こんばんは!今日の沖縄は最高気温も17℃、風が強く体感温度が10℃とスマホに表示されていました。北海道や東北の方々に申し訳ないほどの+な気温なのですが、慣れるとやっぱり寒く感じてしまうのです。
年が明けてからインディゴの刈り取り→製造工程で充実した日々です。一日があっという間ですね・・・。
さて、毎月、理美容業界向けのニュースレターを20年以上書き続けていますが、今回は2025年新年号をそのままご紹介します。
還暦を過ぎてマラソン3回目の挑戦でした。
フルマラソンは人生そのものです。
長文ですがご覧下さい。
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2025年
年頭に際しヘナ伝導師としての今年の決意と抱負を述べさせて頂きます。
今年も引き続き、インド産ヘナから国産ヘナへシフトを応援すると共に嘘が蔓延しているヘナ業界を洗濯する運動を起こします。
これは理美容師の正当な権利を守ることにも繋がります。どうぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
今や中国を抜き世界一の人口を抱えるインド
急激な人口増加や経済発展に伴いインドは車が急増、化学工場も増えたにも関わらず、インフラ整備が一向に進まず、公害、大気、環境汚染とにかく大変な事態に陥っています。首都デリー市内はマスクなしでは外にも出られません。
農作物の被害(重金属問題)有害物質とその問題解決に何ら打つ手もありません。
”国消国産”とは国民が消費するモノを国内で生産する。ということが定義付けられています。
【NAHAマラソンドキュメント】
2024.12.01日曜日沖縄の冬の風物詩
「太陽と海とジョガーの祭典」
第38回NAHAマラソンが行われました。
参加者数2万1438人が那覇市奥武山陸上競技場を9:00スタート結成30周年の「ガレッジセール」の2人が鐘を鳴らして一斉に走り出しました。予想最高気温23℃とありましたが、昨年と同様26℃まで気温がどんどん上がり、過酷なマラソンになりました。
今回は2大会連続で一緒だった友人のNさんに加え、弊社のS君も初参戦ということで私も気合い十分、農繁期が続き、練習もままならない状況でしたが、前回、前々回の反省からその対策を講じて今回に挑みました。フルマラソンは今回で7回目、しかし、還暦記念、昨年の61歳と、どうしても越えられない32km付近の脚のツリ、痙攣と激痛を何とかすべく取り組んだのが水分補給と塩分、鉄分摂取でした。
3ヶ月ほど前になりますがSNSにて知ったサントリーのグルコサミンサンプルを1ヶ月試したところ練習中の膝の痛みが無かったことから始まり、サプリメントで脚のツリ、痙攣を何とか抑えられるのではないか?と考えて色々調べてみました。夏の農作業を終えて数時間が経過すると決まって脚がツッてその激痛に悩まされた時期がありました。
そこでスポーツドリンクをしっかり摂る習慣をつけ何とか乗り切った経験があります。これは喉が渇いている渇いていないに関わらず水分、ミネラル補給は身体が欲していると気付いたのです。今回はたとえ32km付近で脚が痙攣し激痛が走っても42.195kmを絶対に完走するんだ!という堅い決心をして大会に挑みました。
痙攣と激痛が治るまでの時間はおよそ20分くらいであることからその後、小走りと徒歩でゴール出来るペース配分を考えプランを立てました。そのためには前半の21kmを2時間半とし。中間地点折り返しを11:30と目標を定めて第2チェックポイント通過制限時刻が14:10であるため、そこを何とか13:40に通過することができれば、あとは根性と精神力と意気込んでのスタートでした。
まあ、考えても人の歩く速さが時速4kmですから単純計算で10時間半、車で時速42kmのスピードで1時間走る距離を走るのですから‥トップ選手は本当に信じられないほどのスピードで駆け抜けゴールした頃に、まだ私などは半分にも達していませんから(笑)彼ら日頃のトレーニングは想像もできません。
