モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

新蕎麦を食べに、ちょいと深大寺まで

2006-11-05 | アウトドア・ネイチャーフォト
木曜日の朝日新聞東京版、武蔵野版に連れの水彩画の記事が載りました。取材地は武蔵野の古刹、深大寺。そこで昼に食べた新蕎麦が美味かったという話を聞いて、「いいな、いいな、ボクも食べたい~!」と次男が言うので、そうだなと彼の午前中のサッカーの練習が終わるのを待って、出かけることにしました。

深大寺ぐらいだと歩いてしまうわが家ですが、帰ってきたのが12時近くなので、自転車で行くことにしました。練習でお腹がペコペコの彼のことを考えて、行きは最短コースで。お店は神代植物公園の南門前にある「松葉茶屋」。隣りにある「玉乃屋」も贔屓の店なんですが、今回はこちらで。

ちょうど植物公園では、「秋のバラフェスタ」の最中で、大賑わい。両店共にほぼ満員でした。さすがに武蔵野の紅葉はまだまだで、なんじゃもんじゃも青々としていましたが、全体としては色付き始めたというところでしょうか。この辺りの見頃は、11月の下旬から12月の上旬です。

お腹をすかせた次男の注文は、大盛り。まあ信州の標準から見ると並におまけがついた程度ですが、新蕎麦の風味は充分に味わえました。ちょっとつゆがねかせきれてなく角がたっているのが気になりましたが、少しつけて食べればそれも気にならず、充分に堪能できました。蕎麦湯も飲みきってごちそうさま。
できれば深大寺は、平日の人出があまり多くない時に来て、ゆっくりと蕎麦味噌なんぞでお酒を飲みながら蕎麦を待つなんてのがいいのでしょうが…。

それより、「松葉茶屋」と「玉乃屋」の小径を通ってペット霊園へ車が入ってくるのですが、人出が多い日は非常に危ないわけで、今回ももうちょっとで事故になる場面を目撃しました。あれはなんとかして欲しいですね。東京では浅草寺に次いで古い寺であり、武蔵野の中心でもあるわけですから、おごらず下世話にならずに風情と格式を保って欲しいものです。

大盛りを食べたのに、息子はまだ足りない様子。そこで坂を下り「一休庵」へ。蕎麦団子、みたらしと胡麻あんを1本ずついただきました。やっと満足した様子でお参りして帰宅。途中「野草園」を抜けると、ちょうどキバナコスモスが満開。ヤマトシジミが舞っていました。カニ山の横を下り休耕田の横を通ると、1匹の猫が畑のど真ん中で気持ちよさそうに脱糞して去っていきました。

野川は、いつもより水が多く、先日の大雨で増水して岸辺が水についたせいか、まるで初夏のように青草が艶々と輝いていました。なんじゃもんじゃが色づいた頃、また来たいねと話しながら帰ると、途中で次男の元同級生の女の子がお母さんと自転車ですれ違いました。深大寺へ向かうのかなと話しながら私達は帰路についたのでした。

追記:深大寺の去年の紅葉は、こんな感じでした。
コメント (4)
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