
感動しました。
このリングは、書籍などの写真で見たことが
あり、実物を手にとって見る機会を楽しみに
していたものですが、手に取った瞬間に
何かの「想い」がこみ上げてきました。
2日間、それが何だか分からず。
そして、今朝「私たちは生き続けている」
という感覚だったことに気づきました。
このルビーリングを着けて結婚したおふたりは、
800年前ですので、今は天国です。
でも、このルビーを見て、同じ美しさを感じる
私は、ひょっとするとこのお二人と関係がある
のかも知れないのです。
直接は関係ないかも知れませんが、
このおふたりの様に、愛する二人がつながって、
懸命に生きて、育ててくれなければ。。。
かつての「おふたり」が私たちにつながって
いるのです。
結婚指輪という具体的な「かたち」となって
残っていることで、それを具体的に感じられ
ました。
フェデリングと呼ばれる(フェデとは忠実を
意味するイタリア語)手をつないだモチーフ
のフープにアブミ型と呼ばれる上部が尖った
スタイルにルビーがセットされています。
ルビーは、現ミャンマーのモゴック鉱山から
産出したと思われる、アパタイトと思われる
結晶と、シルクインクルージョンと呼ばれる
細かい針状結晶がクラウド状に確認でき
ました。
橋本コレクションですが、拝見するチャンスを頂いた
宝官さま、末永さま、
ありがとうございました。
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