数理論理教(科学教)の研究

数理論理(科学)はどこから来て、どのような影響を与え、どこに行こうとしているのか、少しでも考えてみたいと思います。人文系

原発公害(2)米国原子力戦略の影響

2013-06-19 18:37:36 | 原発公害

  福島原発公害の健康被害の根幹は内部被曝によるものとのことです。

 そしてこの内部被曝による健康被害は米国の原子力(民用・軍用含め)戦略のために故意に隠蔽されているようです。

 米国はエリア51近くの試験場で、夥しい数の原爆の実験を行い、その威力と生物に与える影響、除染方法などを分析してきました。

 
 題名からは都市伝説のような感じがしますが、エリア51及びその周辺の米国巨大科学の秘密基地の成り立ちを詳細に取材しています。ほんの一部だけ情報が開示されたため、証言する人も出てきたようです。今も想像を絶する研究が行なわれていると思います。 

 当初、外部被曝と内部被曝の影響を同時に研究していたようですが、突如として内部被曝に関しての情報開示を止め隠蔽するようになったようです。

 内部被曝はごく微量の放射性物質でもα線とβ線により、体内の遺伝子に甚大な損傷を与えるようです(α線やβ線は透過性がないため、ごく短い範囲にすべてのエネルギーを放出する)。そのため、内部被曝による健康被害を厳格に規制しようとすると、原子力産業及び軍事用核の運用ができなくなるようです。
 
 

 そのため外部被曝だけの規制を作成し、内部被曝の計測もγ線しか測れないボディーカウンターを使用して誤魔化しているとのことです。放射線の外部被曝による「確定的影響」や「高線量の確率的影響」、「外部被曝的な内部被曝の影響」を考慮しているに過ぎないようです。
 参考:確定的影響と確率的影響(ATOMICA) 

 日本では以前、環境規制に「調整条項」(公害規制は産業を抑制しないようにしなければならない)というものがありましたが、そういう趣旨でしょうか?


 広島・長崎の原爆に関しても、米国は内部被爆の影響をを徹底的に隠蔽したようです。米国の意向で、日本の行政・司法も内部被曝を無視し続けたようです。ICRP(国際放射線防護委員会)が策定した内部被曝隠蔽・外部被曝の確定的影響・高線量の確率的影響のみ考慮した基準を金科玉条として、学術関係団体も内部被曝をまったく無視したようです(せざるを得なかった?)。
 

 なおICRPでも内部被曝については、基準を公表していますが、どうも外部被曝の危険率(放射線エネルギー量/質量〔人体では単純平均化される〕)を基に、内部(体内)にも当てはめているようです。
 「参考:ユーリ・バンダジェスキーが見たもの」〕

 参考:琉球大学 矢ケ崎教授の講演『内部被曝原爆・劣化ウラン兵器と人類への宿題』
 
 

 福島原発公害事件の矮小化(内部被曝の隠蔽)は、どうも米国原子力戦略と係わり合いが深いようです。そうなるとCIAなどの米国諜報組織が、いろいろと動き回るようなことになるかもしれません。その結果、日本の立法・行政・司法には強力な圧力が加えられて、内部被曝の影響を表に出すことも禁止させられるかもしれません。

 万が一、これから何百万人という健康被害が実際に出ても、内部被曝との因果関係を認めることはできないのかもしれません。そのため、諜報・謀略のようことが行なわれるかもしれません。
 日本の東半分が実質的に放射能危険地帯になっても、どれほど健康被害が出ても、米国はどうしても認められないと思います。
 米国(ロシア、中国、その他核兵器保有国〔潜在も含め〕)の原子力戦略は「支配の根源」なのです

 もし内部被曝による重大な健康被害を米国が認めたら、夥しい数の賠償訴訟(原発周辺・劣化ウラン被爆・廃棄物保管施設周辺の住民などにより)が起き、原子力に関わる作業員(民間)・兵士(核兵器・劣化ウラン・原子力エンジンなど)は誰もいなくなるかもしれません。
 それに比べて、情報統制の強い中国・ロシアが核武装で脅かせば、米国の世界支配は一瞬にして瓦解してしまうかもしれません。

 米国は劣化ウラン弾による湾岸戦争・イラク戦争の自国の兵士の内部被爆による健康被害も徹底的に隠蔽しているようです。参考:劣化ウラン戦争の恐怖を告発

 福島原発公害事件は、水俣病よりはるかに被害が甚大になると思われますが、その抑圧者は日本国内の為政者だけではなく、米国の為政者にも関連があるようです。
 日本の原子力マフィアと呼ばれる方々も、健康被害の実体を隠蔽しようとすると思いますが、あまりの日本国民の惨事に「転向」しようと思っても、米国が許さないかもしれません。戦略的な科学兵器の前では、一般市民はあまりにも無力のように思えます。

 また今回、水俣病で魚により生物濃縮されたように、コケのようなもので放射性物質が濃縮するとも言われています(「黒い物質」と言われているものです)。確か群馬大学の教授は、コンクリートで囲まれた都会で放射性物質が、土に浸透しないでいつまでも浮遊し続け、それが固まったものがその物質だとも主張しているようです。要するにあらたな濃縮システムがあるようです。また劣化ウランによるものとも主張している人がいるようです。いずれにしても、とんでもない放射性物質が生活している環境に放出されてしまったようです。
 

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