球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

役に立たない日記帳

2007-06-22 | 技術
今日は、とあるきっかけからチェロを買った日近辺の日記を読み返そうと思い
2001年(僕が大学2年のとき)の日記帳を取り出してみる。

しかし、買った日近辺の日記が全然書いてなくて、がっかり。
"ハードケースはやっぱり重い"だって。
楽器がどう鳴っているとか、弓の使い心地がどうで嬉しいだとか思わなかったのか当時の俺は。
それが知りたくて2007年の僕が読み返すかもしれないとか、思ってないか…

今読み返すと非常につまらなくてびっくりする。
基本的に愚痴で構成されていて、当時としては心の叫びであったに違いないことなんだけど、
書いた本人が読んでいて共感できなくなっているのがびっくりだった。

言葉では立派なことを書いているんだけど、
そのときそのときを楽しく過ごすという
人が生きるために結構重要なことを選択的に蔑ろにしている感じで。


多分今愚痴のような内容を書けば、数年後にはつまらない日記だと思う、
ということなんだろうね。

何が言いたいのかと言えば、
折角こうやって何かを書いたりするならば、楽しい気持ちとか、
嬉しい気持ちとか、ある程度書き残しておいていいのではないかということ。

個人の日記レベルで言えばの話だけど、
楽しい気持ちを手繰るために日記帳を手繰ることはありうる。

実際的な意味で役に立たなかった2001年の日記帳は、そんなことを教えてくれた。
コメント
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