今回は10月に入ってから1日おきに2〜3kmたまに4〜5kmを仕事が終わって21〜23時の間、たまに午前様の日もありました。出張先でも専用のシューズを携帯し走りましたが、それでも中長距離の練習はできていませんし、トータルでも80kmくらいしか練習していない、62才になったばかりの、ちょっと無謀ともいえる状態でした。
遅い時間は涼しくて気持ちがいいと感じることもありますが、ライトを付けて走っていると虫が寄って来るのと畑周辺を走るので道の中央をハブに警戒しながら走る。時には畑仕事、加工の仕事が終わらずに、「今日は練習の日」が正直言って、重荷となっていることもしばしばでした。
10月の上旬に久高島へ参拝行かせて頂き、ヘナと特に今回は新たなインディゴ工場建設と次への飛躍、ステップを踏み出すのと今回のフルマラソン完走を祈願し島での練習もさせて頂いたことが大きな後押しとなり、「イケる!」との自信に繋がりました。
いつも思うことは「フルマラソンは長い人生の縮図である」ということ1kmごとのチェックポイントがあり、10km、20km大きな節目があり、全体をどのようにして攻略するか、午後0時15分までに通過しなければ、強制的にリタイアとなる中間地点、糸満市摩文仁の平和祈念公園。
腕を組んで横一列に並び、人間の鎖を作って制限時間を超えたランナーの行く手を阻むのは、知念高校野球部のメンバー。徐々に閉じられていく中間地点をぎりぎりでランナーたちがぎりぎりで通り過ぎるのです。
時間ギリギリで通過して安堵の表情を浮かべながら歩を進めるジョガーがいる一方で、制限時間に間に合わずリタイアとなり呆然とする人の姿も見られ、明暗が分かれる。もう少し、手前で頑張っていたら、八重瀬の坂を歩かなければ‥などと後悔されたに違いありません。
無事に第1制限を通過したランナーたちは、次は34.3キロ地点の第2制限地点、那覇看護専門学校前を午後2時10分までに越えなければいけません。
私は前々回ともに、この看護学校前のチェックポイントを目の前にして脚の故障で断念しています。
そして最終の制限時間は3時15分。その時刻に奥武山運動公園の「鉄のゲート」が閉まるのです。
若さに任せて練習を怠ると完走出来ないのがフルマラソン、還暦すぎると日頃の農作業後でも脚がツル、指がツルは茶飯事ですから。
そんな思いを胸に9:00に走り出しました。ガレッジセールの2人を写メして周りの走るスピードに合わせて国際通りは1.6km、沿道にはビッシリ応援する大勢の人々の声援に励まされて、まだまだ序盤で皆んな意気揚々、余裕の表情で応じています。
右に曲がって通称「さんさんまる」国道330号線、3kmほど先には、いつもお世話になっている化粧品製造会社の社長が待ってくれていました。
次の楽しみポイントはYMCA、ここは毎回、ビレッジピープルのYMCAが流れていてジョガーは音楽に合わせてYMCAのポーズを決めるのです。スピーカーからは「無駄な体力を消耗させてごめんなさい!」と笑いを誘ってくれます。
そして、次は10km手前にある南風原町津嘉山にある我がヘナの師匠、仲里農園前で師匠が毎回、応援して下さいます。今回も栄養チャージを頂きました。隣には弊社社員のK子さんの姿もあり、元気をありがとう。
さあ、10km通過後、最初の難関、八重瀬町の坂、続いて糸満の坂を攻略します。「絶対にキツくても歩かない!」「大きく腕を振れば脚も出る走法」で中間地点のひめゆり公園を目指します。
ここまでで給水所通過のたびにしっかりと、この宮城島産の塩「ぬちまーす」、次の給水所ではサプリメントを入れて‥と繰り返して水分、ミネラル補給して暑さ対策、脚のツリ、痙攣を予防に努めました。
しかし、中間地点手前3km辺りで最初の違和感を左足首感じました軽いツリです。昨年と同じパターンを思い出してしまいました。まあ、「do one's best!」ただそれだけ。この軽い痙攣が数分毎にやって来る。
