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泡カラー(泡タイプの白髪染め)をお使いのモデルさんが
これまでに数名いらっしゃいますが
「いずれも毛髪状態は悪化しています」
アルカリカラーを毛髪にも揉み込むこと=良く染まる
=大きな毛髪ダメージ
既染部は暗くなり、艶はなくなる・・・
修正カラーをいっそう困難にしてしまう。
「髪は女の命」その命を削るのが「泡のヘアカラー」です。
モデルさんはTVのCMの影響で泡カラーを体験されました。
毛髪はパサツキ、既染部は暗くなってしまったということで
今回は明るく修正カラーです。
Before・・・After・・・
今回、初めてご紹介させて頂きます
「アミノアシッドパウダー」(AAP)です。PHは11~12
AAPは水に溶けません。
過酸化水素水6%OXにも溶けにくいのです。
AAPの溶剤としてはアルコール、またはアンモニアなど
液体アルカリが必要です。
このAAPはウェーブ剤、すべてのカラー剤に混合できます。
それぞれの1剤に対して10~50%までは混合可能です。
ヘアカラーのブリーチ力を助け、毛髪損傷を抑え、
艶、感触が向上します。
クリアカラー(脱色)の場合はライトナーに対して
同量(100%)まで混合可能です。
この場合、2剤の温度が低いと混ざりにくいため、
6%OXを40℃程度まで温めて使用してください。
このAAPは私が毎年、伺っているアメリカ、
サンディエゴにある会社より取り寄せています。
国産のAAPを数種類試してみましたがコストが
掛かりすぎて実用性に乏しいものでした。
理想的な効果が得られた「パウダー状」では
100g=2500円前後、
「液状」は300ml=6500円でした。
これではタップリ使うことが出来ません。
アメリカ産のAAPは国産のそれと同等以上の
結果でしたので、現在、輸入の手続き中です。
ではなぜ、AAPを使用するのでしょう・・・
それは出来るだけパウダーブリーチを使いたくないからです。
ライトナーやクリームブリーチは「強アンモニア」ですが
PBは「過硫酸ナトリウム」「過硫酸カリウム」
「過硫酸アンモン」など、強烈な酸化剤が配合されて
いますので爆発的に酸素を作り出します。
その「発生酸素」または「活性酸素」のパワーで
脱染料を行うのです。
それらは直接、大きな毛髪ダメージを意味します。
根元の明るい9レベルの部分以外にAAP+クリアカラーを塗布します。
その前に・・・毛先にABGel・・・
初回はPBを使わずにAAP+クリアカラーで様子を見て、
2回目にPBを加えるか否かを検討します。
結果は必要なし・・・
再度、同じ内容のAAP+クリアカラー塗布しました。
モデルさんは美意識が高く、1週間に一度のグレイカバーを
望んでいらっしゃいます。
自宅でお使い頂けるように「M'sカラートリートメント彩sai-LB」
をプレゼントさせて頂きました。
本日は講習会が21時スタートでしたので終電の関係で
カラトリは自然放置30分でしたが
白髪率30%で60~90分、50%以上は2時間以上
をお試し頂くようにしています。
この場合、満足度と放置タイム、頻度と立体的に
レクチャーの必要があります。
最後までご覧頂きありがとうございます。