第16回『このミス』大賞の結果が発表されました。
第16回『このミス』大賞選考結果
大賞、優秀賞あわせて3作。
この一年ほど大きな新人賞で該当作なしが相次いでいましたが、やはり『このミス』は太っ腹です。これでもし隠し玉が2作出れば、いきなり候補者全員がデビューということになります。選に漏れた方も、そこは期待していていいんじゃないでしょうか。
大賞は『十三髑髏』。
大森選考委員いわく「ダークホース」で、「『このミス』大賞史上最大のサプライズ」、「二次選考委員も最終選考委員も宝島社編集部も、だれひとり予想していなかった意外すぎる結末」だそうです。
オーパーツ鑑定士が主人公……というだけでも「色物枠」の雰囲気は漂ってきますが、「物理トリックばりばりのぶっ飛び系本格ミステリ」というのですから、なおさらです。なんだか親近感がわいてきます。
それにしても、優秀賞をふくめた受賞作品のラインナップをみていると、やはり『このミス』大賞らしさが出ているなあと思わされます。
『このミス』ならでは、という“色物”作品が、メフィストのお株を奪うように受賞する一方で、警察小説という王道系とバイオサスペンスが受賞。『このミス』大賞の懐の深さと間口の広さが存分に発揮されています。
受賞作の刊行が楽しみですね。
第16回『このミス』大賞選考結果
大賞、優秀賞あわせて3作。
この一年ほど大きな新人賞で該当作なしが相次いでいましたが、やはり『このミス』は太っ腹です。これでもし隠し玉が2作出れば、いきなり候補者全員がデビューということになります。選に漏れた方も、そこは期待していていいんじゃないでしょうか。
大賞は『十三髑髏』。
大森選考委員いわく「ダークホース」で、「『このミス』大賞史上最大のサプライズ」、「二次選考委員も最終選考委員も宝島社編集部も、だれひとり予想していなかった意外すぎる結末」だそうです。
オーパーツ鑑定士が主人公……というだけでも「色物枠」の雰囲気は漂ってきますが、「物理トリックばりばりのぶっ飛び系本格ミステリ」というのですから、なおさらです。なんだか親近感がわいてきます。
それにしても、優秀賞をふくめた受賞作品のラインナップをみていると、やはり『このミス』大賞らしさが出ているなあと思わされます。
『このミス』ならでは、という“色物”作品が、メフィストのお株を奪うように受賞する一方で、警察小説という王道系とバイオサスペンスが受賞。『このミス』大賞の懐の深さと間口の広さが存分に発揮されています。
受賞作の刊行が楽しみですね。