数理論理教(科学教)の研究

数理論理(科学)はどこから来て、どのような影響を与え、どこに行こうとしているのか、少しでも考えてみたいと思います。人文系

米中戦争(12)ドル体制を崩壊させろ! ユーラシア同盟で中共が盟主になるのか?

2023-03-31 08:31:40 | 米中戦争
1.ドルの終焉? 人民元の台頭? 
 ケニア大統領が3月25日に、「米ドルが数週間以内に価値が暴落する」というような奇妙な演説をしたようです。一国の元首が公的な場所で演説するということは、それなりの情報を得ているのではないかと思いますが…


 どうも本当のようです…

 まあ米ドルというのは、「神の国」の人たちが運営している「世界カジノのチップだと思いますので、多くの国がもうそのカジノのチップは使わないとさえ決心すれば、単なる「ローカルカジノのチップ」になるだけだと思います。

 ウクライナ戦争でも分かったように、この「世界カジノのチップシステム(決済制度等も含む)」は「神の民」の最重要な武器として使用されています。いつ何時、「テロ国家」に指定されてこのカジノシステムから排除されるか分かりません。
「国際銀行間通信協会(こくさいぎんこうかんつうしんきょうかい、英語: Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication、略称: SWIFT)は、銀行間の国際金融取引を仲介するベルギーの協同組合。日本語では、アルファベットの頭文字「SWIFT」をカナ文字転写してスイフト(スウィフト)と呼ぶほか、国際銀行間金融通信協会[1][2]もしくは、国際銀行間通信協会[3]という。この組織によって提供される決済ネットワークシステムも「SWIFT」と呼ばれる(引用終わり)」

 今回のウクライナ戦争で、ロシアがグローバル勢力の軍事・経済攻撃を跳ね返し、また中国等が密かに協力したことにより、ロシア・中国を核にインド・中東・アフリカ諸国等が「軍事」・「経済」・「資源」等を担保に新たな「貨幣決済システム」を構築することができたのだと思います。

 グローバル勢力が完全に支配する国は、米国・英国・EU27か国・オーストラリア・ニュージーランド・日本・韓国等の37か国だけのようです。 
 最近EU諸国でも反乱が続いているようですが…EUはグローバル勢力の力が弱まれば、ロシア・中国になびきそうな気がします。

 対ドル陣営(人民元陣営)の方には、ぞくぞくと参加する国が増えているようです…
 産油国の中東、資源・農産物産出国のロシア、多様な工業製品供給国の中国、巨大市場のインド・ブラジルが反旗を翻せば、「ドル体制」の終焉も可能かもしれません。
「…中国・ロシア・カザフスタン・キルギス・タジキスタン・ウズベキスタン・インド・パキスタンの8か国による国家連合。中国の上海で設立されたために「上海」の名を冠するが、本部(事務局)は北京である。 (引用終わり)」
「人民元国際決済システム(じんみんげんこくさいけっさいシステム、中国語: 人民幣跨境支付系統、英語: Cross-Border Interbank Payment System、CIPS)は、人民元建での外国送金と貿易参加者の清算、決済手段を提供する決済網。2015年に中国人民銀行によって導入された。CIPSにはHSBC、スタンダードチャータード銀行、東亜銀行、DBS銀行、シティグループ、オーストラリア・ニュージーランド銀行、BNPパリバといった外国銀行も出資している。
2021年時点においてCIPSには103カ国・地域1,280の金融機関が接続しており、年間の処理金額は80兆元にも及ぶ。(引用終わり)」
 これに中東も加われば「ユーラシア同盟」のようになり、新たな世界秩序を打ち立てられるかもしれません。
 サウジも人民元陣営に…
 これで中共は念願の世界通貨支配へ邁進することができ、金融・経済システムでも米国に完全勝利するかもしれません。