さあ、20kmを過ぎて足首が気にならなくなった頃に中間地点通過、周囲の応援がすごい凄い!目標に9分遅れの11:39、まずまずである。
さあ、ここからまたまた試練の糸満の海へと続く緩やかな坂、ここが道が狭くなるし、歩く人が増えて自分のペースで走るのが困難になる。気温も26℃を超えてきた大きく腕を前後に大きく力を込めて振ると自然に脚が前に出る走法で駆け抜ける。
この辺りで後方スタートだった社員S君に追い抜かれたようですが、お互いに気付かず仕舞いでした。
前方に青空に負けないほどの紺碧の海原が見えて来ると、漸くここまで来た感があり、これを過ぎると糸満ロータリーから名嘉地まで続く10kmの試練が待っている。
前半、道狭くなっている昔ながらの漁港街道から急に道が開けてきてショッピングモールやマクドナルドなどの賑やかな道を走る。
31kmポスト13:10分通過、目の前に翁長のサンエーが見えてきた。この先に鬼門ともいえる32km地点が待ち構えている。
昨年までは25〜30kmで定期的に軽い脚のツリがあったが、今回はそれが無い、左足首の軽いツリのみ、サプリ、補水が効いたのかな、と思いつつも警戒しながら32kmを通過していました。13:18分、
前回、倒れ込んだ場所を探しながら‥「あっ」ここだ。覚えがありました。無事に通過できて一路、第二チェックポイント通過地点である看護学校前を懸命に目指す。この辺りから左足首が本格的にツリ始め、大きな不安が頭を過りました。
軽くストレッチを繰り返しながらの小走り走法に成りつつも、ついに目標の第二チェックポイント(34.3km)を目標より7分遅れ13:47分通過することができました。さあここからの8kmが正念場です。
写メ撮る余裕なんかありません。とにかく脚、足首の状態と相談しながら大股で歩きながらのストレッチ、小走り、特に太腿がツッてしまえば15〜20分のタイムロスになり、その後、小走りさえできなくなる恐れがあるので無理は禁物、とにかく完走を目指す作戦です。同時に頭の中では残り8kmを制限時間で割ると1km/10分、これはあらかじめ目標としていた第二チェックポイント通過13:40の場合で1km/11分と考えていたので、すぐに計算ができました。「よし、何とか行けそうだ。」
しかし、足首のツリは治る気配がありません。今回は過去とは大きく違い、その意気込みは「何が何でも這いつくばっても完走する」でした。40km過ぎ、脚の感覚が薄れていくのを感じる。左足首のツリで痛みが出てきて、ここで太腿がツッったら終わり‥そんなことをついつい考えてしますのです。
歩いていると沿道にワンちゃんが見えました。マメ柴です。そばに寄って「触ってもいいですか?」と声を掛けたら、人懐っこい豆柴ちゃんでとても癒されました。「もう少しです。頑張って下さい。」と声を掛けられ、小走り走法、沿道の応援が心強い、子供達が手を出してくれてハイタッチ、グータッチ、これがパワーを貰えることにフルマラソン7回目にしてようやく気付くことができた。
41km過ぎ、気付けば歩いている人が多く、「もう大丈夫、歩いても間に合う!」と女性の声が聞こえた。それでも私は脚に爆弾を抱えているから、ペースを変える訳にはいかない。
この辺りから小走り100歩、ストレッチ歩き100歩、ずっと、いち、にい、さ〜ん、し〜い、と声を出しながら歩数を数えてゴールを目指していました。精神が肉体を超えた感じがしましたよ。
ゴールまで500mの地点を通過した頃、「何とか行けそう。」が確信に変わりました。やがて大きく左に折れると奥武山陸上競技場に入りました。あと、トラック4分の3周、これまでの練習、いろいろな思いが込み上げてきて自然と涙が流れ頬を伝っていました。そうして、ついに62歳で42.195kmを完走する悲願達成の瞬間を迎えました。
社員S君も余裕のゴールイン・・・素晴らしい!
