球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

Water me

2007-06-28 | 技術
今日は、大きな瞳が何歳になっても可愛い菅野美穂主演?のドラマの最終回でした。
とても暗い話なんだけど、今日のタイトルに載せた
Bonnie Pinkの歌が良すぎることも手伝って、いつの間にか見てました。
(今日の振りは、歌の話がしたいがためにチョイスしました。)

良すぎる、というのは
・ドラマの雰囲気にえらく合っている(ドラマのために書き下ろした…と言われても信用できる)
・Bonnie Pinkってこんな歌が書けるんだ…という意外性
という2点、かな。特に第1項。
歌単独ではわかりませんが、ドラマの主題歌になることで
ここまで相乗効果がある例は珍しいように思えます。

歌詞を書くとJASRACさんに抹殺されそうですが、
歌いだしだけ歌詞を拾ってみると

"小さな 嘘で世界が
振り向くのなら 嘘つきになろう
あなたに 書いた手紙で
泣いてくれるなら
何万通も書こう
あること無いこと 書こう"

といった感じの、いい年した男(女)が口にしたら
節介好きの人に説教をされること間違いなしの歌詞です。

やや自暴自棄で、現状を何とかしたいがどうしていいかわからず、
思いだけは(爪を立てたら割れそうなくらい)強く、乾燥した、緊張しきった子供の心。

題名のWater meと言うのは、『私の渇きを癒して』ということになります。
暗く、求めて求め続け苦しむ歌のように聞こえますが、
それでも諦めず前を向きたいという気持ちも込められているのを感じます。
子供(中学生とか)が考え抜いて自分の出せるものの最大値を歌にした感じ。

なんか好きなんだ、こういうの。


聴きたければここで。
コメント
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