 
「「シベリアの力」は、2007年に「東方ガスプログラム」としてロシア・中国の間で正式に検討を始め、2014年に合意を見て建設が始まった。ルートは、ガスプロムがヤクーチア(サハ共和国)のチャヤンダ・ガス田(Chayanda Field)から東へスヴォボードヌイで南へブラゴベシチェンスク(アムール州州都)までの2,200キロメートルを建設して、そこからは中国石油天然気集団がアムール川を超えて中国東北部の黒龍江省黒河対岸へ達する。
…シベリアの力とは別に、アルタイ・ガス・パイプライン(英語版)、別名「シベリアの力2」が検討されている。これは初期の計画を変えて、2022年にはフィージビリティスタディで、ロシアのアルタイ共和国を通り、モンゴル国を経て、中国新疆ウイグル地区へ達して、そこで西気東輸ガスパイプラインへつなげるというものである。  (引用終わり)」
「ロシアは中国に高速増殖炉技術を提供する計画で、この合意により、北京は核兵器を大幅に増やし、優勢な世界の核兵器バランスを崩す可能性がある。
 ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席は、核兵器用のプルトニウム生産に最適化された高速増殖炉の開発を継続する長期合意を発表した。
 2022年12月、ロシアの国営ロスアトム原子力発電会社は25トンの高濃縮ウランを中国のCFR-600原子炉に移送し終えたが、この原子炉はアナリストによると年間50個の核弾頭を製造できる能力を持つ。
 米国防総省(DOD)当局者と米軍プランナーは、CFR-600は中国の核兵器を現在の400発から2035年までに1,500発に増強する上で重要だと評価している。
 米空軍長官は、50年のキャリアの中で、中国のこの動きほど「不穏な」ものは見たことがないと語っている。」
「 地政学アナリストが「中国は米国との外交的闘争に勝利している」と事実視する中、本レポートでは、NATOと欧州連合のメンバーであるスペインのペドロ・サンチェス首相が、ウクライナ紛争終結への協力を求めて中国を訪れる欧州指導者の長いリストに加わり、今日、欧州委員会委員長のウルスラ・フォン・デア・ライエン氏が宣言している: 「我々は、各国が競争し、協力し、利益を得ることができる制度やシステムを強化する必要がある。だからこそ、中国との外交的安定と開かれたコミュニケーションを確保することが極めて重要なのだ。
 マクロン仏大統領が中国訪問の準備を進める中、このレポートは続きます。フランスが米ドルを放棄する歴史的な動きをしたのと同時に、上海石油天然ガス取引所から6万5000トンの液化天然ガス(ロシアの天然ガスを含む)を、金の裏付けである中国元で購入しました、 また、南アフリカのナレディ・パンドール外相は、サウジアラビア、UAE、エジプト、アルゼンチン、メキシコ、ナイジェリアなどが、世界の過半数を占めるブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカからなる反米ドル世界貿易圏「BRICS」に参加することを希望していると発表した 」
「米国議会で行われた証言の中で、マーク・ミリー統合参謀本部議長が警告した: 「わが軍の能力的には、さまざまなタイプの偶発的な出来事に対して、多くの場所で戦うことができる。しかし、主要な大国の戦争による深刻な紛争について話している場合、現実的には、中国とロシアの両方を一緒にすることは非常に、非常に難しいことである」 (引用終わり)」
 2.グローバル勢力は米国を捨て、中共に乗り換えるのか?そして中共がすべてを乗っ取るのか?

 グローバル勢力は現在「手仕舞い中」のようで、経済・金融を大暴落させてさらに大儲け(カラ売り、底値買いなどで世界の富を完全に収奪)して、世界を大混乱に陥しいれ、それに乗じて強制的な手法で「グレートリセット(超監視社会=「神の民」の絶対支配の構築)」をしようと画策していると思います。
 しかし、米国では最近になり「ツイッターファイル」や「1月6日事件の監視カメラ映像公開」など様々なボロ(偽装謀略工作の暴露)が出てきて、トランプ等の民族派(共和党下院等含め)が反撃を仕掛けてきています。特にトランプが演説で「DSを全滅にしてやる」と叫んでいるのには、グローバル勢力にとっては背筋が凍る思いかもしれません。頼みの「大手マスコミ」の神通力が効かなくなり(米国の半数以上が信頼していない)、欧州でも市民の反乱が続いています。
 グローバル勢力は、もし今後も様々な暴露が続出して追い詰められるようになれば、米国を奈落の底に落として、中共を新たな宿主(世界支配の核)にしようと考えるかもしれません。グローバル勢力も中共も唯一恐れる勢力は米国を中心とした民族派(主にキリスト教の信者たち)だと思います。

 そのことと関連しているのか、中国参りが凄いことになっているようです。

   中共は4000年の世界最高の文化を築いてきたという自負心の基、「神の民」の思惑に乗っかるように見せかけて、それに乗じて「神の民」のシステムをすべて乗っ取り、自分たちの世界支配システムを構築する作戦を立てているかもしれません。あの孫子の国ですから…
 
 今後は「神の民」と「天の民(中華)」と「救世主の民(トランプ等のキリスト教徒)」との壮絶なバトルが展開されるかもしれません。
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