福島原発公害は、日本だけの問題ではないようです。福島原発からの放射性物質は多くが海側に流れ、日本にとっては「九死に一生」を得たようですが、その流れは西に西に流れ、米国西海岸まで至っているようです。
福島原発公害の放射性物質の大量放出・漏出は、いわば「放射能兵器」で攻撃されたのと同じことだと思います。そしてその余波は米国にも及びます
福島原発公害は日本にとって国家存亡の安全保障上の脅威・危機ですが、米国にとっても現在米国本土を襲う可能性がある最大の安全保障上の脅威だと思います。
昨年から警告されていますが、事態はますます悪化しているようです。
セシウム濃度は薄まっても、生物の食物連鎖による濃縮などの懸念があると思います。セシウム以外の核種の影響はどうなるのでしょうか?
米国は原子力戦略のため放射能の内部被曝の健康被害を隠蔽しているため、どんなに米国で被害が出ても、公式には日本に抗議はできない状況だと思います。
何か皮肉な感じがします。しかし被害が目に見えるようになれば(使用済み核燃料が漏出して放射能汚染濃度が高まれば)、米国市民は黙っていないと思います。それこそ国が内部被曝の隠蔽を続ければ、市民は銃を取って立ち上がり、内乱のようなことになる可能性もあるかもしれません。
米国も今、こう思っているのではないでしょうか?(私の妄想です)
《いくら内部被曝隠蔽を命じたからと言って、「原子力安全神話」に本当に染まって、規制当局も安全審査や災害対策をまったく考えていなかったとは、本当にクレイジーだ。
お前らは「安全保障」を本当に考えたことがあるのか?活断層が無数に走り、海溝型地震の巣の狭い国土(なおかつ人口密集地帯)に50基以上も原発を造り、その安全規制や災害対策も無いに等しい、事故が起こったらそのままってことがあるのか?
お前らは本当に「サル」か?「科学技術立国」などと言っていて、原発の安全規制をまったく考えられなかったのは、要するに合理的精神がまったくなかった、拝金教などの偶像崇拝思想にどっぷり染まっていたということか?
いい加減にしてくれよ、お前たちが放射能まみれになるは、自業自得だが、俺たちまで巻き込まないでほしい!
と言っても、漏れてしまえば防ぎようがない。こちらも覚悟(放射能兵器による攻撃と同じ体制)を決めないといけない。しかし、もし俺たちが放射能まみれになったら、ただでは済まないぞ!》
米国も日本で展開した原子力戦略が裏目に出て、それこそ自業自得になるかもしれません。日米や太平洋沿岸諸国も巻き込んだ「放射能戦争(防護対策)」はこれから始まるようです。各国も最悪の事態になったら、国の安全保障が脅かされます。
〔11/22追記 米国自身の使用済み核燃料による危機もとんでもないようです。農業情報研究所さんのサイト 『米国原発プールにぎゅう詰めの使用済み核燃料 アメリカ人に福島以上の脅威 米研究機関』を見ると、米国も放射能まみれになって、「この世の最期」になる危険性も十二分にありそうです。〕
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