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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

妻女山展望台から善光寺平の冬景色(妻女山里山通信)

2017-12-29 | アウトドア・ネイチャーフォト
 慌ただしい師走の一日。買い物ついでに妻女山(戦国時代は赤坂山)展望台へ立ち寄りました。

 展望台から北の飯縄山(右)と戸隠連峰(左)。27日に降った雪は、善光寺平南部で10センチほど積もりましたが、翌日は晴れたので幹線道路の雪はほぼ消えました。ただ集落の中や林道にはけっこう残っています。雪かきの前に通勤の車が出ていくので、轍に圧雪が残り凍結しています。

 東方の松代とその向こうの東条にそびえる奇妙山。もちろん拙書でもその名前の由来や歴史を紹介しています。奥の根子岳と四阿山は雪雲の中。

 西方の茶臼山。右奥に虫倉山。北アルプスは雲の中。長野自動車道で大きな事故がありましたが、雪が降っていて積雪もあったそうで、時速は50キロ以下に制限されていたはずです。積雪があったら普通の信州人は、一般道は車間を開けて40キロ以下で走ります。ツルンツルンに凍結していたら30キロ以下。たいてい事故をおこすのは県外車ですね。スタッドレスは万能ではありません。ご注意を。それから長野県の条例では、車の上に厚く雪を載せて走るのは違反です。雪が滑り落ちて後続車が事故ったら間違いなく責任を問われます。急ブレーキをかけた場合はフロントグラスに雪が落ちて視界ゼロになります。車用の雪かきと融雪スプレーは必須アイテムです。ウィンドウ・シャワー液はマイナス30以下対応のものを。
 信州にお出かけの際は、長野国道事務所のサイト高速道路はドラぷらで確実な情報を収集してください。

 北北東の眺め。ホワイトリングとエムウェーブの右奥にそびえるのは、拙書でも紹介の地元ではたかやしろと親しまれる高社山。この山を境に南北で気候ががらっと変わります。山の向こうは飯山など日本有数の豪雪地帯です。
 では、良いお年をお迎えください。

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。長野県シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。


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