球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

エヴァの横顔

2007-06-20 | オケと音楽
※今日はチェロの弦の話。

社会人になって、少しお金に余裕もできた。
(でも、増やさないと札束にはならない。)
というわけで、いつ替えたか憶えていない弦を替えようかなという気が起こっている。

善は急げ。
ボーナスの貯金額は決めているので、それ以外は使う。
…というわけで、あまり見たことがない弦を購入することに決める。チェロでは新作の弦だそう。

価格を見ると(特にVnの人は)ふざけた価格に思われるかもしれないが、
同じくPirastro社のPermanentやObligato、Oliveと同程度の価格帯であり、
格別に高いわけではない。

しかし、選ぶ側としてはここで挙げた3種、明確な違いがあるため
"なんとなく"で購入はできない。

Permanentはスチール弦、Obligatoはナイロンガット弦、Oliveはガット弦。
素材が違う。
(ちなみに今回購入したEvah Pirazziはスチール弦だ。)

簡単に特徴を述べると
スチール------ナイロンガット------ガット
硬い ←---------------------→ 柔らかい
である。

スチール弦は硬いゆえに張力が強く、押さえるのに指が痛くなりやすい。
音は大きく、硬い音が出る。反応は、鈍い傾向。
伸びにくく、チューニングに苦労しない。
楽器ケースを開けたら弦が切れていた…という事態になりにくい。
維持費がかからない。
(貧乏学生の定番、G線とC線のスピロコア。)

ガット弦はその反対。

…ということ。
切れやすく扱いが難しいガット弦に手を出すのは怖いため、
(高価で切れやすいことを承知で、わざわざ使うアマチュアを僕は知らない。)
そういう意味では守りに入っている。

本当はObligatoにしようと思っていたんだけど…
高校時代にSYNOXA(ナイロンガット弦)を張っていたことがある。
その弦は毎日伸び続けてある朝ケースを開けたら切れていたことがあり、
以来スチール弦以外の弦を使うのはどうも恐ろしくて気が進まないのでした。

なぜか"ですます調"が混じってしまった。
さておき、新しい弦の力をとくと見せてもらおう。

コメント (3)
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