球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

帯に短く襷に長いマネーゲーム

2005-11-25 | 技術
研究室で一日を過ごすと革命的な言葉が思いつかないということは、
社会人になって会社で一日を過ごしてみたところで、革命的な日本語が浮かぶとも思えない。
書きながら頭の整理さえできないようでは困ってしまう。
もっとも、変化のない日常の中から何か見つけ出してこその探求者ではないか、つまらん…



今日は、ちょっとした理由があって近所のデパートの1~3階を徘徊した。
わざとわかりにくく書くけど、わかりにくく書くことにも当然理由はある。

普段僕は足を踏み入れない地域。豪華さと安っぽさ、
親近感とハナからの拒絶がグロテスクに同居する地域。
そして、今日が終わったら顔を合わせることもないだろうと断言できる世界のサンプルの数々。

なぜこんなものを買ってまで人は…と思わせるものか
なぜ人はここまでして…と思わせるものの二択にかなり近いのが難しい。
僕のことを考えてはくれないのか。 …くれないんだろうな。

店員さんに訊いてみたくなる。
「あなたはなんだって、こういうものを売っているんですかね?」
「50%OFFが聞いて呆れますよ、そりゃ50%だって引けるでしょう。でも、そこで『お得』感を出そうったって、そうはいきませんよ。」
の二択にかなり近い展開。笑ってしまう。

物事は中庸が大切、なんて奥義を僕はアリスとテレスから学んだ。
来年以降この中庸の考え方も変容を遂げていくことはおそらく間違いはないと思われるが、
少なくも、ウインドウを眺めて苛ついた分だけは僕の選球眼も養われたというわけだ。
めでたしめでたし。





コメント
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