家(?)が、作品の内容や活動を紹介。
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文学フリマ福岡

2017-10-08 16:35:10 | 日記
福岡で行われている「文学フリマ福岡」という催しにいってきました。

文学フリマは、本の即売会です。
全国各地で開催されていて、今日は福岡で行われました。



福岡で開催されるのは今年で3回目になりますが、じつは私、過去二回は出品者として参加していました。
今回の会場とは別のところでしたが、この机のなかで手製の本を並べて頒布していたのを思い出します。下の画像は、かつて出品していた本です。手作り感が半端ないですね。




今年は、デビューを果たしたということで参加を見送りましたが、じつはこのイベント、プロでも参加可能。出店しておけばよかったかなあ……と、ちょっと後悔しています。


プロも参加可能……ではありますが、やはり基本はアマチュアが多いみたいです。

私がかつてやっていたように、投稿をしている人が個人で参加という例もあるでしょうが、基本的には大学や一般人のサークル参加が多い印象です。今回の参加団体のなかには、高校生のサークルもありました。


即売会に参加することが投稿にとってなにかプラスになるのか、と思われるかもしれませんが、侮ってはいけません。

じつは、近年あるミステリーの賞を受賞してデビューされた某作家の方も、このイベントの常連でした(私は、その方が頒布しておられた手作りの冊子を持っています。そのうちプレミアがつかないかな、と期待しながら……)。

つまり、現時点で、このイベントに参加していてデビューした作家が、私をふくめて少なくとも二人はいるわけです。

もちろん、イベントに参加していたこととデビューに直接の関係はありませんが、こういう小さな努力が大事なんです。
あの手この手、いろんな努力をしていれば、小説の神さまはどこかでそれを見てくれているんじゃないでしょうか。
今回、文学フリマにきてみて、そんなことを思いました。