前半では今年の始めからの出来事を振り返り、中間過ぎてしばらくは今、建設中のインディゴファクトリーから来年へ向けてのことを考えて走っていました。そうすると、気が付けば2〜3km走っているのです。それも足首のツリが始まるまでのこと。
今回は「這いつくばってもゴールを目指す。」という信念を持って挑んだこと、大きな目標達成で今後の人生にとって大きな糧を得ることができました。
人は誰でも歳を重ねると身体のあちこちに不具合が出る。
老いは止められない。でも、心と精神は違う。
信念を持って挑めば何でもできる。
大切なことは成長し続けることだと思う。
応援して下さった沿道のみなさんに感謝すると共に丈夫な身体に産んでくれた今は亡き両親とご先祖様DNAに有り難う。
ブログは日記でもある、10年後に読み返したい。辛いとき、苦しいときにフルマラソンを思い出す。それが底辺となる。
今日もご覧頂きましてありがとうございました。

“インド産ヘナから国産ヘナへ”
ヘナに関わって27年、まさか55歳からヘナ畑をやるなんて思ってもみなかった。
インド産ヘナだけを輸入してた22年間は、ヘナ伝導師と名乗ってはいても
ヘナことは半分も理解してなっかた気がする。
それまでは人前で偉そうにヘナの話をしてはいるものの、
その内容は、ほんと薄っぺらいものでしかなかった。
沖縄に来てそう思う。
だって、輸入するだけ、全ては書類、手続き、支払い、
全ては担当者任せ、自分では何にもしてない。
そりゃ、コロナ前までは理美容師さん連れて
毎年、インドヘナ刈り取りツアーに行ってたけど、
ヘナ栽培や製造に直接関わってるわけでもなかったし‥
でもね、インドへ行く度に、いつも思うこと、
考えさせられることが沢山あった。
もっとこうすれば良いのに・・・
温度、湿度管理の徹底、粉塵の処理、
衛生的な問題‥
そしてインドの大気汚染、ゴミの山から汚水が地下水へ流れての土壌汚染、
インドの河川はどこも臭い、ドブ川、聖なるガンジス川も然りだ。
スピリチュアルは言わないことにしてる。
分けて考えることにしてるから‥
インドで溜まったモヤモヤな鬱憤を今、実現してる。
結果、【求める理想のヘナは自分で作るしかなかった。】
今は、沖縄県うるま市で真っ黒になりながら汗水流して
苗作りから畑作り、栽培、刈り取り、乾燥からパウダー製造、
そしてヘナ伝導師‥全てを一貫してやってる。
だからヘナに関しては誰にも負けないとの自負も目力も備わった。
より良いヘナを求めている皆さんの手の代わりになったつもりで
老骨に鞭打って励んでる。
国産ヘナ、沖縄産ヘナもたくさんの種類が販売されているけど
それらのヘナと「美らヘナ」は大きく違う。
これまで国産、外国産を問わずヘナを使ってるすべてのヘナ愛好者さんにこそ、
是非、試してその違いを感じて貰いたい逸品。
「なぜ、今、ヘナが注目されているのか‥」 それは健康です。
“ヘナは5つ健康のため‥”
①髪、②頭皮、③身体、④心、⑤地球 5つの健康。
豆腐も納豆も大好きだけどやっぱり国産大豆使用しか選ばない。
それは安心安全だから、日本人には日本の土壌で
日本人が作るものが一番合ってるに決まってる。
日本人のコダワリは世界一なんだ。
私は61歳、健康年齢もあと19年くらい保ってくれれば、なんて思ってる。
私の使命は沖縄産のヘナを全国津々浦々まで伝えること、天命だと思っている。
私は、外国産ヘナ、国産ヘナ、メーカーを問わず応援している。
先ずはヘナの本当の意味、素晴らしさを多くの方へ伝え、
ヘアカラーからヘナにシフトして頂くこと、
ヘナの底上げに全力を注ぎたい。
ヘナの使い方なら誰にも負けない自信がある。だって、簡単、簡単・・・
周囲から「綺麗ね!」「素敵ね!」って言われる綺麗なヘナ髪にするだけだから。
毎週ヘナは老若男女、白髪率を問わず、誰でも綺麗になれる。
最期までお読み頂きありがとうございます。
ご注文はビューティーサプライ エムテック